カルディの「レトルト海外グルメ」を爆買い&ガチレビュー!おすすめ商品はこれだ!
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「カルディ」のインスタント食材を爆買い!おいしい料理で海外旅行気分を味わおう!
世の中の状況的に「海外旅行」に行けるようになるのは、まだまだ先のことのよう。
しかし夏が近づくと、どうしても異国の風が恋しくなるというもの。そんなときは、せめて「食」で外国気分を楽しんでみるのはいかがだろうか。
そこで今回は、輸入食品の専門店「カルディ」で買える海外グルメを食べくらべてみることに!
オンラインストアもあるので、おうちにいながらにして異国気分を味わえるのが嬉しい。韓国、台湾、ベトナム、タイ、ヨーロッパ……アレコレ選んでいたら楽しくなって、ご覧の通りついつい「爆買い」してしまった。

どれもネットでおいしいと話題の商品ばかり。どれほど本場の味を再現できているか、早速食べ比べてみよう!
味の本格さ(再現度)と、かんたんに作れるか(手軽度)を星3つで評価するので、カルディショッピングの参考にしてみて!
カルディ海外インスタントグルメ①韓国編
まずはNetflixで配信中の『愛の不時着』や『梨泰院クラス』が大流行中の韓国。
そのおすすめグルメをご紹介!
もちぷる食感がクセになるとネットで話題!「ふるる冷麺」

カルディ好きの間で、「何度もリピした」という声が殺到しているこちらの商品。
「辛ラーメン」でおなじみの韓国食料品メーカー・農心が販売しているインスタント冷麺だ。

作り方はとっても簡単。沸騰した湯でノンフライ麺を3分ゆでたら冷水で洗い、水で割ったスープと合わせて完成だ。


袋麺の感覚で簡単に作れたが、見た目はお店で食べる冷麺そのもの!
日本の焼肉屋によくある冷麺より麺が細いが、これぞ「韓国風」。見た目は予想以上に本格的だ。
麺を一口すすってみると……ちゅるちゅる、ムニムニ、ふるふる……ッッ!! な、なんだこの食感は~!!
このなんとも言えない独特の弾力……! とてもインスタントとは思えない本格的な食感に驚きだ。

大根の水キムチから作った「トンチミスープ」とリンゴ酢を合わせたスープは、コクがありながらもさっぱり爽やか。
麺の量が多く思いの外ボリューミーだが、あっさりした味わいと心地よい麺の食感に、夢中になって食べ続けてしまう……!

そしてこちらは、ふるる冷麺・ビビン麺。
コクと辛味の「コチュジャン」と、果実の甘みを熟成させた「ビビンジャン」を絡めて食べる、汁なしタイプの冷麺だ。
作り方は先程とほとんど一緒で、スープのかわりに特製ダレを絡めればできあがり。

ちゅるちゅる、ムニムニ……。……こ、こっちもめちゃくちゃウマイぞ~!!
冷麺と同様、独特のコシのある細麺にフルーティなピリ辛ダレがねっとりと絡みつき、食べれば食べるほどもっと食べたくなる中毒的な味わい!
一口目はタレの甘さを感じたが、食べすすめるうちにヒリヒリと辛さが舌を刺激してくる。ひ~、辛い。でもうまい。食べ終わる頃にはうっすら汗をかいてるほど!
こちらも麺がたっぷり入っているので、苦しいくらいに満腹になった。
さっぱり爽やかな冷麺&汗をかく辛さのビビン麺、どちらも夏にピッタリのおいしさだった。
さて、値段はいくらだったっけ……ひゃ、138円!? この安さでこのおいしさなら、買わない理由はないだろう。
ぜひ、話題の韓国ドラマを見ながら食べてみて!
「ふるる冷麺(水冷麺&ビビン麺)」
【再現度】★★★
【手軽度】★★★
ごはんにかけるだけ!「ユッケジャンクッパ」&「ソルロンクッパ」は常備すべき!
ふるる冷麺もオススメだが、さらに手軽に韓国の味を楽しみたいなら、こちらの商品を試してみて!

「ソルロンクッパ」は、牛骨をじっくり煮だしたコク深い白濁スープに、牛肉、大根、ネギを加え煮込んだスープ。
韓国では風邪をひいたときや二日酔いのときにきまってこれを食べるというほど、栄養満点のスープだ。

袋のまま湯せんにかけるか、容器に移して電子レンジで温めるだけ。ごはんは入っていないので、自分で用意する必要がある。

298円というお手頃価格なので期待していなかったが……見よ、このプルプルに煮込まれた牛肉を……!
スープは化学調味料不使用だから、濃厚ながらもやさしい味わい。塩加減も絶妙で、正直言ってかなり美味しい。
買い置きしておけば、風邪をひいたときの非常食にもなってくれそうだ。

そしてこちらの「ユッケジャンクッパ」は、驚くほどに具だくさん!
ゴロッと大ぶりの牛肉に、しいたけ、豆もやし、にら、にんじん……さらにはぜんまいまで! 自分で作ろうとしたら、これだけの具材をそろえるだけで大変だ。

