二人暮らしにおすすめの洗濯機は？選び方やおすすめメーカー・機種を紹介

二人暮らしにピッタリな洗濯機を選ぼう！

二人暮らしをスタートさせるうえで、必要な家具・家電を買い揃えるのはなかなか大変な作業だ。特に、生活に欠かせない家電のひとつである洗濯機を選ぶのは難しい。大きさや機能、物件の洗濯機置場に合うか……など、さまざまな条件を満たす必要があるためだ。

新生活をスタートさせるうえでは、ニーズに合う最適な洗濯機を選びたいところ。そこで今回は二人暮らしに必要な洗濯機の選び方や、おすすめの商品を紹介していく。

二人暮らしにちょうど良い洗濯機の選び方

二人暮らしに最適な洗濯機の選び方を解説していく。二人暮らしで使用する洗濯機は、洗濯量に加え、二人のライフスタイルにも合わせたチョイスが重要である。

どういった点を意識して、洗濯機を選べばいいかを見ていこう。

二人暮らしに最適な洗濯機の容量

まず、重要とされるのが洗濯機の「容量」だ。これは一度の洗濯でどれぐらいの衣服などを洗濯できるかを表している。
小さい洗濯機だと、一度の洗濯で二人分の服を洗うことができない可能性もある。

家電メーカーの日立が推奨している、二人暮らし用の洗濯機の容量としては以下の基準が設定されている。

「1人1日分の洗濯物量」＝1.5kg
出典：日立公式HPより引用

つまり、二人暮らしの場合、
1.5kg×2人=「3kg」が、二人暮らしの家庭で1日で出る洗濯物の量となる。

ただ、毎日洗濯ができるとは限らない。場合によっては、洗濯物が溜まることも考えられるだろう。

そのため、二人暮らし向けの洗濯機の容量としては、二日分の洗濯物が一度に洗える余裕を持たせた「6~7kg」ぐらいがおすすめだ。

二人暮らしに最適な洗濯機はドラム式orタテ型？

洗濯機の種類としては、主に「ドラム式」と「タテ型」の2つがある。
見た目の違いとしては、ドラム式はふたが前開き、タテ型は上開きとなっているが、それぞれ洗浄力や置き場所のサイズなどに特徴がある。

「ドラム式」の場合、ふたが前開きなので、洗濯物の出し入れが楽で、洗濯機の上に物を置くことも可能である。少ない水で洗濯するので、節水効果も期待できる。
デメリットは、ふたを開けるスペースを考えて設置しなければならないという点だ。

「タテ型」は、洗浄力の強さに特徴を持っている。ふたが上に開くので、スペースを取りにくい点もメリットだ。
乾燥機能が付いている洗濯機の場合、ドラム式に比べてタテ型は電気代がかかりやすいというデメリットがある。

それぞれの違いを理解したうえで、二人の生活スタイルや物件の洗濯置き場のサイズに合うものを選ぶとよいだろう。

二人暮らしの洗濯機に乾燥機能は必要か

通常の洗濯機能のみの場合、「洗濯→干す→畳む」という作業が必要だが、乾燥機能付き洗濯機の場合、干す手間が必要なくなる。

物件によっては、日当たりが悪い、ベランダが狭いなど、洗濯物を干すのに向いていない場合もある。共働きのカップルであれば、日中に洗濯物を干すことができない場合もあるだろう。

部屋干しだと臭いが気になる上に、場合によっては除湿機を追加購入しなければならない。であれば、最初から乾燥機能付き洗濯機を購入するメリットは非常に大きいだろう。毎日の家事負担を軽減することができる。

その他便利な機能が必要か

近年の洗濯機には、洗剤の自動投入機能やAIによる洗濯方法の自動選定機能、スマートフォンからの操作対応機能など、あらゆる便利な機能が搭載されている。これらの機能はあると便利だが、やはり対応機種となるとその値段はぐっと上がる。洗濯と乾燥機能さえあれば十分という人も多いだろう。

