ミニマリストが伝授！物を増やさず、節約するシンプルな二人暮らしのコツ

二人暮らしで物を増やさないコツ

物を増やさないコツ①.自分たちの持ち物をきちんと把握する

「余計なものを増やさないためには、まずは自分たちの持ち物をきちんと把握することが大切。使わないものは置いておいても仕方ないので、思い切って処分しましょう。よくあるのが、引越してからダンボールを開けずにほったらかしてしまうパターン。思い出の品など、捨てたくない物を入れている場合でも、とにかくきちんと開けて中身を把握しておきましょう。意外と使えそうなものが出てきたりすることもありますよ」（三吉先生）

ちなみに、三吉先生宅では“持ち物を把握する”ひとつの手段として、ホワイトボードで消耗品の在庫チェックをしている。これで、ついつい買いすぎてしまったり、反対に「もうないじゃん！」と慌てる心配もない！

物を増やさないコツ②.片付けは一気にやらない

「片付けを一気にやろうとするとかなりのエネルギーが必要ですし、疲れます。それで『片付けは面倒なもの』というイメージが染み付いてしまっては、また次に片付けをする気が起こらなくなってしまいますよね。それではどんどん物が増えてしまうので、片付けは『習慣化』して『一気にやろうとしない』ことが大切です。定期的に片付けていれば、『あと◯ヶ月使わなかったらこれは捨てよう』などの期限も決めやすくなり、物を手放すのも楽になります」（三吉先生）

習慣化におすすめな片付けのタイミング

・来客時…家に誰か来る日は、普段部屋が散らかりがちな人でも「きれいにしておかなきゃ」とある程度は片付けるはず。片付けをなかなか習慣化できない人は、定期的に友達を招くのもひとつの手かもしれない。

・ゴミの日…ゴミの日に合わせて片付ければ、仕分けた物を部屋に置いておく期間も必要なくすぐに部屋をすっきりさせられる。燃やせないゴミや衣類など、回収日が少ないものはゴミの日に合わせるのがおすすめ。

・衣替え時…衣類の片付けにおすすめなのが衣替えのタイミング。衣替えそのものが、自分が持っている服を把握する機会にもなる。シーズン関係なく服をしまっているという人も、意識的に収納位置を変えるなど衣替えをしてみると片付けやすくなるかもしれない。

・物を買う時…新たに何かを買うときは、そのぶん物を減らすよう意識するのが◎。ちなみに、本が好きだという三吉先生は、古本屋さんに本を買いに行く際に読まなくなった本を何冊か持って行き、同時に売るようにしているそう。

物を増やさないコツ③.共用アイテムを上手に使う

「お互いにファッションの好みが似ている場合は、服やアクセサリーを共用するのも物を増やさないためのひとつの方法です」（三吉先生）

物が少ない二人暮らしでストレスフリーに！

散らかった部屋で過ごしていると、生活動線が悪くなったり、探し物が増えたり……気づかないうちにストレスの種が降り積もってしまう。ぜひ、今回三吉先生に教わったポイントを参考に、常にすっきりと片付いた部屋を実現して、快適な生活を送ってみて！

ストレスから開放されて気持ちに余裕が生まれたら、円満な二人暮らしにもつながるはず！

教えてくれたのは？

三吉まゆみ先生

インスタグラムや生活情報メディアで注目の、ミニマリスト兼整理収納アドバイザー。整理収納サービスや整理術に関するワークショップなどを行う。Instagram:＠miyo_344

文・写真＝笹沼杏佳

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