2人の生活にちょうどいいを作る。DIYを通して見える二人暮らしの手作り団地生活
このページの目次 [表示]
DIYでわかった2人の可変式なちょうどいい生活
ただ、DIYとは非常に手間がかかるものだ。今時特段にこだわりを見せなければ、安価な家具も手に入るのに、なぜ手作りでものを作るのだろうか。
「僕たちが住んでいるのは賃貸で、大きく手を入れられないからこそ、部屋を自分たちの暮らしにフィットさせるためにDIYでチューニングしています」(山形さん)
おふたりはとても忙しく、帰ってくるのは日付をまたぐこともしばしば。お家で過ごすのは1日のうちの限られた時間。そんなときにお気に入りの空間で過ごしたいという思いもあるそう。
「引っ越すときに持っていかない家具は、なるべくDIYでつくることに決めているんです。棚とかテーブルとか。その家にぴったりサイズだからこそ、自分たちが使いやすいし、自分たちの暮らしにフィットする。5年後とか10年後とか、どこでどうやって暮らしているかなんてわからないじゃないですか。」(西山さん)
イチから手作りをするというのは一見ひどく手間がかかるように見える。しかし、2人のお話を伺うと、そのときの自分たちの生活に合わせたちょうどいい空間を作っているように感じられた。
賃貸でもできるDIY。ボックスでお部屋をカスタマイズしよう
最後に2人から賃貸でもやりやすいDIYを教えていただいた。「基本のボックス」である。
「このボックスが作れたらあとは応用してクローゼットなどの大きな棚なども作ることができるんです」(西山さん)
自分の生活を見直して、何かが必要だ、と思ったときにはちょっと考えてみて欲しい。買いに行くだけではなくて、自分で作るDIYという手段もある。既製品で不便を妥協するのではなく、少しの手間をかけて今の自分にちょうどいいアイテムを作ってみるのもいいかもしれない。
文=いとう
写真=編集部
関東の人気市区町村から賃貸物件を探す
草加市 豊島区 成田市 浦安市 市川市 荒川区 武蔵野市 戸田市 市原市 日野市
関東の人気沿線から賃貸物件を探す
西武池袋線 南武線 東急目黒線 横浜線 東急田園都市線 武蔵野線 青梅線 みなとみらい線 横須賀線 小田急小田原線