【同棲に必要な家具家電】新生活に必要なものチェックリスト

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同棲スタート!新生活に必要な家具家電は?場所別に紹介!

家具家電のイメージ
via AdobeStock

大好きな人と一緒に暮らすことを考えるだけでウキウキ。同じ時間を共にすることで、もっとお互いを理解することができるし、知らなかった一面も多々見えてくるだろう。
この記事では、新生活をスタートする二人をサポートする、「同棲で揃えたい家具家電」の相場感と購入時の注意点などをお伝えする。

お互いの価値観を知って、必要な家具家電を選ぼう

新生活を始めるにあたって、部屋を決めたら次に考えるのが家具と家電。お部屋に合ったもの、自分たちの思いに沿ったものを買い揃えられれば理想だが、予算、部屋のサイズ、それぞれのライフスタイルや考え方の違いもある。
お互いの生活を快適にするために、何を買い、何を持ち寄るのかという判断をしていきたい。

共に過ごす生活を具体的に思い描き、話し合うことはコミュニケーションを深めることになり、お互いのライフスタイルや価値観を知る大チャンス。家具や家電選びを通して、お互いを尊重しながら暮らすことができるお部屋づくりを考えていこう。

同棲で揃えたい、家具家電の一覧はこちら!

生活する上で差しあたって必要そうなもの、あると便利なものをリストアップしてみた。
二人の生活スタイルによっては不要な場合もあるし、どちらかが元々持っているものを使用するのも有効だ。また、価格はあくまで目安。購入するお店やこだわりによって価格は異なってくるので注意したい。

同棲で必要な家具家電のチェックリスト:家具編

場所家具価格目安
リビングソファ4万円程度〜
センターテーブル2万円程度〜
テレビボード4万円程度〜
ダイニングテーブルセット8万円程度〜
寝室ベッド10万円程度〜
寝具類3万円程度〜×2
サイドテーブル4000円程度〜
キッチン食器棚4万円程度〜
調理器具や食器類などそれぞれ千円程度〜
その他カーテンやラグ類各4000円程度〜
洋服タンスやハンガーラックなど収納家具洋服タンス:2万円程度〜、
ハンガーラック:3000円程度〜
洗濯用具3000円程度〜
玄関シューズラック2万円程度〜
目安費用は大手家具チェーンのホームページより、ボリュームゾーンにある家具の価格を参照した

同棲で必要な家具家電のチェックリスト:家電編

場所家電価格目安
リビング照明器具1万5000円程度〜
エアコン12万円程度
テレビ4万円程度〜
キッチン冷蔵庫10万円程度〜
電子レンジ(オーブンレンジ)2万円程度〜
※トースターであれば数千円程度~
※オーブンなど多機能タイプは4万円程度~
炊飯器1万5000円程度〜
2口コンロ2万円程度〜
電子ケトル4000円程度〜
その他洗濯機7万円程度〜
掃除機3万円程度〜
ドライヤー8000円程度〜
目安費用は大手家電量販店のホームページより、ボリュームゾーンにある家具の価格を参照し算出した

同棲で必要な家具家電と、購入の際のポイントを場所別に解説!

ここからは、ふたりの生活におけるシーンごとに分けて、具体的にどの家具と家電を買っておきたいかを考えてみよう。

リビングで必要なもの

同棲で必要な家具家電①ソファ

二人暮らしでソファを用意するなら、一緒に座ってもゆったりと過ごせるサイズとデザインを選びたい。

2人掛けではシートの幅は120〜150cm以上あると理想だが、あまり大きいものは圧迫感を感じてしまうことも。部屋に対して大きく感じそうな場合は、高さの低いローソファやフロアソファを検討してみるのもおすすめ。

ソファを置くことで部屋の動線が悪くなってしまうこともあるので、設置場所を考慮しつつ、センターテーブルなどその他の家具とのバランスを考えながら検討していこう。

ソファカバーやクッションはお部屋のアクセントになり、同じ部屋や家具でも気分や雰囲気を変えられるナイスなアイテムだ。

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同棲で必要な家具家電②センターテーブル・ダイニングテーブルセット

食事用のテーブルを「くつろぎの場の中心」となるセンターテーブルにするのか、「食事や仕事の場」となるダイニングテーブルにするのかは、お部屋のサイズや間取りにもよるだろう。

