【一人暮らしの節約術】どっちがお得? 部屋探し・水道光熱費・家賃や食費の節約術クイズ
このページの目次
一人暮らしの節約術クイズ03.食費、コストダウンできるのはどっち?
「節約するために自炊」は当たり前! さらに支出を抑えるためには、同じ食材でもより賢く買うことが重要だ。
一人暮らしで買い物をするなら、どっちの特典が高コスパ?

一人暮らしでコスパがいいのはBの「5%割引」
5%割引とポイント5倍と聞くと、値引き額と還元額は同じくらいに感じるかもしれないが、さにあらず。
例えば商品が1,000円の場合、5%割引なら950円で、消費税8%がかかって1,026円。ポイント5倍の場合、100円で1ポイントの還元率なら50ポイントがつき、税込1,080円から引いて合計で1,030円。5%割引の方が4円お得となる。
高額商品ならその差額は大きくなるので、この違いは覚えておこう。
一人暮らしの場合同じ種類の食品を買うなら、どっちがリーズナブル?

一人暮らしでリーズナブルなのはAの「プライベートブランド」
プライベートブランドとは、スーパーやドラッグストア、コンビニなど流通業者が企画した商品群のこと。対するナショナルブランドとは全国的に知名度のあるメーカーが作った商品群を指す。プライベートブランドの商品は大量生産されるため、基本的にはリーズナブル。
購入する物や量にもよるが、ブライベートブランドのインスタントラーメンや調味料などを選べば、ナショナルブランドよりも1~3割ほど安くなる。
一人暮らしの時、卵黄を多く使いたいならどっちが節約できる?

一人暮らしで節約できるのはBの「M玉」
卵のサイズは規格として定められており、M玉は58g以上64g未満、L玉は64g以上70g未満と決まっている。
しかし、卵の重さの違いは白身の差でしかなく、実は黄味の量はほとんど同じなのだ。そのため、黄卵を濃厚に味わいたい人や、お菓子作りなどで黄卵だけを使いたい人はM玉を選ぶのがお得だ。
ちなみに、M玉とL玉の価格差はおよそ20円。週に1パックを使うと計算した場合、80円の節約になる。
同じブランドの白米ならどっちが安い?

安いのはAの「普通米」
普通米に比べてまだ馴染みが薄い無洗米。どちらも精米コーナーに置いてあり、あまり値段を気にせず選んでいるかもしれないが、同じブランドで比較すると普通米は無洗米よりもリーズナル。
ものにもよるが、米5kgなら100〜135円ほど安く、洗米の水道代を含めても普通米の方がお得だ。無洗米は、その名のとおり、お米を洗わなくていいように加工されている。手間がかかっている分、普通米よりも割高なのだ。
一人暮らしの節約トリビア「食費編」
①.レシートをチェックして無駄遣いを減らす
取っておいたレシートに必需品なら○、安く抑えられそうな物なら△、不必要な物なら×を付けていく。×が付いた物を買わないだけでなく、多く付いた店にも行かないようにする。
また、1日に何回も行く店も習慣的に無駄遣いをしている可能性があるので同様だ。
②.買い物は空腹時を避けて無駄遣いをなくす
お腹が空いていると、すぐに食べられるお菓子や菓子パンを買ってしまいがち。無駄な食費をなくすためにも、空腹時の買い物はできるだけ避けよう。
仮に月20回買い出しに行く人が、その都度300円余分に買っていたとしたら月額6,000円抑えられる。
③.ふるさと納税で地方の名産品をGET
ふるさと納税は、地方自治体へ寄附をすることで、自己負担分2,000円を引いた寄附金額が税金の控除対象となり、寄附金額の上限3割に当たる返礼品がもらえる制度。
お米やお肉といった地方の名産品をもらえば食費の節約にもなり、一粒で2度おいしい。
何かとお金がかかる一人暮らし。正しい節約術を覚えて、出費を抑えよう!

「お部屋探し編」、「水道光熱費編」、「食費編」とお届けした一人暮らしの節約術。これから一人暮らしをする人も、現在一人暮らし中の人も、ぜひ今回紹介した正しい節約術を覚えて、一人暮らしをよりお得に過ごそう!
節約術を教えてくれたのは?
文=綱島 剛 イラスト=川添むつみ(コットンズ)
※「CHINTAI2019年9月号」の記事をWEB用に再編集し掲載しています