【賃貸でもOK】置くだけタイプのベビーゲートで赤ちゃんの事故を防ぐ
賃貸に設置したい「置くだけ」タイプのベビーゲート

赤ちゃんがハイハイをしはじめるころ、安全のために必要となるのがベビーゲート。
最近では自立する「置くだけ」タイプのべビ-ゲートも多く販売されている。壁を傷つける心配がないことから賃貸物件でも使用しやすく、設置が簡単な点が人気の理由だ。
そこで今回は、置くだけタイプのベビーゲートを選ぶ際の5つのポイント、おすすめのベビーゲート商品を紹介する。購入を検討している人はぜひ参考にしてみてほしい。
このページの目次
失敗しない!置くだけタイプのベビーゲートの選び方

従来のベビーゲートといえば、「壁にネジで固定する」「突っ張り棒で固定する」の2種類が主なもので、壁を傷つけるリスクがあることから賃貸物件にはなかなか使用しづらい面があった。置くだけタイプのベビーゲートであれば、賃貸でも使いやすいだろう。
置くだけタイプのベビーゲートを選ぶ際のポイントは、以下の5つ。ひとつずつ詳しく解説する。
1.設置箇所に合うサイズか
2.子供の様子がきちんと見えるかどうか
3.安定性
4.またぐタイプか、扉タイプか
5.対象月齢
ベビーゲート選びのポイント①:設置箇所に合うサイズか
ベビーゲートを設置する場所としては、下記が挙げられる。
設置予定箇所の寸法を測定のうえ、サイズを確認して商品を選ぶようにしよう。
【ベビーゲート設置箇所の例】
キッチン | 刃物やコンロなど 危険なものに近づけないようにする |
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玄関 | 段差への落下や屋外への 飛び出しを防ぐ |
階段下 | 転落を防ぐため、 そもそも登れないようにする |
テレビボードの周囲 | イタズラ、誤操作防止 |
ベビーゲート選びのポイント②:子供の様子がきちんと見えるかどうか
ベビーゲートにはさまざまタイプがあるが、視界が遮られるタイプだと、子どもの様子が見られないため安全ではない。
柵になっているもの、布製でもメッシュになっているタイプのベビーゲートであれば、子どもの様子が見られるだけでなく、子どもからも親の顔が見られるため、双方が安心して過ごせる。
ベビーゲート選びのポイント③:安定性
ベビーゲートは子どもがつかまったり、ぶつかったりしてもぐらつかないものを選びたい。ケガをしないためにも、材質や強度もしっかり確認しよう。
置くだけタイプのベビーゲートは、壁にネジで留めるタイプに比べて安定性が劣るのではないかと心配になる人もいるだろう。床に大きなプレートが付いたものなど、転倒防止の工夫がされているタイプがおすすめだ。
ベビーゲート選びのポイント④:またぐタイプか扉タイプか
ベビーゲートにはまたぐタイプと、扉タイプがある。
またぐタイプは、大人はまたげるが、子どもは超えられない高さになっている。扉タイプは、自動でロックがかかるものや、頻繁に出入りする際は開けっ放しにできるものなど、さまざまな機能がある。
ただし、扉タイプでオートロック機能がないものは、ロックをし忘れないように注意しよう。子どもが簡単に通れてしまっては、ベビーゲートを設置している意味がない。
ベビーゲート選びのポイント⑤:対象月齢
一般的に、ベビーゲートは2歳ごろまでで使うのをやめることが多い。しかし、家族構成や環境、子どもの成長具合でいつまで使用するかは異なる。
ベビーゲートには対象年齢が決められているので、いつまで使うかを考慮するのも、ひとつの選び方だ。
おすすめの置くだけタイプのベビーゲート5選!
ここでは、おすすめの置くだけタイプのベビーゲートを5つご紹介する。ぜひ、購入の際の参考にしてほしい。
おすすめベビーゲート①:日本育児 おくトビラ ホワイトスチール

日本育児の「おくトビラ ホワイトスチール」は、置くだけで簡単に設置できるのはもちろん、壁が傷つきにくいコーナーガード付きだ。賃貸物件にも設置しやすいベビーガードである。
接地面についたセーフティプレートはブックエンドと同じ仕組みで、子供がゲートに近づくと子供自身の重みで倒れにくくなる仕組み。安全性が高いカバー型のロック機構を採用。前後どちらに揺すってもしっかりロック状態を維持する一方、大人は片手でロックが取り外せるため便利。
おしゃれなデザインもポイント。子ども用品はポップなデザインが多いが、すっきりとしたホワイトスチールでシンプルなデザインを好む人におすすめ。
対象月齢 | 6ヶ月頃から2歳頃まで |
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設置時サイズ | 幅80~121cm×奥行45~60cm |
高さ | 70.5cm |
重量 | 約7.7kg |
注意事項 | 必ず本体の両端が 壁にかかる場所に設置してください。 |
おすすめベビーゲート②:日本育児 おくだけドアーズ Woody-Plus Mサイズ

