男性が一人暮らしで気をつけることは?ライフスタイル別に部屋選びのポイントを紹介

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一人暮らしの男性にオススメ!暮らしに合った部屋を見つけるためのポイントを解説

男性の一人暮らしに適した部屋
男性の一人暮らしにオススメな部屋について、ライフスタイル別に解説!

一人暮らしの準備を進める際、一番気持ちが盛り上がるのは、部屋探しをしているときだろう。間取り図を眺めながら住んだ後の暮らしをイメージし、色々妄想をふくらませるのは楽しいものだ。

特に男性の部屋探しでは、女性に比べると比較的セキュリティ面を気にしない人が多い。とりあえず予算と条件が合えば、勢いのままに部屋を決めてしまうという人もいるだろう。

しかし、ライフスタイルは人それぞれ。住み始めてから「思ったより使いにくい!」「イメージと違う」なんてことのないように注意したい。ここでは、男性の一人暮らしにオススメの部屋について、ライフスタイルごとに解説する。

この記事でわかること
料理が好きなら1Kがおすすめ!部屋の匂いが気になりにくい
掃除が苦手なら1Rがおすすめ!スペースを最小限にして余計なものを溜めない
家にあまりいないなら立地を重視。「24時間ゴミ出しOK」「宅配ボックス」も重要

料理好きな男性におすすめの一人暮らしの部屋

一人暮らしで料理をする男性
料理好きな男性は間取りと調理設備をチェック!

最近では「料理が趣味」という男性が増えている。単なる自炊の枠を超え、スパイスから作るカレーや燻製機を使ったスモークチーズ、チャーシューから仕込む本格ラーメンなどなど、手を込んだ男の料理にトライする人も多い。そんな「料理男子」におすすめの部屋選びについて解説する。

料理好きの男性なら、間取りは「1K」がおすすめ!

一人暮らしの代表的な間取りといえば「1R(ワンルーム)」と「1K」の2種類。キッチンと居住空間の間にに仕切りがないのが1R、あるのが1Kだ。

仕切りがある分、1Kの方が居住空間に料理の匂いが流入しにくいため、友人や彼女を家に招いたときには、部屋の匂いが気になりにくい。このため1Kの方が料理好きにはおすすめだ。

ただし仕切りがある分、1Kの方が部屋の面積が広い場合が多く、1Rよりも家賃が高く設定される傾向がある。1Rであってもキッチンがカウンター型だったり、性能の良い換気扇がついていたりする物件もあるので、間取りだけで判断せず、設備もくまなくチェックすると良いだろう。

コンロの数や種類にも注目!

次に、コンロの数についてみていこう。頻繁に料理や自炊を楽しみたいなら、コンロは2口以上をおすすめする。味噌汁を火にかけながら主菜の野菜炒めを作るなど、複数の料理を同時に進行することができるので、毎日の自炊もストレスが少ない。

また賃貸物件のコンロには、主に「IH」か「ガスコンロ」の2種類のコンロがある。ガスコンロは、炎が鍋全体を包んで加熱するので、手早く調理が可能。また、対応している調理器具の種類もIHより多い。

一方、IHは加熱スピードはガスに劣るものの、夏場も部屋が暑くなりにくい、換気扇が汚れにくい、火災の心配が少ないなどのメリットがある。IHにするか、ガスコンロにするかは好みで選ぶと良いだろう。

掃除嫌いな男性におすすめの一人暮らしの部屋

一人暮らしで掃除をする男性
掃除がしやすい部屋ってどんな部屋?

忙しい毎日。どうしても掃除を後回しにしてしまい、気がつくと部屋が汚くなっている……という「掃除嫌い」の男性も少なくはないだろう。

せっかく手に入れる「自分の城」。モノにあふれかえった乱雑な部屋では、生活の質も下がってしまう。そうならないよう、そもそも部屋探しの時点で「掃除しやすい部屋」を選ぶことが重要だ。

スペースは最小限に。間取りは仕切りの少ない1Rがおすすめ!

