今からすぐマネできる食費を節約する裏技とは?食費の目安もあわせて紹介

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一人暮らしにおける節約成功の秘訣は、「食費」にある!?

一人暮らしの支出において、家賃の次に大きな金額を占めるのが食費ではないだろうか。一人暮らしをしていると、自炊を面倒に感じてコンビニのお弁当で済ませたり、外食の機会が増えたりと、つい食費が高くなってしまいがち。

そこで、毎月の支出を抑えたいなら、食費を見直してみてはいかがだろうか。この記事では高額になりやすい「食費」に注目して、7つの節約ポイントを紹介する。

自炊で食費を賢くやりくりして、デキる男・デキる女を目指そう
自炊で食費を賢くやりくりして、デキる男・デキる女を目指そう

食費は「収入の15%」が目安!まずは予算を決めよう

食費は、生活スタイルなどによっても異なるが、一般的に収入の15%前後に収めるのが目安だと言われている。

そこで、まずは毎月の収入を元に食費の予算を立ててみよう。例えば、収入が月20万円の場合食費は3万円、収入が月12万円の場合食費は18,000円という計算である。自分に合った予算を知っておくことで、計画的に買い物ができるようになるはずだ。

今からすぐマネできる食費の節約ポイント7つ

以下の7つの節約ポイントを参考にして、可能な範囲で節約に励んでみよう。

ポイント①:外食やデリバリーを抑えて自炊を意識する

食費で出費を抑えるには、外食やデリバリーをできるだけ避けるのが近道だ。多忙な中でいつもの習慣を変えるのは難しいかもしれないが、少しずつ外食する回数を減らし、休日には自炊を1食からでも試してみよう。

はじめは「ウーバーイーツなどのデリバリー」→「コンビニのお惣菜」、少しずつ慣れてきたら「スーパーの総菜」などを取り入れながら、自炊が自然な習慣となるようにしていくのがポイントだ。

エコバックに入った野菜とペットボトル
少しずつ自炊する機会を増やしていこう

ポイント②:家計簿を活用し振り返ろう

家計簿をつけることで毎月かけている食費を記録し、自分がどのくらい使っているのかリアルタイムで知ることができる。家計簿をつけると、「毎月の予算内でやりくりしなければ」という意識も働くようになるだろう。

家計簿はマネーフォワードなどアプリの活用がおすすめ。レシートを撮影するだけで購入金額を家計簿アプリに反映が可能で、支出の内容に合わせてカテゴリ分けまでしてくれる。あまり手間がかからないため、多忙な人にはぴったりだ。

アプリで家計簿をつける赤いパーカーの人
家計簿アプリなら簡単に収支管理ができる!

ポイント③:ポイント付与されるキャッシュレス決済を利用する

ひと月の中でも支払う頻度の高い出費、それは食費だ。どうせ支払うなら、少しでも恩恵を受けておきたい。そこでおすすめなのが「食費のキャッシュレス決済」である。

スマホのQRコード決済、クレジットカード、電子マネーなどさまざまな方法があるが、キャッシュレス決済で支払うとポイントが付与され、現金同様の使い方やギフトカードへの交換が可能となる。決済方法によっては、還元率が購入金額の1%程度以上となることもあるため見逃せない。

また、最近の家計簿アプリでは、キャッシュレス決済とアプリを連携できるのがメリットだ。家計簿に細かく入力せずとも、購入金額が自動的に反映されるので便利だ。

便利でスムーズなキャッシュレス決済
キャッシュレス決済でポイントザクザク!

ポイント④:無駄買いをしないようにまとめ買いする

買い物に行く回数が多いと、タイムセールや新商品などが目に入り、今必要ではない物をつい買ってしまうことがある。

そこで、月収12万円で食費が18,000円の場合、これを4週分に分けて、1週間で4,500円分ずつの予算として、その分の食材をまとめて買うようにしよう。根菜類、缶詰、チーズ、豆腐など日持ちのする食材、卵や麺類などさまざまな料理に活用できる食材、肉類や魚類など冷凍保存ができる食材などを選ぶのがポイントだ。

まとめ買いの習慣が身についてきたら、栄養価の高い「旬の食材」を選んでみよう。旬の食材なら、新鮮で安いため、健康維持にも一役買ってくれるのだ。

少量を購入すると高くつく場合が多い。まとめ買いを
少量を購入すると高くつく場合が多い。日持ちする食材をまとめ買いしよう

ポイント⑤:ネットスーパーを活用する

多忙な人は、ネットスーパーを利用する方法もあり。インターネットで食品を注文でき、しかも24時間注文が可能、さらに自宅まで配達してくれるというメリットがある。米、ペットボトル飲料水、箱ビールなど重たい商品の購入だけでなく、まとめ買いにも便利だ。

また、自宅のストックを見つつ、画面上で合計金額を確認しながら商品を選ぶことができるため、無駄な出費を抑えられ、1週間の予算内での買い物も簡単になる。

ネットスーパーは、国内大手のスーパーマーケットが実店舗も兼ねて運営していることが多い。他にも、宅配専門の食材店も増えてきているため、いろいろと試して自分の好みに合ったところを利用してみよう。

便利なネットスーパーを賢く活用!
便利なネットスーパーを賢く活用!

ポイント⑥:休日にまとめて作り置きする

例えば、お米を多めに炊いて一食分ずつ冷凍しておくと、食べたいときに食べたい分だけレンジでチンして食べることができる。疲れている晩御飯時には便利だ。白飯と同様に、おかずを数日分まとめて作っておくのもおすすめだ。

常備菜は毎日の食事、仕事や学校へ持って行くお弁当にプラスできるので、作っておくととても助かる。レシピ本がなくてもウェブサイトでレシピ検索もできるので、積極的に利用しよう。

食材を保存する際には、食品保存容器やジッパー式のビニール袋など密封できる物を選ぶのがポイントだ。匂いの強い食材の場合は、ホーローやガラスなど色移りや匂いなどに影響されにくい素材の容器を選ぶと良いだろう。

まとめて作れば光熱費も食材費もお得に!
まとめて作れば光熱費も食材費もお得に!

ポイント⑦:野菜やお肉を冷凍保存する

日持ちがしにくい野菜類も安売りしているときにまとめて買い、冷凍保存しておくのが賢い方法だ。モヤシ、タマネギ、ピーマン、ホウレンソウ、大根やブロッコリーなどさまざまな野菜が冷凍保存に向いている。

モヤシは軽く下茹でしてから冷凍、タマネギ・ピーマン・ホウレンソウは下茹でせずに生のまま冷凍が可能だ。ホウレンソウは冷凍することで甘味が増すので覚えておこう。タマネギ・ピーマンは、みじん切りや千切りなど好みの大きさに切って冷凍しておくと、調理の手間が省けて便利だ。

ジャガイモやキュウリは冷凍でおいしさが半減してしまうため、注意しよう。

野菜はもちろん、果物も冷凍保存に適している
野菜はもちろん、果物も冷凍保存に適している

食費を賢く節約して、一人暮らしのお金に余裕を持とう!

自分の収入に合った食費の目安や、7つの節約ポイントについてご紹介した。一人暮らしの節約では食費の見直しが大きなポイントとなる。節約を長続きさせるには、無理のない範囲で行うことが大切だ。今回の記事を参考に、出来ることから始めてみてはいかがだろうか。

文=みつまめ(株式会社YOSCA)

※2021年2月加筆=CHINTAI情報局編集部

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