その部屋選びちょっと待った! バストイレ別とバストイレ一緒、どっちがおトク?
条件を見直して、おトクな物件を見つける
人気の設備、あなたにとって本当に必要だろうか? ここでは部屋を選ぶ際の人気の条件であるバス・トイレ別とバス・トイレ一緒の物件を比べ、家賃がどれだけ違うかを調査。コスパの良い物件を見つけるためのヒントを伝授する。

さて、どれだけ違う?
バス・トイレ別、バス・トイレ一緒、実際にどっちがおトク?
部屋探しの際、「バス・トイレ別」かどうかは多くの人が気にするポイント。バス・トイレが同じ空間にある物件は不便なイメージから敬遠される場合が多く、その分家賃相場も安いようだ。
バス・トイレ別の物件とバス・トイレ一緒の物件の家賃を比較したところ、23,000円もおトクという結果が出た。同じような条件ならバス・トイレ一緒の物件を選んだ方が圧倒的にコストを抑えることができそうだ。
しかしバス・トイレが一緒の物件に、コスト面意外でのメリットはあるのだろうか?

こんなにおトクなら、設備もしっかり検討したい
「バス・トイレ一緒」の方が居室が広い!?
お風呂とトイレが一つの空間に収まっている物件は、その分水まわりのスペースが少なくて済む。そのため、同じ専有面積・間取りタイプであれば、「バス・トイレ別」の物件より居室が広い可能性が高い。「バス・トイレ一緒」の物件は居室の広さの面でも有利な物件といえる。

風呂とトイレが一緒になっているだけで、その分居室は広くなる
そもそもシャワー派ならデメリットなし!?
「バス・トイレ一緒」の物件を“食わず嫌い”しているなら、普段の暮らしを振り返ってみてほしい。「必ず浴槽にお湯を張りたい!」という人なら別だが、「ほぼシャワーで済ませている」という人にとっては、洗い場がなくてもそこまで不便ではないのでは?
逆に、シャワーに入るたびにトイレも一緒にシャワーで水洗いしてしまえるなど、掃除が楽な面もある。

バス・トイレ一緒なら、水まわりの掃除はいっぺんにできる
こんな人にオススメ!
「バス・トイレ一緒」の物件の方が、家賃面、広さ面、トイレ掃除面などでメリットがある。
特に一人暮らしでは、水まわりがコンパクトにまとまっているからこそのメリットが大きそうだ。慣れればむしろ快適でお得な「バス・トイレ一緒」の物件。ぜひ候補に入れてほしい。
文=編集部
マンガ=なとみみわ
※集計対象=所在地:東京23区/間取り:1R・1K・1DK
※「CHINTAI2018年2月号」の記事をWEB用に再編集し掲載しています。データは全てCHINTAIネット調べ(2017年11月30日現在)
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