二人暮らしの不満あるあると解消方法まとめ!
同棲後に感じる相手への不満、どうやって解消する!?

二人暮らしを始めてみると、思ってもみなかった場面で不満が出てくることがある。
同棲の場合、ある程度の付き合い期間を経て一緒に住むのだから相手の行動はある程度予想がつくと思いきや、実際に住んでみると意外なところで「うーん……」と唸りたくなることがあるものだ。
そこで今回は、CHINTAI編集部が同棲経験のある男女400人を対象に行なったアンケートから、二人暮らしの不満あるあるをピックアップ。
解消方法と併せて紹介していくので、円満な二人暮らしを送る参考としてみて欲しい。
このページの目次
アンケート概要
記事内で紹介しているアンケート結果は下記の条件で実施。
調査方法:インターネット調査
調査時期:2018年3月
調査対象:恋人との同居経験がある全国の男女・20歳~39歳
調査人数:400人(男200人/女200人)
不満に関するアンケート結果をカテゴリ別に紹介

まずは、先輩カップルが二人暮らしを始めてから不満に感じたことをご紹介。
「不満と言うほどでもないけれど……」という小さな疑問や違和感を持っている人でも、経験者の声から自分が何に不満を感じているのかわかりやすくなるはず!
二人暮らしの不満あるある:金銭感覚の違い

同棲後の不満として最も多かったのが「金銭感覚の違い」(17.3%)だ。
金銭感覚の違いは主に「自分よりも財布の紐が緩い」と感じたときに不満を覚える人が多い。自分にとっては価値のある物事にお金を支払っているつもりでも、相手が同じように感じるとは限らないことは肝に命じておきたい。
特に、趣味に関する出費や交際費は相手の理解を得にくい場合も多いので、常識的な範囲から出ていないか注意しよう。
中には「貯金ができない相手の通帳を握れない」(女性・30歳)といった、相手と末永く暮らしていきたいと考えているからこその意見も見られた。
二人暮らしの不満あるある:価値観や生活習慣の違い

次に多かったのは価値観や生活習慣に関する不満。
特に、「プライベートな空間を持ちたい」と考える人は非常に多かった。仲の良い二人でも一人になりたいときや落ち着きたいときは必ずある。そんなとき、気軽に一人になれる自室やスペースがないと息苦しくなってしまう。
個別回答では「相手の母と姉がやたら家に来た」(女性・36歳)という声も……!互いのプライベートスペースを大切にするのは二人暮らしの大切なマナーだ。
また、生活習慣では「ソファで寝る」(女性・30歳)など、相手のだらしなさにイライラする人や、生活リズムの違いにストレスを感じる人が多い。
二人暮らしの不満あるある:家事の負担の偏り

「相手が家事を手伝ってくれない」、「自分の家事負担が多いように感じる」という人も多く見られた。
最近は男性が家事を行うことが普通になってきたように感じられるが、まだまだ感覚的に「家事は女性がするもの」と思っている人もいる。男性だけでなく女性でもそう思い込んでいる人は少なくない。
どちらがメインで家事を行うにせよ、負担がどちらかに偏ることが当たりまえ化しないよう注意したい。
その他
その他には、不満として「食の好み」を挙げる人も全体の11.3%と少なくなかった。同棲前には意識しづらいポイントだが、自分が「おいしい!」と思う物を理解してもらえないのは少し寂しいし、料理担当なら毎日相手の好き嫌いを考慮して食事を作るのは面倒だ。
また、「相手が大雑把すぎる」と答えた人13%、「相手が細かすぎる」は9.3%だった。感覚の違いを埋めていくのは長期戦だ。互いに歩み寄りながら、嬉しい変化には多少のオーバーリアクションで喜びを表現することをおすすめする。
二人暮らしの不満解消法は?具体例を紹介

