【2020年版】Netflix(ネットフリックス)のおすすめ映画30選! 今こそ観るべき作品を6つのジャンル別で紹介

最終更新日:

Netflixのおすすめ映画30選! 今こそ観るべき作品を6つのジャンルから紹介

この記事では、配信サービスでもっとも大手と言える「Netflix(ネットフリックス)」で観られる映画から、今だからこそお家で楽しんでほしい30作品を、6つのジャンルに分けつつ、たっぷりと紹介しよう。

とにかくスカッとできるアクション映画5選
観ればやる気がみなぎる?お仕事映画5選
子供と一緒に楽しめる、ファンタジーでいっぱいのアニメ映画5選
ちょっとオトナ向け?現実での戦いを描いた日本のアニメ映画5選
世界で戦える日本の映画5選

Netflixのおすすめ映画:ゲラゲラ笑えて元気が出るコメディ映画5選

ここからは元気一杯になれる、ゲラゲラと笑って楽しめる5つのコメディ映画も紹介しよう。いずれも笑えるだけでなく、ブラックな毒っ気も盛り込みつつ、人生を総括した教訓もある作品だ。

Netflixのおすすめ映画その21:『セントラル・インテリジェンス』

「いじめ、カッコ悪い!」ということをストレートに打ち出したバディ(相棒もの)映画だ。「昔のいじめられっ子と20年ぶりに再開したら、筋肉ムキムキ大男というかロック様※になっていた!」という衝撃的なあらすじ。
それだけ聞くと「そんなわけあるか!」ともツッコミたくなるが、高校生時代を演じていたふくよかな体型の俳優がわりとロック様に似ていて、“1日6時間20年間365日欠かさずトレーニングをした”という尋常ではない努力も語られているので、十分に納得できるものになっている(そうか?)。前述した『ジュマンジ:ウェルカム・トゥ・ジャングル』でも共演したロック様とケヴィン・ハートの2人が、バディになっているというのも面白い。

ゲラゲラと笑えるのは、強制的に相棒にさせられた男が、筋肉ムキムキ大男の強引なペースにとにかく乗せられまくること。「俺はお前の相棒じゃねーし!関係ねーし!」と必死に伝えようとしても、「ほらもう敵が撃ってきてるよ!一緒に逃げないと死ぬよ!」と朗らかに答えてくるやりとりはどうしても笑ってしまう。
良い意味で強引に窮地を切り抜けたり、ロック様が驚愕の“変身”をしたり、何気ない会話がしっかりと伏線として回収されたり、単純に「モリモリ筋肉男が悪いヤツを叩きのめす」というのが痛快愉快だったりと、ずっと楽しくニコニコしながら観られる娯楽作となっている。
オトナがぶつかりがちな“仕事”にまつわる悩みも描かれていて、人生の指針となるメッセージが提示されているのも素敵だ。

※『ワイルド・スピード』シリーズでもおなじみ、俳優であり元プロレスラーのドウェイン・ジョンソンの愛称。日本でWWE(アメリカのプロレス大会)が字幕放送された時に“ロック様”と記載されたことにより、愛称が普及したと言われている。

『セントラル・インテリジェンス』の情報

監督:ローソン・マーシャル・サーバー、出演:ケヴィン・ハート、ドウェイン・ジョンソン、エイミー・ライアンほか
2016年、1時間47分

Netflixで『セントラル・インテリジェンス』を観る

Netflixのおすすめ映画その22:『TAG タグ』

タイトルの意味は「鬼ごっこ」で、内容もそのまんま「いい年をしたオトナたちが毎年5月のひと月を丸々使って全力の鬼ごっこを繰り広げる」というものである。仲良しの5人の男たちが、9歳の時から30年に渡り仕事や家庭生活の合間を縫って鬼ごっこを満喫していたというあらすじはキテレツにも思えるが、これが実話に着想を得た物語なのだから驚きだ。
ずっと鬼になったことのないひとりを捕まえるべく、他のメンバーが全力疾走しまくる。それらを身体能力と反射神経とあの手この手の作戦で回避していく、という流れは誰でも楽しく観られるだろう。『アベンジャーズ』でもおなじみの俳優ジェレミー・レナーが、その無敵の男に見事にハマっているのも面白い。

いかにもバカバカしい話、それこそ「なんのためにいい年を鬼ごっこをするんだよ」という疑問も湧いてくるのだが、しっかりした教訓と共に明確な答えを提示している。その1つが、冒頭でも告げられる「老いて遊びをやめるに非ず、やめるから老いる」というものだ。この鬼ごっここそがオトナになっても続く彼らの友情に直結していることもわかってくる。下ネタや不法侵入などの際どいネタもあるが、「本気の遊びは面白い」という普遍的な事実は誰にでも共感しやすいはずだ。

