内見できない?!賃貸情報サイトにある「居住中」など退去予定の物件を借りるときの注意点と対処法
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賃貸情報サイトにある「居住中」の物件とは?

賃貸情報サイトの中に「居住中」と記載された物件がある。「人が住んでいるのに、何で入居者を募集しているのか?」と疑問に感じたことはないだろうか。
そこで今回は「居住中」の賃貸物件について、借りるときの注意点をふまえながら解説していく。
「居住中」の物件は退去が決まっている物件のこと
「居住中」とは、現在の入居者の退去が決まっている賃貸物件のことを指す。
これは主に大家さん側の事情によるものだ。賃貸物件は通常1ヶ月前に退去予告をするので、次の入居者の募集から入居に至るまで1ヶ月後以上も空くことになる。場合によっては数ヶ月もの期間が空き、その間の家賃収入がなくなってしまう。
なるべく空白期間をなくしたい大家さんの意向もあり、退去が決まった時点で賃貸情報サイトに掲載しているというわけだ。
賃貸情報に掲載されている物件の種類
一般的に賃貸情報に掲載されている物件の種類は以下の3つだ。
・前の住人の退去日が決まっている
・退去はしているがクリーニングが終わっていない
・クリーニングも終わり退去が完了している
クリーニングが終わっていない状態でも、内見ができる場合がある。しかし大家さんとしては、きれいな部屋を見てもらいたいもの。物件によって異なるため、事前に内見の可否については確認が必要だ。
「居住中」の物件は基本的に内見ができない
「居住中」の物件は、退去日が決まっているものの、住人がいる状態のため内見ができない。
不動産会社から現在の入居者に内見が可能かを聞いてもらうことはできても、ほとんどの場合で断られてしまう。
「居住中」でも内見をさせてもらえるときがある
内見が基本的にできない「居住中」の物件だが、現在の入居者が内見を承諾することもある。
その場合は勝手にクローゼットや棚を開けたり、関係のない場所を見たりせず、静かに内見させてもらう。
現在の入居者にとっては、プライベート空間を他人に見せている状態になるので、マナーをわきまえて失礼のないようにしよう。
「居住中」の物件が内見できないときの対処法
基本的に内見ができない「居住中」の賃貸物件だが、一度も部屋を見ずに契約をするのは不本意だと思うだろう。その場合はどのような方法で部屋のことを知ればいいのだろうか。
内見ができないときの対処法は以下の3つである。
・間取り図から情報を引き出す
・設備や間取りが似た部屋を見せてもらう
・現地に行き外観から情報を得る
それぞれひとつずつ見ていこう。
【対処法1】間取り図からできるだけ多くの情報を引き出す
まずは、間取り図からできるだけ多くの情報を引き出す対処法だ。
実際に内見ができない場合は、賃貸物件の間取り図から情報を得ることになる。洗面所やキッチンの位置、帖数といった基本的なことはもちろん、扉の向きや窓の種類も確認しておこう。
しかし日当たりや防音性、家具家電の搬入経路となる玄関の広さなど、間取り図だけではわからない部分も出てくるだろう。不動産会社の担当者にどのような物件であるかをしっかりと確認し、多くの情報を引き出すことが大切だ。
【対処法2】設備や間取りの似ている部屋を見せてもらう
2つ目の対処法は、実際の部屋に似た物件を見せてもらうことだ。
実際の部屋を見ることができなくても、設備や間取りが似ていれば生活のイメージがつきやすい。
同じ建物の違う部屋に空きがあれば、そこを見せてもらうように相談してみよう。間取り図だけではわからない部分も、自分の目で確かめることができる。部屋の廊下や玄関の幅も確認できるので、引越しの際に家具が入らなかったという失敗も少ない。
実際の部屋とは異なるため、日当たりや隣人の情報までは得られないが、防音性や部屋の設備がわかるだけでも大きな情報となる。また、共用部分にゴミや私物が置かれていないか、セキュリティに問題はないかどうかも確かめられるため、入居跡に部屋以外の部分で後悔することも少なくなる。
【対処法3】現地に行き外観から得られる情報を確認する
3つ目の対処法は、現地に行ってみて外観から確認することだ。
同じ建物の部屋に空きがなく内見ができない場合には、現地に行くだけでも多くの情報が得られる。
ゴミ捨て場や自転車置き場などの共用部分はもちろん、ベランダや外壁部分なども確認しておきたい。特にゴミ捨て場は住人のマナーと管理体制が反映されている。ゴミが散乱して清掃が行き届いていない賃貸物件には注意しよう。
また最寄り駅までの距離、スーパーや病院の場所といった周辺環境も確認できる。部屋が気に入っても駅から遠く離れていたり、坂が多かったりと思わぬデメリットが見つかるかもしれない。
居住中の物件を予約する「先行申し込み」とは?

