猫と暮らす1DKのレイアウト術 。窓辺で猫とひなたぼっこできる理想の暮らし
猫を連れて杉並区のペット可賃貸物件へ引越し。ストレスは大丈夫?
猫を室内で飼うならどんな部屋でも同じ、と思ったら大間違い!自然が近い環境のほうが猫にとっても心地よく、ストレスを低減できると言われている。
引越しは猫に負担がかかる可能性もあるが、新居の環境がよければむしろストレスフリーに近いかも?
愛猫の“金太郎”の飼い主のYさんは、防犯を意識して上層階を選んできた。昨年、東京都江戸川区から愛猫を連れて杉並区に引越し、初めて1階での暮らしをスタート。
「実は犬派」というYさんに猫との暮らしや賃貸物件の階層の違いなどを聞いてみた。

この記事でわかること
物件の決め手は、庭に面した窓辺。公園や緑道の多い杉並区の環境もお気に入り
天井まであるキャットタワーは、猫が日向ぼっこしやすいように窓際に
愛猫の毛玉でおもちゃを作成!「自分のにおいが付いているからか、よく遊びます」
このページの目次
プロフィール
名前:Yさん
職業:会社員(デザイナー)
居住形態:一人暮らし+1匹
猫にかかる月々の費用:約5,000円
ルームデータ
所在地:東京都杉並区
家賃:80,000円
間取り:1DK(37㎡)
築年数:30年
猫プロフィール
金太郎(オス・11歳):内弁慶だけど社交的な一面もある
江戸川区の神社で保護した猫“チビ”が“金太郎”になった理由
ペットの飼い主は“犬派”と“猫派”に分かれることが多い。
実は猫と暮らすYさんはもともと犬派。シェットランド・シープドッグを飼っていたこともある。いつかまた犬を迎えたいと思っていたときに出会ったのが猫の金太郎だ。昨年まで住んでいた東京都江戸川区で保護したことだったそう。
「近くの神社に住み着いていた猫が子猫を生んでいたんです。気になって様子を見に行っていたらあるとき首に大けがをしていて、急いで保護して動物病院に連れて行きました。治療したら元気になってホッとしましたよ!里親を探そうかとも思ったんですけど、動物病院のすすめもあってそのまま飼うことにしました」(Yさん)

金太郎という渋い名前は“茶金”の毛色から。「ちゃきんちゃきんちゃきん……と考えているうちに“きんちゃん”になり、金太郎になりました」とYさん。
保護した頃は500gしかなかったので“チビ”と呼んでいたが、正式に飼うことにしてから改名。「成猫になったら4.8kgまで増えました。全然チビじゃないので改名しておいてよかったです」と貫禄たっぷりの金太郎をなでながらYさんは笑う。
初めての1階のペット可のお部屋。決め手は広い庭と大きい窓
江戸川区では防犯も兼ねて3階の部屋に住んでいた。転職を機に杉並区へ引っ越す時も上層階のペット可物件を条件に部屋探しをしたが、なかなか見つからない。そんなときに不動産情報サイトで現在の1階の部屋を見つけたそう。
「金太郎が庭に面した窓辺でひなたぼっこできそうだなぁと。窓が真ん中から開くセンターサッシュなのも開放感があって気に入りました。実際に住んでみると、思った通り窓に近いソファが金太郎の定位置に(笑)。収納が多いのも便利ですね。環境がいいから1階でも安心ですが、猫は脱走しやすいので注意したほうがいいと思います」(Yさん)

杉並区は公園や緑道が多く、ペットを飼っている人が多いよう。「犬の散歩をしている姿をよく見かけますね。もともと犬派なので、顔見知りの犬もできてうれしいです」と、ご近所付き合いも楽しんでいる。
キャットタワーとトイレが設置しやすい間取り選びや配置のコツ
天井まであるキャットタワーは、金太郎がひなたぼっこをしやすいように窓辺に設置している。
「前の部屋では外を見るために高いところまで登っていましたが、今は庭が近いから2段目で満足しているようです」とYさん。
自然を身近に感じられる環境に変わってから、金太郎ものんびり過ごすようになった。

トイレは引越し前から1個でOK。洗濯機置き場やユニットバスへ続くスペースにトイレを置き、ストリングスカーテンでさりげなく目隠し。使いやすい間取りだそう。

抜け毛で作った“金太郎玉”がおもちゃにもインテリアにも!
リビングの一角に置いてあるかわいいフェルトボールは、金太郎の3年分の抜け毛で作った“金太郎玉”。濃い玉は背中、薄い玉はお腹の抜け毛だそう。ブラシについた抜け毛をくるくると丸めれば完成!
「自分のにおいが付いているからか、よく遊びます」とイチオシのおもちゃだ。

金太郎のために「猫草」と呼ばれるイネ科の草を栽培している。毛玉を吐いたり便秘を予防したりするのに役立つとか。

保護猫がおすすめ!ひとりでもペット可賃貸で猫と暮らせる
「これから猫を飼おうと思っている方は、ぜひ保護猫を迎えてほしいと思います。私のように偶然の出会いもありますが、猫の譲渡会はあちこちで開かれていますから。犬派の私でも金太郎と暮らしているうちに愛着がわいて、“犬猫派”に変わりました」(Yさん)
最後に、Yさんが教えてくれた「猫と暮らすポイント」をまとめよう。
「猫と賃貸暮らし」を送るポイント
・庭がある1階は狙い目!猫と一緒にひなたぼっこを楽しめる
・猫の生活用品やおもちゃをインテリアの一部にする
・猫のおかげで交友関係が広がる。いざというときに助け合いも!
一人暮らしを楽しんでいるYさんは、「賃貸のいいところは、いろいろなペット可物件を選べること」と語る。
環境を変えたいときや転職したときにも、猫と一緒に気軽に引越せるのがメリットだそう。ペット可物件が増えている近年、一人でも猫と暮らすことは決して夢ではない。

文=金子志緒
写真=佐藤正之