シンプルライフに少しの遊び心を。kozueさん流「持ちすぎない暮らし」の色の沿え方
「持ちすぎない暮らし」のための便利なアイテムたち
kozueさんが「持ちすぎない暮らし」で使っている日々の便利なアイテムを教えていただいた。
「おすすめしたいのは、無印のコの字の家具です。これは現在和室(娘さんのいるお部屋)のテーブルに使用しています。いつもはMacで作業することに使っていますが、お客さんがきたときはダイニングテーブルにくっつけてテーブルとして使ったり、娘が大きくなったら机としても使いたいと思っています」(kozueさん)
さらに、kozueさん宅は洋室と和室が組み合わさったお家。しかし、テイストの違う2つのお部屋でもその中に使うアイテムのテイストを揃えることによって統一感を生んでいる。
kozueさんのお部屋はテレビボードやリビングテーブルをナチュラルな木目調で合わせることで、洋室と和室の統一感を持たせているそう。
「ベビーベッドはイケアで購入しました。夜中の授乳などお世話のことを考え、大人と同じベッドで添い寝でも良いのかなと悩んでいました」(kozueさん)
しかし決めてはベッドの高さだったという。
「自分たちが寝ているベッドの高さとぴったりで、ベビーベッドをくっつけて寝ることができました。ベッド下の収納がないので埃も溜まらず、デザインがシンプルなところも気に入っています」(kozueさん)
シンプルだからこそ引き立つkozueさんのお部屋の遊び心
「持ちすぎない暮らし」のポイントである遊び心。シンプルな中にどのように色を添えるのか、kozueさんのお部屋の中のこだわりについて伺った。
「置物などではなくてお部屋の中に生花やドライフラワーなどをおくようにしています。よく祖母の家からお花をもらってちょっとしたところに飾っています」(kozueさん)
今回訪ねた際、kozueさんのお部屋には紫陽花がひと房かざってあった。とても簡潔な飾り。しかし、モノがすくないことによって、この1輪が非常にひきたっていた。
また生花を置くことは意外なメリットもあるそう。
「置物などではないので、枯れてしまうと次のものに差し替えることができます。なので模様替えにもなるし、捨てられないということもないので気に入っています」(kozueさん)
まずは手放してみる。それが「持ちすぎない暮らし」の第一歩
最後に「持ち過ぎないくらし」を送る上での始めの一歩を教えてもらった。
「まずは手放してみることです。好きだったお洋服を手放してみることで本当に自分がお金を使いべきところがわかった私のような経験を感じて欲しいです。モノを買ってしまう人は何か変化をもっているはず。手放してみるという経験からも今までの自分とは変わる経験になります。そしてそのときの快感を味わって欲しいですね」(kozueさん)
誰でもモノを買うときは「~になりたい」という願望や「これを持った自分」という変化の欲望が少なからずあるはずだ。
しかし、モノを増やすだけではなくて、反対にモノを減らすことによる変化もある。今一度自分たちの生活を見直し、身の回りのものを吟味し手放してみることによってみえる価値もあるのかもしれない。
kozueさん流の「持ちすぎないくらし」、あなたも取り入れてみてはいかが。
文=伊藤瑞恵
写真=編集部