しかし、より家事を簡単にしたいという人にとっては、多機能な洗濯機の方が良いといえる。高機能な洗濯機が必要かどうかは、予算と使用する人のニーズによるだろう。

二人暮らし用の洗濯機を選ぶ前に確認すべき3つのこと

二人暮らし用の洗濯機を選ぶ前には、まず使用環境を確認しておく必要がある。特に以下の3点は、事前によく確認しておくようにしよう。

防水パンの大きさ

防水パンとは洗濯機の下に敷く受け皿のことであり、万が一の水漏れから部屋を守るものだ。賃貸の場合、洗濯機置場についている場合が多い。

洗濯機は、防水パンの大きさに合ったものでなくては、ぐらついたりうまくホースがはまらなかったりしてしまう。特にドラム式洗濯機は、標準的な防水パンのサイズと合わないことも多い。洗濯機を新しくする場合は、物件についている防水パンの大きさと合うものを選ぼう。

蛇口やコンセントの位置

洗濯機購入時には、洗濯機用の蛇口やコンセントの位置にも注意が必要だ。位置によっては、蛇口が洗濯機に干渉してしまったりコンセントを指すスペースが十分でなかったりするなど、洗濯機の使用に支障をきたす恐れがある。

また、洗濯機を運び入れてから、やはり使えなかったなどというトラブルも多い。洗濯機のサイズと洗濯機を置くスペース、そして蛇口やコンセントの位置は、正確に確認しておくようにしよう。

搬入経路

洗濯機はサイズの大きい家具であり、特にドラム式洗濯機の場合は横の幅が大きい。そのため、洗濯機を洗濯機置場に運び入れるまでの搬入経路とそのサイズは、事前に確認しておく必要がある。

一般的に、洗濯機本体のサイズ+10cmの幅が確保されていれば、搬入は可能とされている。特に廊下やドア、階段といった狭いスペースの幅はきちんと計測しておかなければならない。なお、運ぶときは床などに傷がつかないように、事前に対策をしておくと良いだろう。

二人暮らしにおすすめの洗濯機を紹介！

ここからは二人暮らしにおすすめの洗濯機を紹介していく。人気の高いメーカーの洗濯機を紹介していくので、商品選びの参考にしてみてほしい。

二人暮らしにおすすめの洗濯機① パナソニック　プチドラム NA-VD210L-CK

プドラム ドラム式洗濯乾燥機 左開き NA-VD210L-CK
パナソニック　¥66,900

• 洗濯容量：6kg
• 乾燥容量：3kg
• サイズ：633×963×595mm

設置スペースが限られる物件でも置くことができるコンパクトタイプのドラム式洗濯機。乾燥機能もついており、非常に使いやすく便利である。

「エコナビ」機能によって、洗濯物を見分け、水と電気を節約してくれる。音も静かで夜間の洗濯にも向いている。

二人暮らしにおすすめの洗濯機② シャープ 洗濯乾燥機　ES-S7B-WL

洗濯乾燥機 ドラム式 左開き ES-S7B-WL
シャープ　¥133,921

• 洗濯容量：7kg
• 乾燥容量：3.5kg
• サイズ：640×1039×600mm

こちらも二人暮らしには最適なコンパクトサイズのドラム式洗濯機だ。シャープ独自のプラズマクラスター機能も搭載しており、洗濯物だけではなく、洗濯機内も清潔に保つことができる。

静音かつ省エネ、乾燥機能もついた商品だ。

二人暮らしにおすすめの洗濯機③ 日立 全自動洗濯機　NW-70B W

全自動洗濯機 ピュアホワイト NW-70B W
日立 ¥47,800

• 洗濯容量：7kg
• サイズ：568×986×540mm

タテ型洗濯機では、日立のこちらの商品がおすすめだ。シャワーをかけることで汚れを落とす「シャワー浸透洗浄」によって、優れた洗浄力を発揮してくれる。

シンプルな機能で、リーズナブルな価格も魅力となっている。最低限の機能だけしっかりしていればいいという人にはぴったりの洗濯機だ。

文＝tachan1916

※この記事内の商品情報は2019年6月11日時点のもの

2021年5月加筆=CHINTAI情報局編集部