自分に合ったベッドのサイズで快眠!種類と選び方を解説
あなたのベッドのサイズは自分に合っている?

シングル、ダブル……ベッドのサイズにはどんなものがあるか知ってる?
みなさんは、「寝心地が悪い」「しっかり寝た気がしない」といった悩みを抱えていないだろうか。マットレスの種類にもよるが、そもそもベッドのサイズが自分の体に合っていないことが原因かもしれない。
一人暮らしだからシングルベッド、パートナーと2人だからダブルベッドというように、なんとなくベッドのサイズを決めている人は多い。しかし、実は自分の体に合った理想のベッドのサイズがある。
そこで今回はベッドサイズの種類や、どのような人におすすめかを解説する。自分の体に合ったサイズのベッドを選んで、睡眠の悩みをなくそう。
このページの目次
ベッドのサイズにはどんなものがある?

使う人や家族構成ごとに最適なサイズを選ぼう
「シングル」や「ダブル」はよく耳にするが、ベッドのサイズは全部で6種類あるのをご存じだろうか。家族構成や部屋の広さによって適したベッドのサイズは変わる。まずはそれぞれのベッドのサイズを知り、自分にはどのサイズが合うかを把握しよう。
【サイズ】 | 【おすすめの人】 |
シングル(S) | 6畳ほどの部屋に住む一人暮らしの人 |
セミダブル(SD) | 6畳以上の部屋に住む一人暮らしの人や、ゆとりをもって寝たい人 |
ダブル(D) | ゆったりとくつろぎたい一人暮らしの人や、二人暮らしの人 |
クイーン(Q) | 2人でゆったりと寝たい人 |
キング(K) | 大人2人と小さいお子様で一緒に寝たい人 |
ロング(L) | 身長が高い人 |
【サイズ】 | 【おすすめの人】 |
シングル(S) | 6畳ほどの部屋に住む一人暮らしの人 |
セミダブル(SD) | 6畳以上の部屋に住む一人暮らしの人や、ゆとりをもって寝たい人 |
ダブル(D) | ゆったりとくつろぎたい一人暮らしの人や、二人暮らしの人 |
クイーン(Q) | 2人でゆったりと寝たい人 |
キング(K) | 大人2人と小さいお子様で一緒に寝たい人 |
ロング(L) | 身長が高い人 |
全部で6種類! それぞれのベッドサイズについて解説
ここからは、6種類のベッドサイズについてそれぞれ解説していく。あなたの暮らしに合ったサイズのベッドを選ぶことで、睡眠の質を上げることができる。
ベッドのサイズ① シングル(S)
最もコンパクトである「シングルベッド」。一般的なサイズは幅97cm×長さ195cmだ。6畳ほどの部屋に住む一人暮らしの方におすすめである。
都市部に多い6畳ワンルームや1Kの部屋にベッドを置きたい場合も、シングルベッドは部屋に圧迫感を与えにくいサイズだ。
また二人暮らしの人であっても、シングルベッドを2台並べることで、二人用の大きなベッドにするという使い方ができる。キングサイズの横幅が約195cmなので、シングルベッドを2台並べた場合(194cm)と横幅はほぼ同じ。マットレスを二人それぞれの好みに合わせて選べるため、硬さなどで揉めることもない。
さらに、シングルベッド2台を離して並べ、ツインベッドとして使用することも可能。就寝時間がバラバラのパートナー同士でもお互いの睡眠の邪魔になりにくい。
シングルベッドは生活環境の変化や引越し、模様替えに対応しやすいのもメリットのひとつだ。例えば夫婦二人暮らしの間はシングルベッド2台を並べて使用し、将来家族が増えた際は子ども用に使うことができる。また、友人が泊まりに来た際に来客用としても使用可能だ。
ベッドのサイズ② セミダブル(SD)
セミダブルベッドの一般的なサイズは幅120cm×長さ195cmだ。シングルサイズよりも横幅にゆとりがある。1人でゆったりと寝たい人におすすめのサイズで、寝返りを打っても落ちる心配が少ない。
横幅が広めなので、6畳以上の部屋に適している。シングルベッドに比べ、セミダブルは一人暮らしのコンパクトな部屋では圧迫感を感じやすい。収納付きのベッドにするなどしてスペースを有効活用すれば、一人暮らしの部屋でも広く使うことができる。
セミダブルであれば2人での使用もできるため、友人が泊まりに来た際に一緒に寝ることも可能だ。
ただし同棲カップルや夫婦など、日常的に二人以上で使う想定であればやはりダブルサイズ以上をおすすめする。
ベッドのサイズ③ ダブル(D)