スープはソルロンタンより濃い目で、ピリ辛風味が食欲をそそる。野菜の歯ごたえもほどよく残っていて、レトルトということを忘れてしまうレベルの高さだ。
どちらも量は少なめなので、サイドメニューや朝ごはんにちょうどよさそう。
ごはんにかけるだけで絶品クッパを楽しめる、ぜひ常備しておきたいアイテムだ。
「ソルロンタンクッパ」&「ユッケジャンクッパ」
【再現度】★★★
【手軽度】★★★
カルディ海外インスタントグルメ②台湾編
続いて紹介するのは、朝食やスイーツ、タピオカなど日本で大流行中の台湾グルメ。
カルディではこんな台湾のインスタント食材を見つけることができた。
八角香る本格派!「ルーロー飯の素」&「オーギョーチゼリー」

オーギョーチーゼリー|198円(税込)
まずは、定番の台湾料理「ルーロー飯」が作れるこちらのインスタント調味料。
材料を用意してイチから自分で作るタイプなので手間はかかるが、本格的なルーロー飯を作ってみたい人にはオススメ!

今回は、豚のかたまり肉を用意し、包丁で1cm角ほどにカットした。ひき肉を使ってもいいが、本場の味をめざしたいならここでは手間をかけてみよう。
とはいえ、肉さえ切ったらあとは簡単。油をひいたフライパンで肉を炒め、焼き色がついたらルーロー飯の素と水を入れて25分ほど煮込むだけ。深めの鍋で作って、一緒にゆで卵を煮るのもオススメだ。


タレを入れた瞬間に、台所が台湾の香りに……!
八角、シナモン、花椒、フェンネル、クローブ、陳皮、こしょうと、さまざまな香辛料が配合されているので、味はかなり期待できそう!

さらに、デザートの「オーギョーチゼリー」も器に盛れば、豪華な台湾グルメセットの完成!

ふわ~っとただよう八角の甘い香りに、たまらなく食欲がそそられる……!
スプーンで大きくすくって、まずは一口……。

ゴロッとした肉の食感に、ほの甘いタレ。香辛料の香りが口いっぱいに広がって……うむ、おいしい!
醤油がクドくなく、見た目以上にあっさりしているのが、現地の味わいに相当近い。
今回は肩ロースを使ったのでぎゅぎゅっと歯ごたえのある食感になったが、バラ肉で作ったらトロトロ溶けてますます本場の味に近づきそうだ。
「ルーロー飯の素」
【再現度】★★★
【手軽度】★★

デザートの「オーギョーチゼリー」は、オーギョーチ(愛玉子)という植物の種子から作った台湾の定番スイーツだ。
こちらもつるんと喉越しがよく、レモンシロップの酸味が爽やか。オーギョーチにはほとんど味がないので、「すごくおいしい!」というわけではないのでが……この素朴な味わいが懐かしく、やけに食べたくなるのだ。
現地のオーギョーチと比べると、若干弾力に物足りなさを感じるような気もするが……さっぱりしていて、食後のデザートにピッタリ。ぜひ「ルーロー飯」とセットでお試しあれ!
「オーギョーチゼリー」
【再現度】★★
【手軽度】★★★
カルディ海外インスタントグルメ③タイ編
辛くて酸っぱいタイ料理は、暑い夏にピッタリの異国グルメ。
カルディでは、グリーンカレーやガパオはもちろん、なかなかマニアックなタイ料理も取り扱っている。今回はそんな中から、イチオシの4品をご紹介!
蟹のエキスでコクうま!「プーパッポンカレー」

筆者の大好物のタイ料理、「アレ」のレトルトもあるのだろうか? とカルディのタイ料理コーナーを物色していると……
み、見つけた!「プーパッポンカレー」を見つけたぞー!!プーパッポンカレーとは、たっぷりの蟹の身をトロトロの卵でとじたタイカレーのこと。辛さは控えめで、濃厚なうまみとコクが特徴だ。
自分ではとても再現できそうになかったので、レトルトで楽しめるとなればかなり嬉しい!
それでは早速作ってみよう!


パウチの中身を鍋に入れ沸騰させたら、溶き卵を加えてかき混ぜ、半熟になればできあがり。
通常のレトルトカレーよりも一手間必要だが、トロトロのプーパッポンカレーが食べられるならこのくらいの手間は惜しくない。

3分もかからずに、プーパッポンカレーの完成!
普通の白米を添えたが、カルディで売っているチンするタイプのジャスミンライスを使うとますます本格的になるだろう。
さあ、味のほうはどうだろうか……

おっ。ふむふむ、まろやかでコクがあって……たしかにプーパッポンカレーの風味は再現されている。
しかし、「蟹」が……「蟹」の存在感が……!
378円という値段を考えれば当然なのだが(お店で食べるプーパッポンカレーは1500円くらいする)、蟹の味はかなり遠く~に感じる程度。
しかし、プーパッポンカレー特有のまろやかなおいしさはあるので、再現度を高めたい場合は贅沢に蟹缶を加えてみるといいだろう。
「スータイ プーパッポンカレー」
【再現度】★★
【手軽度】★★
しびれる辛さがクセになる!「パッキーマオ(激辛バジル焼きそば)」

続いて発見したのは、こちらの「パッキーマオ」が作れるセット。
パッキーマオとは直訳すると「酔っ払い炒め」。 酔っ払いが食べたら即効で酔いが醒めるほど辛いからこの名前がついたとか!
タイの焼きそばといえば「パッタイ」。レストランでもよく見かけるが、このパッキーマオを置いている店は日本では少ない。あのしびれる辛さがむしょうに恋しくなるときがあるので、ぜひ自分で作ってみたい!

