窓回りはブラインドとカーテンどちらを選ぶ?メリット・デメリットを徹底比較!

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ブラインドとカーテンどちらを選ぶ?それぞれの違いを解説

ブラインド カーテン1

窓回りのインテリアアイテムとして代表的な「ブラインド」と「カーテン」。それぞれ種類やデザインが豊富にあり、ブラインドとカーテンのどちらを選べばよいか迷ってしまう人も少なくない。

そこで今回は、ブラインドとカーテンそれぞれのメリット・デメリットを比較していく。これから窓周りのアイテムをそろえるという人は参考にしてほしい。

新生活に不可欠なブラインド・カーテン

一人暮らしを始める際や引越しの際には、色々な家具・家電を購入するもの。なかでも生活するうえで欠かせないのがブラインドやカーテンといった窓周りのアイテムだ。

ブラインドやカーテンがない状態では、夜になり部屋の灯りを点けると外から室内が丸見えになってしまう。防犯上、引越しの際に真っ先に用意したいアイテムの一つだ。

部屋の中で大きな面積を占めるブラインドやカーテンは、部屋の雰囲気を大きく左右する。窓の大きさにもよるが、ブラインド・カーテンどちらも気軽に買い替えられるような安い買い物ではない。引越しを予定しているのであれば、事前にじっくりと選んで決めることをおすすめする。

シンプルインテリアに◎!ブラインドのメリット

ブラインドとカーテンは、窓から入る光を遮断する、外からの視線を遮るといった機能面ではほとんど変わらないもの。しかし、両者の使い勝手は大きく異なる。そこで両者の違いを順に解説していく。

まずはブラインドのメリットを見ていこう。

ブラインドのメリット①調光がしやすく機能的

ポール1つで簡単に細かな調光ができるブラインド。夜は外からの視線をシャットアウトでき、昼は日当たりに合わせて羽根の角度を変え、好きな明るさに調整することができる。

また、羽根の隙間から風を通せるため、通気性がよいというメリットもある。

ブラインドのメリット②水に強い

一般的なアルミ製のブラインドであれば、水に強いのがメリット。カビが生えにくく、錆びにも強いので、キッチンや浴室などの水回りにも設置が可能だ。

一方、アルミ製以外にも木製やファブリック(布)製などのブラインドもあり、デザインも豊富。インテリアや用途に合わせて好みのタイプを選ぶことができる。

ブラインドのメリット③窓回りがすっきりする

広がりのあるドレープをもつカーテンに対し、窓のサイズぴったりに設置できるブラインドは、窓周りをすっきりさせることができる。シンプルなインテリアを作りたい人には最適なアイテムだ。

壁紙の色と同系色のブラインドを選べば部屋を広く見せることができる。逆にアクセントカラーを選べばメリハリの効いた部屋になるだろう。

ブラインドのデメリット

ブラインドのデメリット①カーテンより価格が高め

一方、ブラインドの最大のデメリットは、カーテンよりも価格が高めだということ。設置したい窓のサイズが大きいほど、値段も上がってしまうので要注意だ。

また、一般的なアルミ製より、木製やファブリック製のものになるとさらに価格が高くなる。

ブラインドのデメリット②掃除が難しくホコリがたまりやすい

ブラインドはカーテンと違って丸洗いできない。羽根を一枚一枚掃除するのは非常に手間がかかる。ホコリもたまりやすく、窓を開ける夏などは外からの砂埃などもついてしまう。
もしブラインドを設置するのであれば、マメに掃除する覚悟が必要だ。

ブラインドのデメリット③カーテンより設置が難しい

賃貸物件のほとんどにはカーテンレールがあらかじめ設置されているため、すぐ取り付けることができる。しかし、ブラインドは専用のアタッチメントなどを窓枠に取り付ける必要があり、設置の際に苦労することが多い。

賃貸物件では原状回復可能なブラインドを選ぼう

賃貸物件でブラインドを取り付けたい場合には、ネジで設置するタイプなど窓枠に穴をあけたり、傷つけたりする可能性のあるものはNG。退去の際に原状回復費用を負担する必要が出てくるので注意が必要だ。

カーテンレールに取り付けられるタイプや窓枠に突っ張るタイプなど、原状回復可能なブラインドを選ぼう。

リーズナブルで設置がしやすい! カーテンのメリット

ブラインド カーテン2

それでは次に、カーテンのメリット・デメリットを見ていこう。

カーテンのメリット①価格がリーズナブル

一般的なブラインドと比較して、カーテンは価格が安い。初めての一人暮らしなど、新生活の初期費用を抑えたい場合にはピッタリだ。

特に賃貸物件の窓サイズは既成サイズのものが多い。カーテンもオーダーではなく既成サイズのものから選ぶことができ、安価に抑えられる。季節に合わせてカーテンを変え、気軽に模様替えを楽しめるのもメリットだ。

カーテンのメリット②丸洗いしやすく衛生的

カーテンは丸洗いできるものが多く、清潔に保ちやすいのがメリットだ。付け外しも簡単なので、気軽に洗濯することができる。

カーテンのメリット③断熱・防音性能が高い

ブラインドは羽根と羽根の間に隙間があり、どうしても断熱性や防音性が劣る。一方、カーテンにはUVカット加工が施されたものや断熱性に優れたもの、防音性に特化したものなど様々なタイプが売られている。

断熱性に優れたカーテンであれば光熱費も抑えることができるので、特に冬の寒い時期におすすめだ。

カーテンのメリット④耐久性があり長持ちする

素材にもよるが、カーテンは一般的に10年から15年ほど使用できる。アルミ製ブラインドのように折れてしまうこともないので安心して使用できる。

カーテンのデメリット

カーテンのデメリット①部屋を狭く感じさせることがある

カーテンには「ドレープ」とよばれるひだがある。そこがカーテンの魅力でもあるのだが、ひだが窓面より飛び出す分、ブラインドに比べて圧迫感が出てしまう場合がある。

また、カーテンを開けている場合には窓の両端に束ねておく必要があり、その分窓が小さく見えてしまう。
圧迫感を軽減するためには、淡い色を選んだり、布の素材を工夫したりする必要がある。

カーテンのデメリット②カビに弱い

カーテンは布製なので湿気に弱く、梅雨時の湿気や冬の結露などの影響でカビが発生しやすい。
水や油はねが気になるキッチンや、洗面台などの水回りにもあまり向いていない。

カーテンのデメリット③通気性が悪い

カーテンは窓一面を布で覆うものなので、ブラインドと比べると通気性が悪くなってしまう。特に夜はより通気性が悪くなるので、夏の暑い夜は窓を開けても外からの風が入ってきにくい。

ブラインドやカーテンで、窓回りのインテリアを自分好みに!

ブラインドとカーテンにはそれぞれ特徴があり、似て非なるもの。メリットやデメリットを把握し、生活スタイルに合ったものを選ぶとよい。

ブラインドやカーテンを選ぶ際には、目指したい部屋の雰囲気をイメージしておくことが大事である。事前にサイズをしっかり測るのはもちろん、クロスの色や床の色、手持ちの家具との相性を考えて選ぶと満足度が高まるだろう。

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