ダブルベッドの一般的なサイズは幅140cm×長さ195cm。1人でもパートナー同士でも使える大きさだ。
1人であれば広々と使えるので、ホテルのようなベッドの広さを求めている方や、体型が大きめの方におすすめである。パートナーと2人で使用するにも適したサイズだが、どちらかが標準体型よりもやや大きめであれば、手狭に感じるかもしれない。
ダブルベッドは寝具やリネンの種類が豊富なのがメリットのひとつだろう。ベッドカバーやシーツなど自分好みのリネンをそろえ、インテリアの一つとして楽しみたい方にもダブルベッドはおすすめだ。
ベッドのサイズ④ クイーン(Q)
クイーンサイズベッドの一般的なサイズは幅160cm×長さ195cmとなり、横幅はダブルベッドよりも20cm広い。パートナーと2人で余裕をもって寝たい方におすすめのベッドだ。
クイーンサイズのベッドは、マットレスを2枚並べて使うものが多い。そのため、互いの振動が伝わりにくいというメリットもある。マットレスどうしの隙間が気になるというデメリットはあるが、隙間を埋めるパッドなども販売されているので活用すると良いだろう。
また、クイーンサイズのベッドは小さい子供がいるファミリーにもおすすめ。夫婦2人でクイーンサイズを使っていれば、将来的に家族が増えてもベッドを買い足す必要がない。
ただし、物件によってクイーンサイズは搬入が難しい場合もある。購入の際には、マンションの共用廊下や部屋のドアのサイズなど、搬入経路となる場所のサイズを事前に確認しておこう。
ベッドのサイズ⑤ キング(K)
キングサイズベッドの一般的なサイズは幅180cm×195cm。パートナーと2人でゆったりと寝たり、子どもと3人で寝たりする方におすすめだ。
キングサイズは、ホテルのスイートルームにも使用されているベッドサイズ。部屋に高級感を与え、ホテルのような雰囲気にしたい人におすすめだ。
キングサイズは大人2人が一緒に寝てもかなり余裕のある大きさで、子どもと3人で寝てもじゅうぶんな広さを保てる。将来的に子どもと寝ることを考えている方は、キングサイズがおすすめだろう。
ただし、キングサイズを置く際はじゅうぶんな部屋の広さが必要となる。6畳ほどの部屋に置くと圧迫感があるため、ゆとりをもった広さの部屋に置こう。クイーンサイズ同様に、搬入経路を事前に確認しておくことも大切だ。
ベッドのサイズ⑥ ロング(L)
最後は、ロングサイズ。一般的なサイズは幅97〜180cm×長さ207cmとなり、おもに高身長の方向けのベッドだ。
ここまでご紹介してきた5種類のベッドと比べると、縦の長さがあるのが特徴だ。一般的なベッドの長さが195cmなので、約12cmも長くなる。
「通常のベッドでは足がはみ出る」という方にはロングサイズのベッドをおすすめするが、種類が少ない点がデメリット。ロングサイズは他のベッドよりも取り扱い自体が少なかったり、メーカーによってサイズがバラバラだったりする。フレームとマットレスを別々に購入する際は、注意が必要だ。
体に合ったベッドのサイズとは?
ここまで、ベッドのサイズについて6つの種類をご紹介した。
理想的なベッドのサイズは、体の幅プラス30cm×身長プラス15cmとされている。
1人で寝る際はもちろん、一緒に寝るパートナーの体型も考慮してベッドを選ぼう。
1人用 | シングル・セミダブルサイズ |
2人用 | クイーン・キングサイズ |
家族3人 | シングルサイズ2つ・キングサイズ |
身長の高い人 | ロングサイズ |
1人用 | シングル・セミダブルサイズ |
2人用 | クイーン・キングサイズ |
家族3人 | シングルサイズ2つ・キングサイズ |
身長の高い人 | ロングサイズ |
ベッドのサイズを見直して睡眠の質を上げよう!
今回は、睡眠の質に影響を与えるベッドのサイズについてお伝えした。
ベッドにはシングルからロングまで、6種類のサイズがある。1人だからシングル、2人だからダブルと安易に決めず、体の幅プラス30cmのサイズを理想として、自分の体に合ったベッドを選ぶことが大切だ。
また、シングルベッドを2つ並べたり、マットレスが2つになったクイーンベッドを選んだりと、生活スタイルを考慮することも睡眠の質の向上につながる。
なかなかぐっすり寝られないという方は、この機会にベッドのサイズを見直してみてはいかがだろうか。