狭いワンルームや1Kを広くオシャレに! インテリアコーディネート術6選

最終更新日:

悩み②.狭い部屋を今すぐ広く見せたい!

この広さで十分だと思っていたのに家具を入れたらすっかり狭くなってしまった……、なんて経験のある人も多いはず。そんな時は「抜け感」を意識するだけで、すっきり広く見せることができる。

部屋の面積は変えられないが、視線の「抜け感」を意識するだけで、部屋が広くなったように感じる。

床面が分断されない脚付き家具や、細めラインの家具で「抜け感」を作る

床面や空間に「抜け感」をつくることで、同じ広さ・家具の配置でも広く見せることができる。例えば、ソファや家具を脚付きにすると、床面が分断されず広く見える。また、どっしりと重厚な家具は重く見え、狭い部屋には不向き。

イスならば背板が板状のものより、桟状のようなすらりとした細めラインの家具を選ぶとよい
イスならば背板が板状のものより、桟状のようなすらりとした細めラインの家具を選ぶとよい

「抜け感」のあるオススメアイテム

センターテーブル ダラス(ニトリ)
実勢価格:9,900円(税込)
透明なガラステーブルならば、床が透けて見えるので部屋が広く見える。もちろん、机の上を片付けておくのが大前提だ。

家具の並びの凹凸をなくす

奥行きの違う家具の場合、なるべく面積を多く取ろうと壁に寄せて配置してしまいがち。実は、手前側に位置をそろえて横のラインを真っ直ぐにするほうが、すっきりと広く見える。

手前側のラインを意識して家具の凹凸をなくそう
手前側のラインを意識して家具の凹凸をなくそう

大物家具・ベッドを賢く使う

部屋のスペースを大きく占めるベッドの使い方でも部屋の広さは左右される。ソファベッドや収納付きベッドの他に、ロフトベッドもオススメ。下段にソファやデスクを配置すれば、空間を有効活用できる。

ロフトベッドなら部屋が広く使える
ロフトベッドなら部屋が広く使える

悩み③.まず、何色を選べばいいの!?

インテリアを選ぶ、配置する基準は上記のとおりだが、そもそも、何色を選べばいいのかわからないという人もいるのではないだろうか。

答えは簡単。「白」である。家具探しは白べースから始めるのがオススメ。色だけではなくトーンや素材感にも気をつけよう。

白をベースにすれば広々&合わせやすい!

ベースが白なら模様替えでどんなテイストにも変えられるので便利。インテリアのベースとなる床や壁の色を白にすると、明るい色の面積が大きくなり、部屋が広く見える。

どんな色とも合うので、白をベースに家具や小物で色を足していくとまとまりやすい。

インテリア初心者は「白」ベースから始めるべし
インテリア初心者は「白」ベースから始めるべし

色だけでなく、トーンや素材感を合わせると◎

トーン(色の調子)や素材感にテーマを持たせるのもオススメだ。

例えば、ペールトーンや明るめのグレイッシュトーンでそろえれば流行のシャビーシック、木目の家具や植物を組み合わせてナチュラルテイストに、といった具合に。

トーンや素材感を合わせると単調にならず、奥行きのある印象が作れる。
トーンや素材感を合わせると単調にならず、奥行きのある印象が作れる

悩み④.カーテンは「とりあえず」選んじゃっても大丈夫?

引越したはいいものの、カーテンがなくて丸見え! とりあえず、無難なやつを選べばOKなんて思ってはいないだろうか。実は、カーテンは部屋の空間を大きく占めるので、選び方ひとつで印象が変わってしまうので要注意だ。

広さの白、雰囲気のダークカラー

広々とさせたいなら、膨張色である白やベージュなど薄く明るい色が最適。シックで落ち着いた印象を目指すなら、ダークカラーやグレーの混ざったくすみカラーを選ぼう。

作りたい部屋のイメージに合わせて、カーテンの色を選ぼう
作りたい部屋のイメージに合わせて、カーテンの色を選ぼう

柄カーテンで天井高&広さを演出

カーテンの柄ひとつで、部屋の広さや天井の高さの感じ方も変わる。

同じストライプでも、縦柄だと天井が高く、横柄だとワイドに広く見せることができる。また、小窓に大柄を合わせると、柄がきれいに見えず不向き。

縦柄、横柄の違いでも印象は変わる。柄にも気を配って
縦柄、横柄の違いでも印象は変わる。柄にも気を配って

ロールスクリーンですっきり見せるというのも手!

ドレープの豊かなカーテンもすてきだが、すっきり広く見せたいなら、溜まり(カーテンを開いたときのスペース)のいらないロールスクリーンがオススメ。調光の加減ができるブラインドも良いだろう。

狭い物件ではそもそもの許容量が少ないため、雰囲気のいい部屋が作りにくい。次のページでは狭小物件をセンスのいい部屋にするコツをご紹介!

リンクをコピー
関連記事関連記事