【防災対策】地震に備える!部屋の家具転倒&落下防止の耐震グッズ
タンスや食器が凶器に!? 日常からしっかり対策を
大地震が起きた際に家庭内での凶器となるのは、タンスやテレビ、棚などの家具、落下した食器など。家具などが落下し、下敷きになり大ケガをする人も。
そんな事態にならないためにも、日常からしっかり対策をするのがおすすめ。今では手軽に買えるグッズが増えているので、細かいところも含めて、対策の見直しをしてみては。
そこで今回は、万が一の地震に用意しておきたい、耐震グッズをご紹介する。
(こちらの記事は2019年12月に公開した内容を、2020年2月にアイテムを追加し、更新しました)
このページの目次
地震に備えるお部屋の耐震グッズ1.『平安伸銅工業 家具転倒防止突っ張り棒 ホワイト取付高さ27~35cm REQ-27』
¥2,089/平安伸銅工業
タンスや本棚など大型家具の転倒防止にはL字型金具がよく知られているが、ビスで穴を開ける必要があるなど、賃貸の場合は使いにくいもの。そこでおすすめしたいのが、工具不要で取り付けできる突っ張り棒タイプの転倒防止グッズだ。使い方はカンタン、家具と天井の間に設置して、しっかりと突っ張るように長さを調節し圧着させるだけ。
ただし注意しなければいけないのは「ちゃんと天井と棚の間隔に合った適正な長さのものを使い、正しい場所に設置すること」と、「天井がしっかりしている場所に使うこと」の2点。
正しい使い方をしないときちんと固定されず、せっかくの対策がムダになってしまう。もし天井が柔らかい素材だったり、強度が弱い場所だったりした場合、天井裏の構造を調べて梁がある場所など「ちゃんと固定される強度がある場所」に設置をしよう。
また、家具が倒れるときは手前側に倒れてくるため、家具の奥に設置するのもポイントだ。
地震に備える耐震グッズ2.『転倒防止粘着マット ブルー 防災 用品 災害グッズ』
¥852/アイリスオーヤマ
大きな家具がない部屋だとしても、ケガの原因となるものはまだまだたくさんある。
例えばテレビや花瓶が倒れて破片でケガをしたり、椅子や机が滑ってきてぶつかったり、ガラス戸や窓などにぶつかってその破片が飛び散ったり……。どんな細かいものでもなるべく固定しておくほうが安心と言えるだろう。
こちらは、電子レンジや食洗機、パソコンにプリンター、花瓶や置物など、あらゆる家電や家具、インテリアに使える耐震マット。
特に高層階や免震性の高い建物に住んでいる場合は、そんなに大きくない地震でも部屋が大きく揺れたりするもの。
地震でお気に入りの花瓶やオブジェが壊れてしまった……という悲劇が起こらないためにも、身の回りのもののちょっとした固定を心がけておこう。
地震に備える耐震グッズ3.『ベビーガード ストッパー クリアカラー 6本入り』」
¥1,299/GEVO Hippocamp
吊戸棚などの高い場所に食器を収納している家庭も多いのでは? そうなると揺れが起きた途端に、自分の頭や顔目掛けて重たい食器が降り注ぐことになる可能性も。
戸棚、引き出し、ドア、トイレ、ゴミ箱、冷蔵庫、窓など、フラットであればどんな面にも貼り付けられるストッパー。
ロックを解除しないと開かない仕組みで、乳幼児の指はさみやペットのいたずらなどを防ぐために開発されたものだが、地震や防災時にも大いに役立つ。
穴開けや道具も必要ないので家具や家電も傷つかず、ベルトの長さを調節し両面テープで貼り付けるだけと使い方も簡単。クリアカラーなのでインテリアにも違和感なくなじむ。
念のため食器棚の中にも滑り止めのマットを敷き、棚にガラス戸がついている場合は破片飛散防止のフィルムなどを貼るとより安心だ。飛び出し防止だけでなく、割れるものを最小限にすることで、割れたガラスや食器の破片でケガをすることも防ぐことができる。
地震に備える耐震グッズ4.『Q-Beau テレビ 転倒防止 TV 固定 地震対策ベルト』
地震による転倒が怖いのは家具だけではない。台に載せているだけの薄型テレビが落下すれば、ケガをするかもしれないし、テレビそのものが破損する恐れもある。
長さ調節が可能なベルトと、一般的な規格に合うネジを複数同梱したこちらの商品を使えば、台とテレビがしっかり固定されるのでただ置いた状態に比べるとはるかに安定する。
災害発生後の情報収集にも必要なテレビ。少しの工夫で、非常時の生活が大きく変わるポイントだ。
地震に備える耐震グッズ5.『UBUKATA Pioma ここだよライトS』
¥3,180/カワタキコーポレーション
夜間に地震や停電に遭遇したら、暗闇の中では不安だし、不安にもなりやすい。
震度4相当以上の地震や停電が起こると10分間自動でライトが点灯、電気が復旧したら自動で消灯する足元灯がこちらの『ここだよライト』。
コンセントに常時差し込んでおくことで充電したまま使用できるので、久々に使用しても電池切れなどの心配は無用。コンセントから外せば携帯灯としても使え、満充電時で約6時間光り続ける。
非常時だけでなく夜間にトイレに行くときなど、ちょっとした移動時にも重宝する。
地震に備える耐震グッズ6.『スイッチ断ボールⅢ』
¥3,180/カワタキコーポレーション
地震による停電からの復旧後、引き起こされる「通電火災」。コンセントをつなぎっぱなしにしていた電気機器や破損した配線への通電が原因の場合と、ガス漏れとあわせて発生する発火などがある。
電熱機器の周りに燃えやすいものを置かないといった対策とあわせて、停電の際は、電気復旧時に突然通電しないよう、ブレーカーを落としておこう。
こちらは地震発生時に自動でブレーカーを落とし通電火災を防いでくれる、ブレーカー遮断装置。
設置方法はブレーカー付近に両面テープで固定するだけ。シンプルな構造で、埋め込み式などさまざまな形状のブレーカーや配電盤に対応するのもありがたい。
ただし、ブレーカーが落ちるということは夜間の明かりには困ってしまう。先程ご紹介した『ここだよライト』のように、充電しておける非常灯を準備しておくとさらに安心だ。
お部屋の中には危険がたくさん! 地震対策は定期的に見直しを
ここに挙げたグッズ&対策すべき場所以外にも、まだまだ地震対策をするべき場所はたくさん。万が一の時に備えて、室内の対策を必ず行おう。
文=川惣 みなみ
ライター。編集プロダクションで様々なジャンルの取材原稿を執筆。 現在は商品レビューやライフスタイルの分野で取材・執筆活動中。
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