年収・給料に合わせた賃貸物件の適正家賃や目安を知ろう!
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年収に合わせた適正家賃の算出方法や家賃の目安を知ろう!

毎月支払う固定費の中でも大きなウエイトを占める「家賃」。年収に見合わない家賃の物件を選ぶと、生活が苦しくなってしまうため、自分に見合った家賃の物件を選ぶ必要がある。ここでは、適正家賃の算出方法や、家賃の目安を考えるうえで必要なポイントを紹介する。
適正家賃は年収の20%~25%
一昔前は、年収の1/3が適正家賃といわれていた。その理由は、雇用が安定していて突然解雇されるような心配もなかったからだ。つまり、今よりもずっと景気が安定していたので、固定費の中で一番大きな負担となる家賃の額が高くてもさほど問題はなかったのだ。
しかし、2009年のリーマンショック以降は平均年収が下がり続けており、経済の悪化や非正規雇用の拡大などにより収入も安定しなくなってきている。こういった現状を踏まえ、現在の適正家賃は年収の20%から25%となっている。昔のように30%にしてしまうと、家計が圧迫されてしまうのが実情なのだ。
年収から適正家賃を計算する方法
- 年収×0.2(0.25)=1年分の家賃
- 1年分の家賃÷12(ヵ月)=1ヵ月の家賃
自分の年収を当てはめてみれば適正家賃を割り出せるので、部屋探しのときに計算してみるとよいだろう。これはあくまでも目安であるので、収入から算出する家賃の参考として考えよう。
年収に対する適正家賃一覧
適正家賃は年収の20%から25%とされているが、割合を決める場合は自分のライフスタイルを考える必要がある。理想に近い部屋に住みたければ、少しでも高いパーセンテージで適正家賃を算出した方がよい。
たとえば、趣味にお金を使いたい場合はその分家賃を抑えなくてはいけない。年収に対する適正家賃のパーセンテージは漠然と割り出すのではなく、生活とのバランスを考えて決めることが重要だ。
パーセンテージだけでは適正家賃がわかりづらいので、以下の一覧表をチェックして生活費とのバランスを考えてみてほしい。
年収に対する適正家賃一覧
年収 | 家賃:20% | 家賃:25% | 家賃:30% |
300万円 | 5.0万円 | 6.3万円 | 7.5万円 |
400万円 | 6.7万円 | 8.3万円 | 10.0万円 |
500万円 | 8.3万円 | 10.4万円 | 12.5万円 |
600万円 | 10.0万円 | 12.5万円 | 15.0万円 |
700万円 | 11.7万円 | 14.6万円 | 17.5万円 |
800万円 | 13.3万円 | 18.8万円 | 20.0万円 |
この表を見ればわかるように、家賃20%と30%の場合では2万円から7万円の開きがある。年間で計算すれば24万円から84万円もの差が出てくる。
家賃は安易にパーセンテージで決めるのではなく、自分がどういった生活を送りたいのかを考えたうえで算出して、後悔のない部屋探しをしよう。
家賃の目安を考えるために考えておくべきこと

家賃を算出する際、単に年収から算出する適正家賃はのパーセンテージのみを目安にしてしまうのはおすすめできない。今は給与規定も安定しておらず、昇給がなくなったり家賃補助が打ち切られたりすることもあるため、様々な場合を想定して家賃の目安を決める必要があるのだ。
額面と手取りの違い
年収は、会社から支給される額面を合算したものだ。額面というのは、簡単にいうと給料のことで、給与明細では基本給や各種手当てを合算した総支給額の欄に記載されている金額である。
この総支給額とボーナスを合算したのが年収となるのだが、それがすべて使えるお金になるわけではない。
額面からは、所得税や住民税などの税金や厚生年金、社会保険料などが差し引かれる。額面の総支給額から天引きされて実際に振り込まれる金額を手取りという。
つまり、自由に使えるお金は、年収ではなく手取りの金額だということを適正家賃を考えるときには、注意しなくてはいけないのだ。年収や会社によって異なるが、額面から天引きされる金額は、額面の約2割というのが一般的となっている。
年収と手取り額と割合
年収 | 手取り額 | 手取り額の割合 |
200万円 | 160万円 | 80.0% |
300万円 | 235万円 | 78.3% |
400万円 | 312万円 | 78.0% |
500万円 | 387万円 | 77.4% |
600万円 | 458万円 | 76.3% |
700万円 | 524万円 | 74.8% |
このように、年収が上がると手取り額の割合が減っていくことがわかる。
固定費の重要性
生活をするためには、家賃だけを払えばよいというものではない。当然だが、生活をするうえで必要となる費用はいろいろある。
たとえば水道光熱費やスマホ代、インターネット料金などの固定費がある。また、火災保険や地震保険などの保険料、車やバイクがある場合は駐車場代も固定費となる。
固定費は毎月支払わなければいけないため、収支を考えるときには計算がとても重要になってくる。安易に固定費を決めてしまうと収支が合わなくなる可能性もある。
また、急に支出が増えてしまうこともあるため、家賃を考えるときには固定費のこともしっかり頭に入れて計算をしなくてはいけない。どうしても適正家賃より高い部屋に住みたいのであれば、家賃以外のの固定費を見直してみるとよいだろう。
固定費を見直して節約しておけば、毎月節約効果が続くため家計の圧迫を回避できる。たとえば、スマートフォンはセカンドキャリアや格安SIMに切り替える、生命保険はネット保険を利用するといったものがある。ほかにもサブスクリプションサービスは止める、食事は自炊にするなどの工夫をして固定費を節約してみよう。
年収から自分に合った物件を探そう!
年収に適正な家賃相場がわかったら、いよいよ物件探しが始まる。物件探しはインターネットを活用するのが一般的だが、賃貸物件紹介サイトはたくさんあるため、どこで部屋探しをすればいいか迷ってしまう方も多いだろう。そんな方におすすめしたいのがCHINTAIネットだ。
CHINTAIネットでは、間取りや沿線から物件検索を出来るだけでなく、希望する家賃からも部屋探しができる。物件検索サイトの中でも物件数が多く、検索をすればたくさんヒットするので、自分の理想や条件に即した物件もすぐに見つけられるだろう。
また、物件の並べ替え機能を使えば、希望するエリアや間取りなどの絞り込み条件の中で、家賃の安い順や高い順から探すこともできる。理想の部屋を見つけたい人は、ぜひCHINTAIネットにアクセスしよう!
自分の年収に合わせた家賃の適正価格を理解して後悔のないお部屋探しをしよう!
部屋探しをする際、築年数や設備の新しさなどを気にしてしまい、自分で設定した家賃より高くても、「これぐらいのオーバーなら大丈夫だろう」と契約してしまうことが多い。
後悔のない部屋探しをするためには、いかに負担をかけずに家賃を支払うかが重要な要素の1つとなる。
賃貸物件での暮らしを始めるときは、自分の年収に見合った適正家賃を確認して、条件の優先順位をもとに部屋を決めよう。
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