「こんなに不満があるなんて、同棲が不安になってきた」と思ってしまうかもしれないが、安心して欲しい。ここでは、円満な同棲生活を送るための不満解消法をご紹介する。
アンケートから実際の回答を個別に紹介するので、リアルな経験談として参考にしよう。
二人暮らしの不満解消方法:金銭感覚の違い
金銭感覚のすれ違いはお互いがストレスをためないように、納得出来るまですりあわせる(女性・37歳)
家賃、電気などの支払い、お金関係は最初にキッチリ決めておく。 結婚しているわけではないので甘え過ぎない(女性・35歳)
金銭の取り決めと家事の分担を決めておく(女性・35歳)
お金を別々に管理する(男性・33歳)
お金の分担を最初から決めておくべきでした。 私の給料が良かったので結局当時の彼氏はニートになり、 私のヒモに。最初からきちんと話を決めておけばもう少しマシだったのかな。と今は思います(女性・32歳)
二人暮らしの不満解消方法:家事に関すること
やれることはお互いにやる。 どちらかがやるとルールを決めない。 お互いに多少我慢する(男性・35歳)
ご飯を作った人は後片付けはせず、作ってもらった人がする。自室がある場合、共有部分は私物で汚さないよう気をつける。お互い仕事がある場合は、洗濯はお互い自分のものは自分でする(女性・36歳)
家事分担はしたほうがいいです。 あと、やってもらった事には文句を言わない(女性・33歳)
二人暮らしの不満解消方法:生活習慣の違い
同棲しても、恥じらいを忘れない。言いたいことは言い合う。感謝の気持ちを忘れない(女性・28歳)
干渉し過ぎない(男性・32歳)
円満の秘訣は、プライベート空間を必ずもつこと(女性・38歳)
伝え方・コミュニケーション
してほしいことはちゃんと言う。 思っているだけでは絶対伝わらないから(察してというのは無理)(女性・30歳)
多少相手に至らぬ点があっても、自分もそう思われていると我慢して許す度量(男性・30歳)
気になったこととか、思ったことは相手に言葉として伝えること(女性・27歳)
ルールを決めすぎない。基本的な常識さえ守っていればあとは色々なんとかなる(男性・37歳)
旦那に手伝ってほしいことは上手におねだりする。 夫婦性活をするペースを決める 何かしてもらったらありがとうを伝える たまには自分の時間をつくる(女性・26歳)
全体として、「ルールを決めた方が良い派」と「決めない方が良い派」に分かれ、決めた方が良いと答えた人がやや多い印象だった。
また、ルールはあり派には女性が多く、ナシ派は男性に多い傾向が見られた。男性は何かあればその都度言えば良いと考える人が多いのに比べ、女性は不満を伝えるのを避けたいという気持ちからルールを設けた方が良いと考えるのかもしれない。
10年以上二人暮らし経験を持つ私が思う、不満解消のコツ

アンケートの回答をふまえ、10年以上の二人暮らし経験を経て同じ相手と結婚した私からも、同棲生活で溜まる不満解消のコツをお伝えしたい。
- 家事はできる方がやるが、定期的に負担を見直す
- 嫌なことを伝えるときは1回に2つまで
- プライベートスペースは絶対に必要
- 二人暮らしは生活の基盤。互いの世界を大切にする
- 互いに「お互い様」との意識と感謝の心を持つ
私自身すべてできているわけではないが、時々このようなことを思い返すようにして不満を溜めないようにしている。
特に重要なのはプライベートスペースの確保だ。アンケートの回答でも多かったが、物件内に一人になれる部屋かスペースがないとケンカしたときに冷静になれず、どちらかが家を飛び出すことになりかねない。
また、一人になれば冷静になれるのに、相手といることでヒートアップしてしまうこともある。これは私が今までワンルーム、1K、2K、3LDKと様々な物件で二人暮らしを経験して思うことだ。
まったく当てはまらないカップルもいると思うが、穏やかに暮らしたいなら自分のためのスペースを確保できる物件をおすすめする。
不満はあっても楽しい二人暮らし!互いに協力してより良い生活を

今二人暮らしをしている人は、ピックアップした不満に「あるある~!」と共感していただけただろうか。
二人暮らしは大変なことも多いが、一人なら何でもないことが楽しく思えたり、辛いときに相手が心の支えとなってくれたりと、幸せを感じる場面が多い。
今回の記事が二人暮らしを楽しむためのヒントとなれば幸いだ。
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