セットの中身はセンヤイと呼ばれる米でできた平麺と、パッキーマオソース、チリパウダー。
具材は入っていないので、適宜野菜や肉を用意する必要がある。
今回は、パッキーマオのスタンダードな具材(パプリカ、小松菜、ベビーコーン、豚肉、エビ)を用意してみた。

今までのレトルト食材よりも、作るのに少し手間がかかる。……が、その分「味」への期待値が高まるというもの。
まずは麺を3分ゆで、しっかり湯切りしておく。
フライパンで具材を炒めて火を通したら、麺とタレを合わせてよく混ざるまで炒め合わせる。

そして最後に、付属のチリパウダーをふりかければ完成!
このチリパウダーはなかなか辛そうな雰囲気なので、とりあえずは2振りだけかけてみた。


おお~! ルックスはかなり本格的。爽やかな香辛料の香りで、一気に自宅のリビングからタイ料理店にワープしたかのよう。

それはではまず一口。……ズルズル、モチモチ……うん、おいしい……モチモチ……おいし……か……辛い……ッ!
辛い~っ! でもうまい~!
一気に汗がブワッと吹き出るような、まさに目の醒める辛さ!
辛いだけではなくタイバジルの青い香りがアクセントになり、とても清涼感のある味わいだ。
しかし、チリパウダーを二振りしただけでこの辛さ……これなら、激辛好きにもご満足いただけそうだ。
チリパウダーを控えめにすれば、ほどよい甘辛味に。モチモチとクセになる米麺の食感も本格的!
材料を切って炒める必要があるのでお手軽とはいえないが、本格的なタイ料理が食べたくなったらぜひ試してみて。
「スータイ パッキーマオセット」
【再現度】★★★
【手軽度】★
お湯を注ぐだけでタイの味!カルディ限定「日清×ロイタイ グリーンカレー」

一方、手軽度マックスだったのがこちらの商品。
レトルトタイカレーで有名な「ロイタイ」のグリーンカレーを、カップヌードルの「日清」が即席カレーに仕上げたコラボ商品だ。

作り方はもちろん超簡単。カップヌードルと同様、お湯を注いで5分待ち、仕上げにグリーンカレーペーストを混ぜるだけだ。
本当にグリーンカレーになるのか……? と疑っていたが、このグリーンカレーペーストの封を切った瞬間にふわ~っとグリーンカレー特有のさわやかな香りが!

しっかり混ぜ、米がふっくらとスープを吸ってきたらできあがり。
おそるおそる、口に運んでみると……ハフッハフハフ……お、おお~! まごうことなきグリーンカレーだ!
レモングラスとパクチーの清涼感ある香り、ココナッツミルクのコク、そしてサーッと風のように吹き抜ける辛さ!

うまい。もう一口……もう一口、と、次々とスプーンが止まらなくなってしまう。
食べすすめるほどにヒリヒリと辛さが舌に蓄積されてきたが、ココナッツミルクの甘さがほどよく中和してくれるのだ。
ナスや鶏肉などの具材も一応は入っているが、かなり少なめ。寂しい感は否めないが、軽食としては優秀だろう。
即席カレーなんて……と見くびっていたが、ハイレベルな再現度。小腹が空いたときの救世主としてストック買いしておこう。
「日清 ロイタイグリーンカレー」
【再現度】★★
【手軽度】★★★
おすすめタイおやつも発見!「タマリンドハウス バナナチップスサンド パッションフルーツ」

こちらはレトルト食材ではないが、おまけとしてタイのおやつもご紹介。
昔タイに行った友人のお土産にもらったお菓子が超ウマくて、自分もタイに行くたびに買っていたのだが……それがカルディでも買えるなんて!

薄くてパリッとしたバナナチップスに、パッションフルーツとタマリンドジャムを挟んだナチュラルなお菓子。
とても素朴なお菓子だが、パッションフルーツとタマリンドの独特の酸味がアクセントになっていて、とても新鮮なおいしさなのだ。

甘さ控えめなバナナに、杏のようなまったりとした甘みと酸味のタマリンド、スッキリとしたパッションの酸味が合わさって、やみつきになる絶妙なバランス。
カルディにタイの食材を買いに行くなら、こちらのおやつもぜひ一緒にお試しあれ!
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次のページでは、流行のベトナムカフェ気分を手軽に楽しめるおすすめグルメをご紹介!