一人暮らしを始めたいが、親が反対している。説得の方法を教えて!
いつまでも子供じゃない! 一人暮らし最初の「壁」は親の反対?

一人暮らしを始めたい! でも、親が反対している……というのはよくある話。子どもが心配だからこそ、親はどうしても一言いいたくなるものだ。
今回の記事では親がなぜ一人暮らしに反対するのか、どう話し合ったら一人暮らしを認めてくれるのかの対処法を探ってみた。
このページの目次
そもそも、一人暮らしのメリットとは

一人暮らしは、自立した大人になるための最初の一歩。親との話し合いに臨むのなら、なぜ一人暮らしを始める必要があるのか、しっかり説明する必要がある。
そこで、まず親を説得するために一人暮らしのメリットを考えてみよう。
一人暮らしのメリット①:通勤・通学が楽になる
学校や職場に通いやすい場所に住むことで、通勤・通学時間の短縮につながる。空いた時間を有意義に使うプランを示すことができれば、親へ一人暮らしを説得するための強みになるだろう。
一人暮らしのメリット②:行動に責任をもてるようになる
親元で暮らしていた時と違い、一人暮らしでは身近に頼れる人がいなくなる。自身のあらゆる行動に責任が伴うことになる。小さなことの積み重ねが、あなたの自立や責任感に直結していくはずだ。
一人暮らしのメリット③:生活力が身に付く
これまで親が行ってくれていた家事も、一人暮らしをすれば全て自分で行わなければならない。
「家事」と聞くと料理、掃除、洗濯がイメージされるが、親元では気がつかない細々とした面倒なタスクは意外と多いもの。日々の学業や仕事と並行し、身の回りのことを自分でこなせるようになれば、大人にまた一歩近づくことができるはずだ。
一人暮らしのメリット④:金銭感覚が身につく
実家にいると、仕事やアルバイトで稼いだお金のほとんどは自由に使えるお金ということもあるだろう。しかし一人暮らしではそうはいかない。
日々の暮らしにどれくらいのお金がかかっているのか、一人暮らしは生きていくうえで必要不可欠な「金銭感覚」を身につけるのにうってつけだ。
親が一人暮らしを反対する理由

親が反対する理由 ①学生の場合などは、金銭的な面
まず、学生の場合など自身に家賃を賄えるほどの収入がない場合、親からの援助で一人暮らしを始めるという場合には、金銭面を理由に反対されることが多いだろう。
親からの援助を100%あてにしているとすれば、実家から職場や学校まで通える距離なのであれば、反対された場合に説得するのは難しいだろう。
親が反対する理由 ②防犯面の心配
昨今では一人暮らしの住宅に侵入しての犯罪やストーカー行為など、悪質な犯罪が増加している。特に地方から大都市へ出ての一人暮らしの場合、親としては子どもの身の安全が心配になるのだろう。
物件設備としての防犯面だけでなく、あなたの安全や防犯に関する意識や考え方についても心配しているはずだ。
親が反対する理由 ③生活力の心配
一人暮らしは自由な反面、全てあなたの自己責任で暮らしていかなければならない。
親としては、お金の管理や食事の栄養バランス、日々の家事など、あなたが一人で生活していけるのか心配になる場合もあるだろう。あなたが実家で不規則な生活を送っているとしたらなおさらだ。
一人暮らしを反対する親を説得する方法

親を説得するためにはどのようなことが重要なのか?どう話すことが大事なのか?という点が理解できればより良い結果を生むはずだ。上記で書いた反対する理由をもとに説得の理由を考えてみよう。
収支の具体的なプランを立て、伝える
一人暮らしをするとなると費用がかかるのは当然。無計画な状態で説得しても、親を納得させることは難しいだろう。まずは収支について具体的なプランを立て、一人暮らしを真剣に考えていることをアピールしよう。
例えば想定の家賃、水道・光熱費、通信費などの「固定費」と食費や交遊費などの「変動費」の計算を行い、きちんと生活費を賄えることを伝えよう。
学生の場合は自分の今のアルバイト代でどこまで賄うことができるのか、足りない場合はどこまでバイトを増やせばよいのかを伝えてみよう。そして、素直に親にどこまで手伝ってほしいのかを伝えることで、自分が一人暮らしに対してどこまで本気で考えているのかを伝えることができるだろう。
もちろんバイトを増やしすぎて成績が落ちてしまっては元も子もないので勉強にもしっかり取り組もう。
防犯のしっかりした物件を選び、親と一緒に見に行く
親が子どもの身の安全を心配するのは当然のこと。だからこそ、一人で調べた情報やプランを提示しても、親が納得してくれる可能性は低いだろう。
親世代が若い時に暮らしていた「下宿」と最近の「賃貸マンション・アパート」では、設備や条件などが大きく異なるもの。親としても、賃貸物件の防犯性についてイメージが湧かないのだ。
だからこそ、防犯面に関しては親と一緒に調べ、考えることで具体的なイメージが湧くだろう。例えば学校・会社からの通学ルートを一緒に歩いてみたり、実際にセキュリティがしっかりした物件をネットで探したり、不動産会社に話を聞きに行ってもいいだろう。
実家でも規則正しい生活を送り、家事に取り組む
親があなたの生活力を心配している場合は、あなたの普段の暮らしを見直してみよう。深夜までネットサーフィンやゲームをしていたり、頻繁に寝坊したり、偏った食事を取ったりなどしていないだろうか?
「これなら一人でもしっかり暮らしていける」と親に信用してもらえるよう、普段から規則正しい生活を心がけよう。一人暮らしにむけ、洗濯のしかたや料理の作り方を教わるのもよいだろう。
一人暮らしをしたい理由は人それぞれ。そして親が反対する理由もそれぞれだろう。 時にぶつかりあうこともあるかもしれないが、前向きな自立に向けての一人暮らしであること、きちんと自分の行動に責任を持つことを伝えれば、きっと親も応援してくれるに違いない。 親の助言にはしっかりと耳を傾け、自分の意見を親に納得してもらったうえで順風満帆な一人暮らしを始めよう。
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