狭いワンルームや1Kを広くオシャレに! インテリアコーディネート術6選
知っている人だけトクをする! 狭くてもすてきな部屋の作り方
オシャレな暮らしにあこがれて引越しや模様替えをしたのはいいものの、しっくりこないままの人も多いはず。部屋は狭いし、センスもないし、高級家具をそろえるお金もない。
今回は、そんな迷える「インテリア子羊」の悩みをズバッと解決! インテリアアドバイザーの鈴木理恵子先生に、お金をかけずに狭いワンルームや1Kの部屋でもオシャレに見せる方法を聞いてきた。
このページの目次
悩み①.ワンルームをどうにか仕切りたい!
家具を上手に使ってアレンジを
かっこいいと思ってワンルームにしたけど、やっぱりリビングと寝室は別々にしたい……なんてことはないだろうか。ワンルームだから部屋を仕切るなんて無理なのでは……と思っている人も多いと思うが、実は家具を上手く使えば圧迫感なく仕切ることができる。
高さ90cmまでの家具なら圧迫感なく空間を仕切れるし、高さ120cmまでの家具なら、しっかり仕切ってこもり感のある空間をつくることができるのだ。これなら広さは損なわれない。

つっぱり棒とカーテンで開閉式の間仕切りに
最も手軽でしっかり仕切れるのがこの方法。これなら来客があった時は閉めて寝室を見えないようにしたり、1人の時は開けて広めのワンルームのまま使ったりと、臨機応変に対応できる。

ソファの位置を工夫するだけでも見違える!
リビングと寝室を分けたい場合、リビングのソファに座った時に視線が寝室側に行かないようにするだけでも独立感を作ることができる。仕切りをつくる時は、仕切りに視線が向くと圧迫感があるため、視線の向きを意識してソファを配置しよう。

悩み②.狭い部屋を今すぐ広く見せたい!
この広さで十分だと思っていたのに家具を入れたらすっかり狭くなってしまった……、なんて経験のある人も多いはず。そんな時は「抜け感」を意識するだけで、すっきり広く見せることができる。
部屋の面積は変えられないが、視線の「抜け感」を意識するだけで、部屋が広くなったように感じる。
床面が分断されない脚付き家具や、細めラインの家具で「抜け感」を作る
床面や空間に「抜け感」をつくることで、同じ広さ・家具の配置でも広く見せることができる。例えば、ソファや家具を脚付きにすると、床面が分断されず広く見える。また、どっしりと重厚な家具は重く見え、狭い部屋には不向き。

「抜け感」のあるオススメアイテム
センターテーブル ダラス(ニトリ)
実勢価格:9,900円(税込)
透明なガラステーブルならば、床が透けて見えるので部屋が広く見える。もちろん、机の上を片付けておくのが大前提だ。
家具の並びの凹凸をなくす
奥行きの違う家具の場合、なるべく面積を多く取ろうと壁に寄せて配置してしまいがち。実は、手前側に位置をそろえて横のラインを真っ直ぐにするほうが、すっきりと広く見える。

大物家具・ベッドを賢く使う
部屋のスペースを大きく占めるベッドの使い方でも部屋の広さは左右される。ソファベッドや収納付きベッドの他に、ロフトベッドもオススメ。下段にソファやデスクを配置すれば、空間を有効活用できる。

悩み③.まず、何色を選べばいいの!?
インテリアを選ぶ、配置する基準は上記のとおりだが、そもそも、何色を選べばいいのかわからないという人もいるのではないだろうか。
答えは簡単。「白」である。家具探しは白べースから始めるのがオススメ。色だけではなくトーンや素材感にも気をつけよう。
白をベースにすれば広々&合わせやすい!
ベースが白なら模様替えでどんなテイストにも変えられるので便利。インテリアのベースとなる床や壁の色を白にすると、明るい色の面積が大きくなり、部屋が広く見える。
どんな色とも合うので、白をベースに家具や小物で色を足していくとまとまりやすい。

色だけでなく、トーンや素材感を合わせると◎
トーン(色の調子)や素材感にテーマを持たせるのもオススメだ。
例えば、ペールトーンや明るめのグレイッシュトーンでそろえれば流行のシャビーシック、木目の家具や植物を組み合わせてナチュラルテイストに、といった具合に。

悩み④.カーテンは「とりあえず」選んじゃっても大丈夫?
引越したはいいものの、カーテンがなくて丸見え! とりあえず、無難なやつを選べばOKなんて思ってはいないだろうか。実は、カーテンは部屋の空間を大きく占めるので、選び方ひとつで印象が変わってしまうので要注意だ。
広さの白、雰囲気のダークカラー
広々とさせたいなら、膨張色である白やベージュなど薄く明るい色が最適。シックで落ち着いた印象を目指すなら、ダークカラーやグレーの混ざったくすみカラーを選ぼう。