まず、余計なものを部屋に貯め込みすぎないよう、スペースは最小限に。一人暮らしであれば、専有面積が25㎡程度あれば十分だろう。

そして、間取りについてはホコリが溜まりやすいデッドスペースが少ないタイプを選ぶといいだろう。たとえば仕切りが多い1Kよりも、部屋がひと続きになっている1Rの方がおすすめ。

また段差が多い部屋では掃除がしにくい。ロフト付きの物件は便利でお得感があるが、掃除嫌いなら避けた方が賢明だ。

床材は掃除がしやすいフローリングやクッションフロアを

床の素材は、フロアモップ等で簡単に掃除ができるフローリングまたはクッションフロアタイプが良いだろう。わざわざ掃除機を取り出して吸引しなくとも、ホコリが気になったときにさっと掃除できることがメリットだ。

掃除嫌いな男性に朗報!3点ユニットバスの意外なメリット

「お風呂とトイレは別々がいい」という人は多いが、実はトイレとお風呂、洗面台が一つの空間にまとまっている「3点ユニットバス」には意外なメリットも。

風呂掃除の際、トイレや洗面台もシャワーで丸ごと洗えてしまうので、掃除が一気にできるのだ。掃除嫌いならユニットバスも選択肢に入れると良いだろう。

家にあまりいない男性におすすめの一人暮らしの部屋

一人暮らしで家にあまりいない男性
家にあまりいない男性は周辺環境で選ぼう

授業や仕事で忙しく、家で過ごす時間が少ないという場合は、コンロの数などの部屋の設備より、物件の立地を重視すると良いだろう。

交通アクセスや買い物の利便性を重視しよう!

まずは学校・職場へのアクセスが良い物件を選ぶことで、通勤や通学にかかる時間を短縮できる。

また忙しい毎日を送る男性には、「駅近」「コンビニが近い」など、交通アクセスや買い物の利便性に優れた物件がおすすめだ。特に帰宅時間が遅くなりがちな場合は、深夜営業のスーパーや飲食店が近くにあるかどうかもチェックしよう。

不在がちな男性におすすめな「24時間ゴミ出しOK」「宅配ボックス」

帰宅時間が遅い場合、24時間ゴミ出しができる集積所がある物件はおすすめだ。

また、ネットショッピングで購入した商品や書類など、荷物をいつでも自宅で受け取れる「宅配ボックス」付きの物件はとても便利だろう。

一方、生活リズムが他の住人と違う場合、注意したいのが騒音だ。夜間は生活音が気になりやすいため、注意していても隣人には迷惑がかかっていることがある。防音性を気にするなら、「鉄筋コンクリート造」や「鉄骨鉄筋コンクリート造」の物件を選ぶと良いだろう。

バイクや自転車が趣味の男性にオススメの一人暮らしの部屋

バイク
立地条件を緩めることで「掘り出し物件」が見つかる?

バイクや自転車が趣味という男性も、また多いのではないだろうか。特に都心ではバイクが置ける物件が見つかりにくいこともある。そんな場合の部屋探しのポイントを解説する。

駅から離れた物件に「掘り出し物」あり

なかなか駐車場・駐輪場付きの物件が見つからない場合は、駅から離れた物件を探すのがポイント。特に都心では、駅近物件は敷地が限られており、駐輪場や駐車場のスペースを確保できない場合も多い。

一方、駅から離れた物件であれば敷地が広い物件が増えるため、駐車場・駐輪場がある可能性が上がる。また、メインの移動手段がバイクや自転車であれば、多少駅から距離が離れていても不便は感じないだろう。

さらに、賃貸物件は駅に近いほど物件の家賃は上がる。駅から離れた物件を狙うことで、同じ家賃で広い部屋や設備のグレードが高い部屋が見つかる可能性も高くなるのだ。

男性の一人暮らしはライフスタイルを重視して部屋探しを!

ライフスタイルに合った部屋を選び快適な生活を送る男性
ライフスタイルに合った部屋を選ぶことで一人暮らしが快適になる

今回はライフスタイル別に、男性の部屋探しのポイントを解説した。せっかくの一人暮らし、家賃の予算内で自分のライフスタイルを最大限に叶えられる物件を見つけたいところだ。

文=加藤良大

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CHINTAI編集部
CHINTAI編集部

1992年創業、お部屋探しや生活の情報を発信してきた株式会社CHINTAIが運営するWebメディア。引越しに関する情報はもちろん、家事や家計、季節の楽しみなど日々を豊かにする知識を調査・ご紹介。
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