一人暮らしにラグ・マットはいらない?メリットやデメリット、注意点とは

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一人暮らしにラグやマットって必要?

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一人暮らしを始める際に、買いそろえるものがたくさんあり、どのようなものが必要なのかわからないという人も多い。その中でも、ラグ・マットは本当に必要かと疑問に思っている人もいるのではないだろうか。

今回は、一人暮らしにラグ・マットは必要なのか、ラグ・マットのメリットやデメリットを解説していこう。ラグ・マットが必要なのか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてほしい。

ラグは一人暮らしに必要?

ラグ・マットは一人暮らしに必要なものなのだろうか?ラグ・マットは冷蔵庫や洗濯機のように、優先度の高いものではない。

必須アイテムではないが、ラグ・マットはインテリアのアクセントになるほか、メリットもたくさんある。その反面、ラグ・マットを敷くことによって生じるデメリットもあるので、メリット・デメリットを把握したうえで判断するようにしよう。

一人暮らしでラグやマットを敷くメリットとは?

一人暮らし ラグ2

それではさっそく、一人暮らしでラグ・マットを敷くメリットをいくつか見ていこう。

部屋の雰囲気を整えやすい

一人暮らしに限ったことではないが、家の床や壁は面積が広いので、壁の色や床の色などで雰囲気が変わってくる。賃貸物件を内見する際、複数の物件を見るのが一般的だが、そのとき壁の色や床の色で部屋の印象が大きく変わったという経験をしたことはないだろうか。

ラグ・マットを敷くことで、部屋の雰囲気が大きく変わることもある。ラグ・マットは素材や柄もさまざまなので、季節によって雰囲気を変えて楽しめるのもメリットだ。

また、ラグ・マットは大きさもさまざまである。大きなラグ・マットではなくても、ベッドの足元に小さなラグを置くだけでも印象が変わるので、手軽に部屋の印象を変えたいという方におすすめだ。

下層階への防音対策になる

賃貸住宅の床は下層階へ音が響きやすいので、近所トラブルの原因になりかねない。特に、下層階に住んでいる人と生活の時間帯が違う場合などは、充分に気をつけたいものだ。ラグ・マットを敷くことによって下層階への防音対策になるのは、メリットといえるだろう。

フローリングへの傷の防止

賃貸住宅の退去の際、フローリングに傷があると原状回復に関するトラブルが発生してしまうことがある。普通に生活していても、食器やスマホなどを落としてしまって傷をつけてしまうことも考えられる。また、家具の跡がつきやすいのもデメリットだ。

故意で傷つけた訳ではないが、経年劣化とはいえない傷は原状回復の対象となってしまうことも多い。フローリングを傷つけないための予防策として、ラグ・マットを敷くことは有効な手段の1つだといえるだろう。

冷え性や底冷えの対策になる

寒い時期は床が冷たくなってしまうので、厚手の靴下やボアの素材を使ったスリッパなどは欠かせないアイテムだ。特に、1階の部屋のフローリングは底冷えが厳しくなる。冷え性や底冷え対策には、ラグ・マットを普段くつろぐ場所に敷くようにしよう。

また、エアコン代やヒーター代を節約できるというメリットもある。電気代を節約するために、冬場のみラグ・マットを敷くというのもおすすめだ。

床生活ができる

ラグ・マットを敷くメリットとして、ソファーがなくても床で生活できることがある。その際に、高さの低い家具を選べば部屋を広く見せることも可能だ。また、横になってテレビや動画を見ることができるようになるのもメリットといえる。

一人暮らしでラグやマットを敷くデメリットとは?

それでは、一人暮らしでラグ・マットを敷くデメリットにはどのようなことがあるのか、それぞれ見ていこう。

費用がかかる

一人暮らしを始める際、大きな費用がかかってしまう。初期費用はもちろん、光熱費や食費など、出費が増えてしまうのが現実である。そのため、最初にそろえるものを見極めないと後悔することになってしまうだろう。

前述の通り、ラグ・マットは生活していくうえでどうしても必要というものではない。後々気づいて悔やまないように、購入する前にしっかり見極める必要があるだろう。

ラグは掃除がしにくい

ラグには毛足の短いものや長いものなど、幅広い種類のものがある。フローリングなら簡単に掃除できるが、ラグ・マットは掃除機や粘着テープのついたローラーなどが必要になる。しかし毛足の長いタイプの場合、中の細かいゴミは取れにくく掃除がしにくいというデメリットがある。

また、毛足の長いタイプはダニが発生しやすい。見た目がおしゃれという理由だけで選んでしまうと、掃除が大変になってしまう恐れがあるので注意が必要だ。

汚れが取れず不潔に見えることがある

ラグ・マットは毎日掃除していても、100%汚れが取れているとは限らない。汚れで変色したり、色褪せたりすると不潔に見えてしまうこともあるだろう。そうなると買い替えも検討しなくてはならず、余計な費用がかかってしまうことにもなりかねない。

部屋が狭く見える

ラグ・マットの大きさや色によっては圧迫感があり、部屋が狭く見える場合がある。特にワンルームの狭い部屋などに大きなラグ・マットを敷いてしまうと、さらに狭く感じてしまうようになる。ラグ・マットを敷く際は、部屋に合った大きさかどうかを必ずチェックしよう。

最近は一人暮らしでラグを必要としない人が増えている

上記のようなデメリットもあり、一人暮らしでラグを敷かない人が増えている。最近流行しているミニマリストや断捨離などの影響もあり、ラグ・マットを敷いている人の数は徐々に減ってきているのが現状だ。

ラグを敷かないときの対策方法

そこで、ラグ・マットを敷かない場合の防音や底冷えの対策方法、ラグ・マットを敷かずに床生活を行う方法などを紹介しよう。

スリッパや靴下を履くことで底冷えや汚れ防止

冷えは足元からというように、足元を温めると体全体がポカポカしてくるものだ。足元の冷えにはラグ・マットは有効だが、ラグ・マットを敷かない場合でも足元を温かくする必要がある。

保温効果のある靴下や、モコモコの冬用スリッパを履くことで冷え対策になる。また、足裏用のカイロも売っているので試してみよう。

床で生活しないのであればソファーを置こう

床で生活しない場合は、ソファーを置くとよいだろう。費用を抑えたい場合はローソファー、ベッドと兼用で使いたい場合はソファーベッドがおすすめだ。なお、ソファーがくつろぐ場所になるので、ラグ・マットの必要性も徐々に感じなくなっていくだろう。

座布団やクッションで床での生活も可能

ラグ・マットを敷きたくないが床生活を送りたいという場合には、座布団やクッションなどを使うとよいだろう。冬の寒さを防いでくれるうえに、お尻への負担も軽減してくれる。なお、背もたれがほしい場合には座椅子もおすすめだ。

ラグ・マットを敷く際の注意点

ラグ・マットを敷く際に注意したいのは、サイズや素材、色やデザインだ。部屋に見合ったサイズを選ぶことはもちろんだが、色や柄が部屋にマッチしていないと、ストレスにもなりかねない。

また、ラグ・マットには掃除がしにくいというデメリットがある。きれいな状態を保つためには、防ダニ加工や防水撥水加工を施したもの、丸洗いできるタイプなどがおすすめだ。

ラグが必要かどうか見定めて充実した一人暮らしを!

ラグ・マットにはさまざまなメリット・デメリットがある。自分の好みや状況に合わせて購入する方もいる一方、購入しない方も増えている。メリット・デメリットを把握し、きちんと見定めたうえで充実した一人暮らしを送ろう!

文=CHINTAI編集部

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