柄カーテンで天井高&広さを演出
カーテンの柄ひとつで、部屋の広さや天井の高さの感じ方も変わる。
同じストライプでも、縦柄だと天井が高く、横柄だとワイドに広く見せることができる。また、小窓に大柄を合わせると、柄がきれいに見えず不向き。

ロールスクリーンですっきり見せるというのも手!
ドレープの豊かなカーテンもすてきだが、すっきり広く見せたいなら、溜まり(カーテンを開いたときのスペース)のいらないロールスクリーンがオススメ。調光の加減ができるブラインドも良いだろう。
狭い物件ではそもそもの許容量が少ないため、雰囲気のいい部屋が作りにくい。次のページでは狭小物件をセンスのいい部屋にするコツをご紹介!
悩み⑤.雰囲気のいい部屋がつくれない
彼女が遊びに来た時に、自然といいムードになる部屋を作りたいなんてボーイもいるだろうか。ムードづくりは全て照明に任せよう。

多灯照明でカフェ風に!
カフェでよく見るダクトレール式の多灯照明。シーリングに取り付け可能なタイプもあるので賃貸でも使うことができる。スポットライトやペンダントライトを灯せば、カフェ風のオシャレで落ち着いた雰囲気に。
間接照明でムーディーに
色っぽい雰囲気をつくるなら間接照明が鉄板だ。部屋全体を照らさずに、テレビ台の後ろや棚の上などにひっそりと照明を灯せばムーディーに。観葉植物を照らすと葉の影が壁に映り、大人の部屋を演出してくれる。
デジタル照明で気分をアゲる!
最新の照明機器には、先日発売された「Google Home」のように話しかけるだけで調光できるものや、スピーカー内蔵型のLEDなどさまざまなデジタル機能をもつものがある。「ここぞ」というときのムードづくりにもってこいだ。
カフェ風を演出するオススメアイテム
ニトリ シーリングライト Nウッドリング
実勢価格: 9,990円(税込)
カフェ風のインテリアにばっちり馴染む多灯式のシーリングライト。ヘッドの角度が変えられるのでスポットライトとしても使える。
悩み⑥.センスゼロでもオシャレに見せるワザを知りたい!
オシャレにしようとすればするほど、ごちゃごちゃに……。どうしたらセンスのいい部屋になるのだろう。
その答えは小物の「ディスプレイ」にあった。基本のインテリアはベーシックでそろえ、小物のディスプレイで遊ぶところから始めると初心者でも成功しやすい。
壁面を飾る
壁や下に置いてある家具の中心を意識し、左右対称に並べるとバランスよく仕上がる。賃貸でも使えるディスプレイ用の細いピンやホッチキスもあるので、管理会社や大家さんに確認の上で挑戦してみよう。

家具の天面や棚を飾る
横一列に並べる時は、飾る物の高さに変化をつけると動きが出てオシャレに見える。色や季節感、素材感にテーマを持たせるとまとまった印象にできる。

「飾りすぎ」に気をつける
棚や壁いっぱいに小物を並べる「飾りすぎ」は、オシャレどころかごちゃごちゃとした印象に。ここでも「抜け感」を意識して、すっきりとまとめよう。

「オシャレな部屋」のヒントはホテルの部屋にあり!
お金をかけなくても部屋をオシャレに変身させる小技は他にもある。
例えば、タオルを収納する時は折り目を手前にして重なりを奥にするだけですっきり見える。
間接照明はアーバンな雰囲気を作り、壁の一面をウォールステッカーでアクセントカラーに変えると、がらりとオシャレな部屋に変わる。
……実はこれらは「ホテルの部屋」から得た小技。ホテルには、ちょっとした一手間で部屋を上品に変身させるアイディアが詰まっているのだ。

【これさえ押さえればOK!】引越し・模様替えチェックリスト
引越し・模様替えを考えている人は、以下のチェックリストをおさらいして、狭くても広くてオシャレな部屋を完成させよう!
□ 家具の配置・チョイスは「抜け感」を意識する
□ 広く見せるには白を選ぶ
□ つくりたい部屋のトーン・素材感を決めておく
□ 用途に合わせたカーテンを選ぶ
□ 照明で遊んでムードを演出
□ 小物を飾ってセンスUP
以上のポイントを守って、狭い部屋でも快適にオシャレに過ごそう!
※「CHINTAI2018年1月号」の記事をWEB用に再編集し掲載しています
※雑誌「CHINTAI」2018年1月24日発売号の特集は「不思議なくらい いい部屋が見つかる本」。こちらから購入できます(毎月24日発売)
https://www.chintai.net/magazine/