「おくだけドアーズ Woody-Plus」は、木製の扉タイプのベビーゲート。おすすめ商品①の「おくトビラ」と基本的な構造は同じだが、木のぬくもりを感じられ、和洋どちらのお部屋でもなじむデザインだ。
子どもの重さでゲートが固定される、ブックエンド方式のセーフティプレート付き。両開きタイプなので、頻繁に出入りをする場所に置いても通りやすい設計。
ロックは片手で開閉が可能で、押しながら持ち上げるタイプ。大人は開けやすく、子どもは押しづらいため、誤ってロックが外れる心配が少ない。
30度ごとに角度調節ができ、部屋の間口や家具の間など、設置場所を問わない。
なお、同シリーズでS・Lサイズもあり。間口や場所に合わせて拡張できるパーツ(別売)もある。
対象月齢 | 6か月から2歳頃まで |
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設置時サイズ | 約 75~126cm |
高さ | 72cm |
重量 | 約7.0kg |
注意事項 | ・ゲートの端が壁または柱に当たる場所に設置してください ・階段上ではご使用いただけません。 |
おすすめベビーゲート③:日本育児 おくだけとおせんぼ

「おくだけとおせんぼ」は、置くだけでしっかりと安定する、またぐタイプのベビーゲートだ。セーフティプレートに加え、サイドスタンドがあるため、しっかりと安定する。
長さが調整できるうえ、テレビ前にコの字型に置くなど設置場所に合わせた形で置ける。調節の際、工具は不要で、手で簡単に調節ができる。
また、メッシュタイプなので、子どもの様子が見られるのもポイント。
対象月齢 | 6ヶ月から満2歳まで |
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設置時サイズ | 幅:最小 約226cm(コの字:約108cm)~最大 約271cm 奥行き:約40~100cm |
高さ | 約60cm(展開時) |
重量 | 約7.4kg |
注意事項 | 本製品を階段上や、段差の上近くには 絶対に設置しないでください。 誤って本製品が倒れた場合、 階段や段差の上から転げ落ちる原因となります。 |
おすすめベビーゲート④:Nebio ソノバdeゲートF

シンプルなデザインのベビーゲート。持ち運びが簡単で、工具を使った組み立ては不要。
角度も簡単に変えられるので、一直線にしてキッチンや部屋の入り口に、またコの字にして狭い廊下の入り口に等、さまざまな場所に設置が可能。
扉部分にはボタンとノブのWロックを採用しているので、誤って外れるリスクが少ない安心設計。接地部にはシリコン製のすべり止めが付いている。
対象月齢 | 生後24ヶ月以内 |
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設置時サイズ | 幅約79cm~163cm |
高さ | 63cm |
重量 | 約4.1kg |
おすすめベビーゲート⑤:iFam ベビーサークル

世界12カ国で選ばれている韓国のブランド「iFam」のベビーサークルは、貝殻やくじらなど海をモチーフとしたかわいいデザイン。シリコン製の滑り止めが床にフィットし、軽量でも安定する設計となっている。
パネルを連結させるだけなので工具なしで簡単に組み立て可能。直線状に設置してベビーゲートとしてはもちろん、円形に設置すればキッズサークルとしても使える。
オプション商品も豊富。さらに安定性を高めるための「スタンドオプション」、「ロック付きドア」、スペースに合わせて長さを調整できる「拡張パネル」、小物が収納できる「マルチバスケット」などの商品展開もある。
対象月齢 | 記載なし |
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設置時サイズ | パネル1枚あたり:幅68cm (8枚セット商品) |
高さ | 60cm |
重量 | パネル1枚あたり:約920g (8枚セット商品) |
注意事項 | ・お子様がパネルの隙間に無理やりに 手足を入れる様な場合は、ご使用をお控えください。 手足が挟まり抜けなくなる場合がございます。 ・お子様がパネルに登れるようになるなど、 お子様の成長度合いにより危険になる場合があります。 保護者の方の判断で、使用を中止してください。 |
置くだけタイプのベビーゲートで赤ちゃんを危険から守る
賃貸物件でも壁を傷つけず、簡単に設置ができる置くだけのベビーゲートをご紹介した。
ハイハイをし出したころから必要となるベビーゲートは、キッチンや階段など、家中に潜む危険から子どもを守る大切なものだ。置くタイプのベビーゲートなら、女性ひとりでも簡単に設置できるものが多く、さまざまな場所で活用できる。
家庭内での事故を防止するために、ここでご紹介した選び方とおすすめベビーゲートをぜひ参考にしてほしい。
※記事内の商品情報は2021年7月21日現在のものです