『TAG タグ』の情報

監督:ジェフ・トムシック、出演:エド・ヘルムズ、ジェレミー・レナー、ジョン・ハムほか
2018年、1時間40分

Netflixで『TAG タグ』を観る

Netflixのおすすめ映画その23:『ゲーム・ナイト』(5月6日公開終了予定)

ゲーム愛好家の夫婦がいつものように友人カップルを家に招いて、俳優も雇った「誘拐ゲーム」を楽しむ予定だったが、そこにやってきたのは本物の犯罪者。遊びのつもりがマジで誘拐事件が起きてしまう、というものすごいあらすじのコメディだ。
どう見てもヤバい連中が入り込んできたのに、ゲーム参加者が「リアルな演出だなぁ」「素晴らしい名演技だ」と“気づいていない”様子はやっぱり笑ってしまう。その後は二転三転するどんでん返しの連続、ちょっぴりエゲツないギャグも盛り込まれ、大掛かりなアクションも用意されていたりもするので、ノンストップで楽しめることだろう。

こちらも前述した『TAG タグ』と同様に、「全力で遊ぶ」ことの意義を高らかに謳いあげた作品とも言える。今の外出が制限され自粛ムードが漂ういまこそ、その姿は癒しになるのかもしれない。それでいて、家族に感じているコンプレックスや夫婦の悩みなども盛り込まれ、オトナが共感できる要素もたっぷり。あっと驚くラストとエンドロールまで、ぜひ見届けて欲しい。
※2020年5月6日に公開終了予定のため、お早めに。

『ゲーム・ナイト』の情報

監督:ジョン・フランシス・デイリー、 ジョナサン・ゴールドスタイン (脚本家)、出演:ジェイソン・ベイトマン、レイチェル・マクアダムス、ビリー・マグヌッセンほか
2018年、1時間40分

Netflixで『ゲーム・ナイト』を観る

Netflixのおすすめ映画その24:『ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金』

実際に起きた誘拐事件を題材とした作品なのだが、その内容は信じられないほどに滑稽だ。バカな登場人物がマヌケ過ぎる手口で犯罪行為を繰り返し、際限なく悪い方向へ転がっていく様は、不謹慎な笑いに満ち満ちている。
監督は『トランスフォーマー』シリーズで知られるマイケル・ベイで、そちらのシリーズは良くも悪くも「迫力満点だけど何がなんだかわからない」「大味」「疲れる」などと言われることも多かったのだが、この作品は「展開をどんどん足していって、メチャクチャなことになっていく」という監督の作家性が、劇中の適当すぎる誘拐事件の過程と見事に一致していた。

こちらもロック様(ドウェイン・ジョンソン)が出演しているのだが、今回はその圧倒的な筋肉が全く役に立たない、どうしようもないバカになっているのも素敵だ。下ネタやグロ描写もある上に、アホすぎる犯罪描写はもはや笑いを通り越してドン引きする勢いと、かなりブラックな作風であるので好き嫌いが分かれる。しかし、こういうのを高らかに笑ってしまえる、良い意味で意地の悪い作品が好きだという方には絶対に観ていただきたい1本だ。

『ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金』の情報

監督:マイケル・ベイ、出演:マーク・ウォールバーグ、ドウェイン・ジョンソン、アンソニー・マッキーほか
2013年、2時間10分

Netflixで『ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金』を観る

Netflixのおすすめ映画その25:『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』

結婚式を間近に控えた男が悪友2人と新婦の弟を連れ、独身最後の夜を満喫すべく酒やギャンブルでバカ騒ぎ……翌朝にひどい二日酔いで目覚めたら、前夜の記憶がすっぽりと抜けていたうえに、肝心の今日結婚するはずの男は失踪。そこには目を疑う”ある者”がいた……! というあらすじだ。「なんでこんなことになっているんだ?」という状況から男どもが慌てふためき、“謎解き”のように失踪した男を探す過程はそれだけで面白い。

日本では劇場公開されていなかったのだが、評判を集めたことで署名活動によって上映が実現した。かなりキツめな下ネタやエゲツないギャグもあり、こちらも「合わない」という方もいる作品だろう。しかし、「どんちゃん騒ぎをしすぎたせいで痛い目を見たことがある」方であれば共感はしやすく、彼らの混乱に笑いつつもちょっぴり胸が痛くなる、という複雑な心境で楽しむことができるはずだ。
監督は大ヒット作『ジョーカー』のトッド・フィリップスで、その作品のトーンの違い(あるいは似ているところもある?)に驚くかもしれない。なお、現在Netflixでは続編の『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』も視聴可能だ。

『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』の情報

監督:トッド・フィリップス、出演:ブラッドリー・クーパー、エド・ヘルムズ、ザック・ガリフィアナキスほか
2009年、1時間39分

Netflixで『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』を観る

次のページでは、Netflixのおすすめ映画から「世界で戦える日本のドラマ映画5選」をご紹介する。

リンクをコピー
関連記事関連記事