一人暮らしで飼いやすいペットの種類10選!それぞれの特徴やおすすめポイント、注意点をご紹介
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一人暮らしでも飼いやすいペットの種類⑥:ミニブタ

感情豊かな姿にメロメロ!好奇心旺盛な元気っ子
【基本情報】
種類:哺乳類
重さ:30~100kg
慎重:50~100cm
懐きやすさ:★★★★★
飼いやすさ:★★★★☆
寿命:★★★☆☆
【費用】
初期費用:約150,000円
月々の費用:約6,000円
芸能人が飼っていることからも注目を集めているミニブタは、人に懐きやすく甘えん坊な性格。教え方次第では芸も覚えるほど頭が良く、飼育しやすいペットだ。きれい好きでトイレの場所も理解するので、部屋を汚す心配が少ないのもうれしいポイント。
一方で、デリケートな一面もあり、ストレスがたまると周囲の人や物に当たることもあるので注意が必要だ。他のペットより力が強く、衝突した際にミニブタ自身がケガをしてしまうおそれがあるので、しつけや飼育環境が重要になってくる。
生活スペースには寝床とトイレを離して配置し、習性である穴掘り用の玉砂利スペースを設けると良い。さらに、日々のブラッシングやこまめな掃除もストレス解消には欠かせない。
エサは専用フードを中心に、野菜や果物のバランスを考えながら与えよう。特に甘いものが大好きだが、与えすぎるとミニとはいえない大きさに育ってしまう。平均で30〜40kg、なかには100kgまで成長することもある。長く飼い続けるためには適度な食事量と定期的な散歩を心掛けることが重要だ。
飼育のポイントを押さえれば、ペット初心者でも飼いやすいミニブタ。愛くるしい姿に癒やしを感じた人は、ぜひお店へ会いに行ってみてはどうだろうか?
一人暮らしでも飼いやすいペットの種類⑦:セキセイインコ

ちょこちょこ歩く姿がかわいい!おしゃべり好きで親しみやすい子
【基本情報】
種類:鳥類
重さ:30~50g
身長:18~23cm
懐きやすさ:★★★★☆
飼いやすさ:★★★☆☆
寿命:★★★☆☆
【費用】
初期費用:約10,000~15,000円
月々の費用:約2,000円
セキセイインコは品種が多く、カラーバリエーションが豊富。カラフルなタイプが多いため、お気に入りの子を見つけられるはずだ。慣れてくると飼い主が言ったことをそのまま話したり、肩に乗ってくれたりする人懐っこさも出てくる魅力的なペットである。
また、セキセイインコは鳥類の中でも比較的飼育しやすいのが特徴で、鳥を飼ったことがない初心者の人にもおすすめである。さらに、ひとりでにしゃべり始めたり、歌ったりすることも珍しくない。
ただし、セキセイインコはストレスに弱いというナイーブな一面があるので、飼う場合は注意しなければならない。ストレスをためないためには、こまめな運動や日光浴をさせてあげることが重要だ。また、部屋の中で放鳥させる場合は、衣類や布団、カーペットの上などに糞をすることも頭に入れておこう。
一人暮らしでも飼いやすいペットの種類⑧:亀

寿命が長く一緒にいられる!のんびり屋な姿に癒やされること間違いなし
【基本情報】
種類:爬虫類
重さ:400~1kg
身長:15~30cm
懐きやすさ:★★★☆☆
飼いやすさ:★★★★★
寿命:★★★★★
【費用】
初期費用:約10,000~50,000円
月々の費用:約1,500円
亀はとにかく寿命が長く、短命な種類でも30年近く生きるため、長い間一緒に暮らせるのがポイントだ。
また、基本的な世話は餌やりや水の入れ換え、日光浴程度なので比較的簡単に飼育できるのも魅力のひとつ。特に大人になったら、水の入れ換えや餌やりは1日おきの頻度で十分なので他のペットと比べて手間がかからないといえる。動きがゆったりしており、暴れることも少ないので、賃貸物件でも飼いやすい。
しかし、体の成長具合によって水槽を変える必要があったり、衛生面を管理しておかないと甲羅にカビが発生したりすることも珍しくない。定期的に日光浴をさせてあげないと、甲羅が割れやすくなることにも注意が必要だ。
比較的長い間一緒に暮らせる亀は、部屋の中で動き回る心配がないうえに鳴き声をあげることもないので、賃貸住宅に住んでいる人は、ぜひ一度検討してみてほしい。
一人暮らしでも飼いやすいペットの種類⑨:金魚

日本人になじみ深いペット!ゆらゆら泳ぐ姿がキュート
【基本情報】
種類:魚類
重さ:1~45g
身長:1~30cm
懐きやすさ:★★★☆☆
飼いやすさ:★★★★☆
寿命:★★☆☆☆
【費用】
初期費用:約7,000円~10,000円
月々の費用:約1,000円
水槽の中で何匹もの金魚を飼えば、アクアリウムなど部屋のインテリアとしても活躍する。熱帯魚も捨てがたいが、金魚の方が購入しやすく、水温調整が不要で飼育がしやすいといったメリットがある。
水槽やろ過装置、エアーポンプ、水草などでお金がかかる印象が強いかもしれないが、そのような費用がかかるのはあくまで最初だけだ。ランニングコストは基本的にエサ代のみなので、初期費用さえ用意できれば予算が少なくても問題はない。また、金魚は鳴くことがなくいため近所迷惑にならない点も魅力だ。
一方、水をこまめに換える必要があったり、水槽の掃除を定期的にしなければならなかったりといったデメリットがある。それでも水槽の中で泳ぐ金魚の姿は、見ている人の気持ちをおだやかにしてくれる。アクアリウムを導入したい人や金魚を眺めるのが好きな人は、水槽と一緒に購入してみてはどうだろうか。
一人暮らしでも飼いやすいペットの種類⑩:カメレオン

環境や機嫌でカラフル七変化!強烈な個性にくぎ付け
【基本情報】
種類:爬虫類
重さ:2~600g
慎重:1.6~69cm
懐きやすさ:★★★★☆
飼いやすさ:★★★☆☆
寿命:★★★☆☆
【費用】
初期費用:約100,000円
月々の費用:約9,000円
環境に合わせて体の色を変化させるという独特な性質をもつことで知られるカメレオン。左右独立して動くキョロリとした目に長く伸びる舌。愛嬌のあるのんびりとした様子からペットとしての人気も高いが、飼う際には気をつけたいポイントがいくつかある。
カメレオンは高温多湿の環境を好む一方、気温や湿度が高すぎる環境には耐えられない。また、基本的に動くものしか口にしないため、生きたコオロギなどの生餌を用意する必要がある。
また、水を入れた皿を置いても水として認識できないため、専用のドリップ式給水機を使わなければいけない点にも注意が必要だ。
さらに、ガラスや鏡に自分の姿が映るのもストレスになってしまうほどデリケートな生き物でもある。ひとつのケージで複数個体を飼うのはもちろん、同じ部屋に別のペットを飼うのも避けたいところだ。ケージの中には、身を隠せる場所を用意してあげよう。
爬虫類の中でもやや飼育にコツがいるカメレオンだが、レイアウトを考えながら飼育環境を整えるのは楽しい。興味が湧いたなら、一度ペットショップに足を運んでみてはどうだろうか。
次ページでは、賃貸の一人暮らしでペットを飼うメリットや注意点、ポイントについて詳しく解説していく。