テーブルを使い分けるメリットは、生活にメリハリを付けられること。それぞれの食事の時間帯が異なる場合は2人用(75cm×75cm程度)でもいいだろうし、友達を呼びたいなど来客が多い場合は4人用(80cm×140cm程度)で考えたい。

また、ふだんはコンパクトに使って、人が来た時やテーブルを広く使いたい時に広げられる伸長式のダイニングテーブルを取り入れるのも一案だ。

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同棲で必要な家具家電③テレビ・テレビボード

近年は、テレビを見ないという人も増えているが、YouTubeなど動画配信サービスを大画面で見られることを考えると、テレビの設置は一考してもいいだろう。

大きさの目安は6畳なら26〜32インチ程度、8畳なら40インチ以上あるとお部屋のサイズ感にもマッチ。2番組同時録画できるテレビやレコーダーを選べば、チャンネル権争いなどで揉めることも回避できそう。

また、テレビを床に直置きすると騒音トラブルなどにも発展しかねないので、テレビボードもあわせて用意したい。DVDやゲーム機などが入れられるタイプのものなら収納もできて一石二鳥だ。

40インチのテレビなら120cm程度のものが目安。なお、テレビは目線よりも高いと見上げる形になり疲れると言われている。テレビボードの高さは、ソファに座って見る場合は40cm〜60cm程度、床に座って見るなら40cm程度が理想とされている。

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同棲で必要な家具家電④照明器具

照明器具は引越し当日から必要になるもの。物件に備え付けてある場合もあるが、付属していない場合も多いので引越しまでに確認しておきたい。

価格はブランドによりかなり差がある。それぞれの照明器具に対応する畳数が明記されているので、部屋の広さによって選ぼう。

また、間接照明をうまく使うことで、お部屋の雰囲気を変えることもできる。例えば冬の期間が長い北欧のインテリアなども効果的に組み込みながら、居心地の良い空間を演出したい。

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同棲で必要な家具家電⑤エアコン

夏は猛暑、冬は厳しい寒さに見舞われるようになってきた日本の気候。エアコンの有無は命を守ることと直結している。エアコン完備の物件も増えてはいるが、年式や型番が古いと電気代が驚くほどかかってしまうことも。

購入して付ける際には、エアコンは設置条件を満たした場所にしか取り付けられないので注意したい。また引越し繁忙期・梅雨明けで急に気温が上がった時期などは購入から設置まで期間がかかることもある。早めに手配をしておこう。

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寝室で必要なもの

同棲で必要な家具家電⑥ベッド・布団・寝具類

家具の中でかなり大きな面積を占めるベッド。一緒に寝るなら、横幅140cmのダブルベッドがゆったりできる。睡眠は快適な生活に重要なものだからこそ、マットレスの硬さの好み、布団やシーツの重さや肌触り、枕の素材など、お互いに折り合いを付けられるよう試して相談しておこう。

寝室が広くて、かつ就寝時間が異なるなど、それぞれのペースで休みたい場合には、横幅約97cmのシングルベッドを並べるのも気兼ねがなくて理想的。片方が暑がりで片方が寒がりだった場合でも、別の布団が選べるのは余計なストレスになりにくい安眠の秘訣だ。
なお、横幅が120cm のセミダブルは基本的に一人用として作られている。また、ベッド購入時は搬入経路の確認を忘れずに。

その他、枕や季節に合わせた寝具、清潔さを保つための替えのシーツ類なども揃えよう。一式が揃っているセットやアレルギー対応の商品もある。

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同棲で必要な家具家電⑦サイドテーブル

目覚まし時計や飲み物、ティッシュペーパー、寝る前のひと時に読んでいた本や携帯電話など、ちょっとしたものを置けるサイドテーブルはあると便利。無くても困るものではないが、あると生活の質が向上する家具のひとつだ。

なお、ワンタッチで点灯できるようなベッドサイドランプは、いちいち消しに起き上がったりしなくてもいいので重宝する。電池式で持ち運べるようなタイプを選んでおけば、地震などいざというときに持ち出すこともできる。

