同棲をしたらお金が貯まる!?一人暮らしより得すること、損すること

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同棲って結局金銭面ではお得なの? 損なの?

同棲にまつわるお金の話
同棲生活は得なのか、損なのか

大好きな人と一緒に暮らすことができる「同棲」。いつも恋人と一緒にいられるだけで幸せで、毎日得した気分に浸ることができるのは間違いないだろう。

しかし、同棲を始めるにあたって直面するのが「お金」の問題。家賃や生活費を二人で折半できる一方、二人一緒だからこそ発生する出費もあるだろう。

果たして、同棲をすることで得をしたり、損をしたりすることなんてあるのだろうか? 今回は、これから同棲を始める人に向けて、同棲にまつわるお金の話を解説していきたい。

この記事でわかること
同棲で得すること①家賃を折半できるから、広めの部屋に住める
同棲で得すること②食材をまとめ買いできて、食費を抑えられる
同棲すると相手の良い面も悪い面も見えやすい。必ずしも仲が深まるとは限らない

やっぱりお得! 同棲で得する5つのこと

一般的に、同棲すると一人暮らしの時よりも生活にかかるコストが安くなると言われている。一緒にいたいという理由はもちろん、金銭面でお得という理由から、同棲をスタートさせるカップルも少なくない。ここでは、同棲を始めると得をする5つのポイントを紹介していく。

同棲で得すること① 家賃が抑えられる!

お互いが一人暮らしのカップルであれば、それぞれが暮らす部屋の家賃を支払わなければならない。だが、同棲すれば、一人暮らしよりも広めの物件で、家賃を折半して暮らすことができるのだ。

例えば、元々1K・家賃7万円の部屋にそれぞれが暮らしていたカップルが、1LDK・10万円で同棲を始めたとする。単純に折半すれば、一人の負担額は5万円に! 家賃が浮いた分、将来のための貯金に回すこともできる。

二人で住めば、家賃は半額以下になる場合も!
二人で住めば、家賃は半額以下になる場合も!

同棲で得すること② 食費が安く済む

同棲をすることで、早く帰宅して一緒に食事をする機会が増えるカップルも多いだろう。一緒に暮らしていれば家で食事をする機会も自然に増え、食費はぐっと抑えられる。外食と比べ、自炊の方が栄養バランスも管理しやすくなり、身体にも良い。

また、食材は一人分を購入するよりまとめ買いがお得。一人暮らしの場合は、まとめ買いをすると賞味期限が切れて食べきれない場合も多いが、二人暮らしなら食材を消費しやすくなり自炊もやりやすくなる。

同棲で得すること③ デートにかかるお金も節約

どちらかが実家に住んでいたり、離れた場所に暮らしているカップルは、毎回デートのたびに外出するという場合も多いだろう。外食やカフェでのお茶代など、デート代もバカにならなかったのでは!?

同棲すれば、おうちでデートができるようになりデート代が節約できる。毎回デートに着ていく服やバッグを新調しなくてOK! お互いありのままの姿を見せられるようになって、付き合いも気楽になるだろう。

日々の出費が抑えられる分、特別な日には高級レストランに食事に行ったり、遊園地に遊びに行ったりといったスペシャルデートにお金をかけるのもよさそうだを重ねていたら、お金がかかってしょうがない。

同棲で得すること④ 家事の負担が半分に

忙しい時にも、お互い助け合いができるのが同棲のいいところ。料理や掃除、洗濯などの家事の負担も二人で分担すれば半分になる。食材やトイレットペーパー、シャンプーといった生活用品の買い物も、一人より二人で一緒に行った方が楽しくなりそうだ。

同棲で得すること⑤ 防犯面で安心できる

幸せそうなカップル
二人でいろいろ共有できる同棲は、お得なポイントもたくさん

女性の場合、一人暮らしでは防犯面で不安になる人も多いだろう。ホームセキュリティに申し込んだり、鍵を二重にしたりという方法もあるが、金銭的な負担になってしまう。その点、同棲して家に男性がいるというだけで、安心感が強くなるだろう。

同棲して損する2つのこと

一見、メリットだらけに見える同棲。生活費のことを考えれば、損することより得することのほうが多いように感じる。では逆に、同棲することで損する点はあるのだろうか?

同棲で損することってあるの?
同棲で損することってあるの?

同棲で損すること① 初期費用がかかる

同棲に限らず、全ての引越しにおいて同様だが、同棲を始めるにあたって物件を新たに探すのであれば、ある程度の初期費用がかかる。

引越し代や敷金・礼金のほか、前家賃、仲介手数料、火災保険料、保証料など、物件を借りるためにかかる費用を見積もっておく必要がある。また、元々入居していた物件の契約内容によっては、入居期間が短すぎると解約料がかかる場合も。

家具・家電を二人暮らしに合わせて新調するなら、当然そのお金もかかってくる。同棲する前にどれくらいお金が必要かをきちんと試算しておかないと、後々「お金がない!」なんてことになるので注意!

同棲で損すること② 相手の嫌なところも見えやすい

いつもそばにいられる同棲。近くにいると、相手の良いところはもちろんだが、悪いところも見えやすくなってしまう。二人の仲を深めるために同棲を始めたのに、残念ながら別れてしまった……という事例も少なくない。良くも悪くも、同棲は二人の将来を一歩進めるための重要なステップになるのだ。

同棲以上に得する方法、それは「結婚」

実は、お金の面で同棲よりも得する方法がある。それは恋人としての同棲ではなく、結婚してしまうこと。

結婚すれば、よりお得なメリットが!
結婚すれば、よりお得なメリットが!

結婚して夫婦になると、「配偶者控除」や「扶養控除」など税制的な優遇を受けることができ、所得税や住民税の負担が軽減される棲よりも、お金の面で得したいなら、いっそ結婚してしまったほうがいいのかも!?

とはいえ、結婚はそんなに軽々しく決断することではない。まずは同棲から始めてみることで、近い将来の結婚生活をリアルにイメージすることができるだろう。

また、同棲から結婚へと進めることができれば、借りた物件に入籍後もそのまま住み続けることもできる。結婚してから物件を借りてもかかる費用は同じだ。

同棲の損得をきちんと考えて、幸せな二人暮らしを始めよう!

同棲することで得すること、損することとは何なのかを考えた。楽しいことも、大変なことも二人でシェアできる同棲生活は、金銭的なお得感以外にもメリットの多いもの。

物件の初期費用以外にも、引越しそのものや、家具や家電を新調したい。というケースでもまとめて銀行融資を利用することができる。

もし恋人との将来を真剣に考えているなら、一歩踏み出して同棲をスタートさせてみよう!

文=ありす

OLライター。数々の婚活経験を活かし、現在、婚活・恋愛コラムを多数執筆中

CHINTAI編集部
CHINTAI編集部

1992年創業、お部屋探しや生活の情報を発信してきた株式会社CHINTAIが運営するWebメディア。引越しに関する情報はもちろん、家事や家計、季節の楽しみなど日々を豊かにする知識を調査・ご紹介。
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