【猫との暮らし】先にペット可物件へ引越して猫との出会いを待つ!家族4人の賑やかな生活
いつでも猫を飼えるように準備していた家族に、部屋探しと部屋作りのコツを取材!
いつかはペットと暮らしたいと思っていても、きっかけがなくて時間がすぎてしまう人もいるのではないだろうか。しかし今はいろいろなところに犬や猫との出会いがある。先にペット可物件を探して引越しておき、「いつペットが来てもOK!」と、迎え入れる準備をしておくのもおすすめだ。
2カ月前に猫の“百(もも)”を迎えたばかりのSさんとAさんご夫妻も、ペット可物件にこだわってお部屋探しをして2年前に引越したばかり。それから長女のKさんと次女のRさんが生まれ、あっという間に4人と1匹暮らしに! 賑やかな日常や子供と暮らすアイデアを聞いてみた。

SさんとAさんご夫妻のお部屋。1階に入口があるタイプのお部屋で2階で日当たりも良い
このページの目次 [表示]
プロフィール
名前:夫Sさん・妻Aさん・長女Kさん・次女Rさん
職業:会社員
居住形態:4人暮らし+1匹
猫にかかる月々の費用:3,000円
猫プロフィール
名前:百(もも)
性別:オス
年齢:4カ月
犬種:雑種
性格:やんちゃ
ルームデータ
所在地:東京都
家賃:70,000円
間取り:2LDK(55㎡)
築年数:2年
新築のペット可物件をお部屋探しサイトで発見
都心から離れたところで暮らすご主人のSさんと奥様のAさん。結婚後しばらくして、引越しを計画した。その時にこだわって探したのがペット可物件だ。

都心から離れたのどかな地域で見つけた、広々とした2LDK
「そのうち猫を迎えたいと思っていたので、私は最初から『絶対にペット可物件!』が条件(笑)。猫は散歩に行かなくていい分、子供がいてもちゃんと世話をできると思ったからです」(Aさん)
「子供が生まれるから広いところがいいんじゃないかと。僕はきれいなところがいいから新築で、職場に近いところを希望していました」(Sさん)
さらにお部屋探しサイトなどでいろいろな物件を見ておくと、間取りをイメージしやすくなるそう。ご夫妻の条件では難航するかと思いきや、都心の近くの地域にこだわらなかったこともあって、条件に会う物件に1カ月程度で出会えた。ショッピングモールや公園が近く、住んでから周辺の環境の良さも実感している。

お子さんの誕生を機に、今の部屋へ引越した
次女の「百日祝い」の日に出会った子猫を迎えた
やがて長女のKさんが生まれ、次女のRさんも生まれて少し経った頃に出会ったのが愛猫となる“百(もも)”だ。
実はAさんの実家では、野良猫や子猫を保護して新たな飼い主に譲渡する「保護猫活動」をしている。長女のKさんに続いて次女のRさんさんが生まれ、実家で百日祝い(お食い初め)をした日に出会ったのが愛猫となる2カ月の子猫だ。

愛猫の“百(もも)”。髪の毛のような模様と黒い尾がチャームポイント
「保護猫活動を手伝ったこともあったので、猫はみんなかわいく見えるんですよね。子猫が4匹いて迷ったんですけど、長女が一番楽しそうにふれあっていたのが決め手になりました! 百日祝いのときに会ったので“百”という名前にしたんですよ」(Aさん)

長女のKさんと一番気が合ったのが百。猫との接し方は夫婦二人で教えている
「娘が2人生まれて家族の中で僕が“黒一点”だったから、 オスがよかった」というSさんの希望とも一致。こうして百は家族の一員になったのだ。
子供用の設備やおもちゃが猫にも役立った
小さい子供がいる家庭で、ペットを迎えるのはハードルが高いと思う人が多いのではないだろうか。しかしAさんは「むしろ楽だと思う。おもちゃも兼用できて節約になるかも」と笑う。子供のためにフロアマットを敷き、部屋の片付けも習慣になっていたので、いたずら盛りの子猫を迎えても困ることは少なかったとか。
「縦移動する猫の習性を意識して、キッチンカウンターのそばにソファを置いてジャンプできるようにしました。生後4カ月をすぎると活発になってくるので、これから網戸にのぼらないように対策をするところです」(Aさん)

ソファとキッチンカウンターを階段のような配置に。ものを置かないように整頓

窓辺で日向ぼっこができるように「百の家」を手作り

子供のおままごとセットは、百もお気に入りの隠れ家!

トイレ砂はすぐ交換できるようにSさんのデスクの下へ
今は“弟”のような存在だが、すぐ追い越されそう
Rさんに続いて百の“お姉さん”になったKさんは、面倒見の良さを発揮。百におもちゃを貸してあげたりトイレ砂の交換を手伝おうとしたり、積極的に世話に参加している。
「おやつもあげたりして仲良くしているんです」とSさんは顔をほころばせる。家族で出かけた際、留守番をしている百を心配するやさしさも!

百におやつをあげるKさん。まるで弟の世話をしているみたい?
子供たちと遊ぶとき、百は手加減しているそう。猫は1〜2歳でほぼ大人になる。KさんやRさんを追い越して“お兄ちゃん”のような存在になる日は近いのかもしれない。
猫が家族の会話のきっかけに!ツンデレな性格も魅力
ご夫妻は犬と猫の両方と暮らした経験がある。「世話を考えると猫のほうが飼いやすいですね。でもこっちからいかないとかまってくれない」とSさんは苦笑する。そんな“ツンデレ”なところも猫の魅力だという。
「猫と暮らす楽しさは、家族の会話が増えることだと思います。『百のごはんを買いに行こうよ』って子供と出かけるきっかけにもなっているんですよ」(Aさん)

階段でかくれんぼ。何気ない日常こそ猫と暮らす醍醐味
最後に、SさんとAさんが教えてくれた「猫と暮らすポイント」をまとめよう。
「猫と賃貸暮らし」を送るポイント
・いつ猫に出会ってもいいように、先にペット可物件へ引越しておく
・都心から離れた地域は好条件のお部屋が見つかりやすく、周辺の環境も良い
・子供用の設備やおもちゃは猫と兼用できて便利!
これから猫を迎える人へのアドバイスをうかがうと、Aさんは「猫は気まぐれで思うようにいかないこともあるけれど、それ以上に楽しみがあります」と笑顔で答えてくれた。

「猫を迎えるときは保護猫を選択肢に入れてほしい」とAさん
文=金子志織
写真=佐藤正之
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