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キッチンで必要なもの

同棲で必要な家具家電⑧冷蔵庫

料理をする人もしない人も必要なのが、冷蔵庫だ。新型モデルであるほど技術の進化と、かつ容量が大きいほど高性能の断熱材が使用されているため省エネ傾向がある。電気代もお得になり、地球環境にもやさしいので検討してみてほしい。

容量は一般的に一人あたりの使用量70L×2+常備食品100L+予備スペース70Lと言われているので、二人暮らしであれば300L以上あると便利。外食派のカップルは200L程度の小さなものでも問題ない。
ほかにも野菜室の位置や製氷機の有無など、チェックポイントはさまざま。生活スタイルに応じ検討しよう。

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同棲で必要な家具家電⑨電子レンジ

忙しい現代人が生活する上で外せないのが電子レンジ。もう1品欲しい時の中食や冷凍食品を温めたり、オーブン機能が付いたものなど多種多様。機能の違いで価格がグンと変わるので、単に温めたい場合にはシンプルな廉価版でも充分だろうし、それぞれのライフスタイル、用途に応じて探してみよう。

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同棲で必要な家具家電⑩炊飯器

実のところ、ご飯さえ炊ければ食事はなんとかなるケースも多い。そんなときの強い味方が炊飯器だ。二人暮らしなら3〜5合炊きがあれば事足りるだろう。特に忙しいカップルは、たくさん炊いて炊きたてを冷凍しておくととっても便利で、かつ美味しい。

圧力IHタイプや炊飯に特化したものなど、炊けるお米の種類が多彩だったり、お菓子作りや料理に使うことができたり炊飯器のタイプもさまざま。生活パターンに合わせて選択したい。

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同棲で必要な家具家電⑪2口コンロ

自炊派であれば、1口コンロでは心許ないと感じることも。コンロは元々物件に付いている場合も多いが、いずれにしても2口あると俄然料理のやる気がアップするもの。ガスコンロの場合、プロパンガスと都市ガスでは種類が違うので購入前に確認すべし。

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同棲で必要な家具家電⑫電気ケトル

ガスを使うより簡単で短時間、かつ安全にお湯が沸く電気ケトルはひとつあると手放せないはず。料理をしないカップルでもお茶やコーヒーを淹れたり、小腹が空いたときのカップラーメンなど、お湯の出番は意外と多い。
ただし、頻繁に使わなければ、意外と置き場所に困るもののひとつでもある。

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同棲で必要な家具家電⑬食器・カトラリー類、調理器具、食器棚

お茶碗やお椀、お皿、コップやお箸、カトラリーなどはお気に入りのものを揃えられると日々の食卓がグレードアップする。お箸をお揃いにしてみたり、夫婦茶碗にしてみたり、パーティー用の大皿など、細かく集められる楽しみがあるのも食器類の魅力だ。
こだわりだすとキリがないが、生活に彩りを与えてくれるアイテムになること間違いなし。

なお、キッチンに収納スペースが確保されていれば、食器棚は特に必要ないだろうが、それでも電子レンジや炊飯器などを置ける場所ができたりと、食器棚はあるとやっぱり便利。高さ100cm以上あれば、ふたり分の食器類は十分入るだろう。
また、鍋類や菜箸、レードルやトング、計量カップなどの調理器具、ラップやキッチンペーパーなどの整理もどうするか考えていきたい。

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その他、お風呂や収納などで必要なもの

同棲で必要な家具家電⑭洗濯機

洗濯機には縦型とドラム式があるが、一般的に縦型のほうが洗浄力が高く、価格面でお財布にやさしい傾向がある。一方、ドラム式のメリットは使用する水の量が少なく、生地にも環境にもやさしさをもって洗濯物を洗えること。かつ乾燥機能が付いているので、忙しいカップルは重宝するだろう。

一人あたり1日分の洗濯物の目安は約1.5kgとされている。容量はこまめに洗うなら5kg、数日ごとにまとめ洗いをしたいなら7kg以上はほしいところ。洗濯機の容量が大きければ毛布や布団もまるごと洗えることも魅力だ。
なお、洗濯物はどう干すのか、部屋干しの場合は物干しを用意するのか、浴室乾燥機を使うのか、そもそも乾燥機を使うのかなども、お天気や流れる季節への思いを馳せながらふたりで考えていきたい。洗濯物ピンチハンガーや洗剤類も合わせて用意しておこう。

