【同棲経験者400人に聞いた!】二人暮らしの間取りや設備、家賃などの失敗例を徹底分析
【ココを決め直したい!③】家賃編

もう少し家賃の安いところ。 貯金がイマイチできなかった(北海道 30歳・女性)
彼の仕事が変わって毎月の支払いがきつくなった(埼玉県 31歳・女性)
将来に備えて「家賃をもう少し安くしておくべきだった」との回答が。
近い将来、結婚や出産などのライフプランを控えているなら、現在の収支に合わせた家賃の物件だと生活が破たんすることもある。互いの収入や預貯金を把握し、家賃以外の生活費も全て考えた上で、無理のない家賃の部屋を検討しよう。
【ココを決め直したい!④】立地・住環境編

相手だけに朝早くから準備させる負担をかけてしまった(35歳男性・鹿児島県)
通勤距離については、一方の仕事場だけが遠く、負担がかかってしまったという声も聞かれた。もし片方の職場に近い立地を選んだなら、その他の条件を譲歩するなど、お互いに不満が残らない形で部屋選びを進めたいところだ。
また、家賃などを優先し、駅から遠い立地を選んで後悔する場合もある。駅までの距離があると通勤が大変な上に、夜道が不安な女性もいるだろう。自転車やバス便の活用、駅から遠くても夜道が明るいなど、駅から遠くても通勤が苦にならない立地を選ぶと良いだろう。
そのほかにはこんな声も。
もう少し買い物できる場所が近くにあったらよかった(千葉県 34歳・男性 ほか)
日当たり(神奈川県 36歳・男性 ほか)
静かな場所を条件に。大通り沿いで車の音がうるさい(東京都 38歳・女性)
立地の優先順位をどうするかは重要なテーマなので、実際に足を運んでこれらの点をクリアにしておきたい。
【ココを決め直したい!⑤】防音・セキュリティー編

鉄筋造の部屋にすればよかった。隣の部屋の音がすごく聞こえるので(大阪府・32歳 男性 ほか)
ご近所からの生活音をが気になる為、最上階・角部屋にすればよかった(神奈川県・38歳 女性)
暮らし始めて「しまった!」と思いがちなのが騒音トラブル。生活音はストレスを増すもの。「隣の音が聞こえる」=「こちらの音も聞こえている」を心得て、内見の際にしっかり確認しておこう。
人のトラブルに関してはこんな声も。
部屋は問題ないが隣人に問題あり。ストーカーみたいで困っている(北海道 39歳・女性)
近隣の住人が敷地内に勝手に入ってきて、好き勝手をする(茨城県 39歳・女性)
女性がひとりで部屋にいる時間が長い場合は特に深刻な問題といえそう。不動産会社にざっくばらんに相談してみるのが良いだろう。
郵便受けやゴミ収集所など、共用部の雰囲気から何となく隣人の様子を感じ取ることもできるが、その際はルールやマナーに反しないようご注意を!
二人で納得できる部屋を見つけた先に
二人が納得できる部屋を見つけるまでには、立地や設備、経済面などなどクリアにすべき条件は多々ある。しかし、その一つひとつを乗り越えていった先に、きっと「家族になる」というゴールが待っているはずだ。
互いのこだわりを理解したうえで、妥協できる・できないを見据えた部屋選びが大切。ぜひ同棲を経験した先輩たちの声を参考にして、後悔のない二人暮らしをスタートしてほしい。
文=cozyco.i(アンズコミュニケーションズ)