「居住中」の賃貸物件は、物件の予約をする「先行申し込み」がある。内見を後にして、先に入居の手続きを済ませる方法だ。
人気の物件や以前から気になっていた物件だった、たくさんの物件を見て回る時間がないという人にとっては有効的な手段ともいえる。
ここからは、「先行申し込み」の流れや、メリット・デメリットをお伝えしていく。
先行申し込みの流れとは
通常は、【内見】→入居申し込み→審査→契約→入居ような流れで入居に至る。
対して「先行申し込み」は、入居申し込み→審査→【内見】→契約→入居の流れとなり、このように、内見の順番が異なる。
先行申し込みのメリット
基本の流れがわかったところで、次に先行申し込みのメリットについてお伝えしよう。先行申し込みをすると、優先的に内見ができる。
通常の申し込みをした人よりも早く内見ができるため、ほかの人が先に契約をするといったリスクも少なくなる。もちろん、物件に問題があればキャンセルも可能だ。
また、すでに申し込みと審査が終わっているので、部屋に問題がなければ契約までスムーズなのもメリットである。
先行申し込みのデメリット
先行申し込みは、確実な入居が保証されるわけではない。前述の通り、優先的に内見ができる点がメリットとお伝えしたが、自分よりも早く先行申し込みをしていた人が契約をした場合には入居ができない。もちろん、内見を待たずに先に契約をする人がいた場合も同様である。
また、複数の物件での先行申し込みはできないと思っておこう。大きな問題点がない限り契約することが前提なので、キャンセルをした場合は悪い印象を与えかねない。先行申し込みをする場合は1件に留めよう。
居住中の物件を予約する「先行契約」とは?
「先行申し込み」と異なり、「先行契約」は部屋を見ることなく契約をすることだ。「先行契約」は急な引越しや、気になっていた物件に必ず入居したいという人にとっては、すぐに部屋が決まるうれしい仕組みだ。
「先行契約」について、メリット・デメリットなど詳しくお伝えしていこう。
先行契約の流れとは
「先行契約」の流れは、審査→契約→入居のように進んでいく。このように、部屋を見ることなく審査を経て契約をするだけだ。
先行契約のメリット
先行契約のメリットは、ほかの人に物件を先に取られないことだ。審査を経ていきなり契約に至るため、急な引越しや仕事の都合で賃貸物件を見に行けない人にとっては大きなメリットになるだろう。
先行契約のデメリット
先行契約は、内見ができない点が大きなデメリットとなる。
「居住中」の時点で内見をすることもなく契約に至るため、入居してから思っていた部屋と違ったり、周辺環境が合わなかったりと問題点が出てくる可能性が多い。
また、すでに契約をしているため、キャンセルができない。どうしてもキャンセルしたいときには、違約金を支払わなければならないケースもある。
先行契約をする際には、不動産会社に写真や動画を送ってもらったり、インターネットで周辺環境を調べたりと、できるだけ情報収集をしてから決めよう。
居住中の物件は事前準備が大切!慎重に契約しよう!
住人がいるため内見ができないことも多いが、似たような部屋を見せてもらったり、現地に行って物件周辺を見て回ったりするだけでも、生活のイメージがしやすい。
気になっていた物件が空いたからとすぐに契約せず、事前にしっかりと準備をすることが大切だ。慎重に契約をして、問題なく一人暮らしをスタートさせよう。