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同棲で必要な家具家電⑮掃除機

吸引力の強いキャニスタータイプ、気づいた時にサッと使えるスティックタイプ、さらにロボット掃除機など、さまざまな種類を展開している掃除機。お互いのライフスタイルなら、どんなタイプが向いているのかを考えよう。
あわせて掃除用の洗剤や清掃用具なども準備しておきたい。

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同棲で必要な家具家電⑯お風呂用品など

洗面器やお風呂のイス、バスマットなども必要だ。バスマットは乾きが早い珪藻土も人気。またシャンプー類やボディソープ、ボディクリームなどはそれぞれ好みのものにするのかなど、肌質や髪質、こだわりなどもそれぞれあるはず。シャンプー類はボトルで置くのか、引っ掛けるのかなど、置き方の工夫で掃除のしやすさなどもさまざま。
あわせてトイレマットなどの有無等も含めて話しておきたい。

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同棲で必要な家具家電⑰ドライヤーなど

洗面所周りに置かれることが多いドライヤー。ひとり暮らしや実家で使っていたものをそのまま持ってくるケースもあるだろう。
機能やメーカーにより、価格の開きがあるものの代表格。風量や重量、ヘアケアやアタッチメントの有無などを見ながら、気分が上がるスタイリングが叶う相棒を見つけたい。

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同棲で必要な家具家電⑱洋服収納など

備え付けのクローゼットが無い場合、洋服ダンスや収納ボックスなどを購入し、スペースを確保することが必要だ。夏物と冬物の衣類で収納スペースがかなり異なるのでご注意を。

なお、バスタオルは毎日取り替えたい派と複数回使いたい派で好みが分かれるアイテム。どちらが正解ということではないので、互いが納得できるように折り合いをつけたいもの。フェイスタオルや手拭き用タオルなども揃えておきたい。

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同棲で必要な家具家電⑲シューズラックなど

玄関がキレイだと気持ちが清々しいもの。ただ、履いた靴や濡れた傘、靴の裏から出るゴミなど、意識しておかないと玄関はすぐに乱雑になってしまいがち。そのため、シューズラックや傘立て、マット、スリッパ、下足用の掃除道具などは用意しておきたい。

本棚やキッチンマットやスリッパ、ゴミ箱など、生活をしていくと細々と必要なものが見えてくるだろう。

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同棲に必要な家具家電を用意する際の注意点

注意点①:一度は実物を見て判断する

例えば冷蔵庫であれば高さや扉の開き方、細かい収納ポケットの使い勝手など、詳しいことは実物を見たほうがイメージが湧く。大きな買い物だからこそ失敗のないように、ネットでお値打ちに購入できそうでも、購入前に一度は実店舗で見ておけるとベターだ。

注意点②:問題なく搬入・設置できるか確認する

間取りや部屋の広さといった設置場所の確認に加えて、玄関や廊下、階段の幅、エレベーターの有無などによる、搬入についてもしっかりとチェックしておきたい。

注意点③:家電は周波数を確認する

関東から関西、関西から関東へ引越す場合、周波数の変化により使えなくなる・使用感が変わる家電がある。特に洗濯機や掃除機、ドライヤーなど、既に使用しているものを持っていきたい場合は、一度確認することをおすすめする。

同棲をスタートする前に、必要なもの・購入すべきものをチェックしよう

部屋やシーンごとに、必要なものをピックアップできただろうか。

引越しは大きな買い物であるため、すべてを一気に揃えるのは大変。それぞれ持ち寄れるものは活用し、生活しながら徐々に買い揃えていくことも検討しよう。いろいろ試せる家具のサブスクを検討してみるものいいだろう。

※掲載している情報は2022年12月時点のものです

文:市村幸妙

東京都出身のフリーライター・エディター。会社員時代のあだ名は出身地である「小岩」。興味関心の幅は広く活動ジャンルは多岐に渡るが、グルメと音楽が特に大好物。仕事以外の時間はほぼ食べるか呑むか、シンガーソングライター・堀込泰行さんとロックバンド・FIVE NEW OLDの推し事に勤しむ。落語家の夫と都内で二人暮らし。

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