同棲カップルの家賃相場とは?二人の負担割合はどれくらい?

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同棲したいカップル必見!家賃の相場や負担割合はどうするべき?

同棲カップルの家賃相場とは?二人の負担割合はどれくらい?

「そろそろ大好きな恋人と同棲しようかな」と考えているカップルの皆さん。どのくらいの家賃の物件が良いのか、二人の負担割合はどうするのかまでしっかり考えているだろうか。「大好き」の気持ちだけで進めてしまうと、せっかくの同棲生活が失敗に終わってしまうこともあるので要注意!

そこで今回は、同棲カップルの家賃相場や間取りの決め方、家賃の負担割合についてご説明しよう。これから同棲しようと考えているカップルの方は、ぜひチェックしてみて!

この記事でわかること
同棲におすすめの間取りの家賃相場は、東京【1LDK 11.11万円】【2LDK 13.68万円】
同棲カップルにもっとも人気な間取りは2LDK!家賃が高くなるが個々のスペースも確保しやすい
家賃の目安は「二人の手取り額の25~30%未満」

同棲カップルの家賃相場は?全国の平均を紹介

家賃計算のイメージ画像

いざ同棲するための部屋を借りようと思っても、相場を知らなければ最適な部屋を選ぶことはできない。そこで、ここでは実際の同棲カップルの家賃相場のアンケート結果をご紹介 。地域別の平均をご紹介するので、家賃を決める際の参考にしてみてほしい。

CHINTAIに掲載されている物件の2LDKと1LDKの家賃平均を地域別で比較してみると、以下のようになった。

2LDKの地域別平均家賃

地域平均家賃
北海道5.61万円
東北5.93万円
関東(東京都除く)6.67万円
東京都13.68万円
中部6.07万円
近畿6.67万円
中国6.09万円
四国5.57万円
九州5.60万円

(2020年2月26日時点)

最も安い四国は5.57万円なのに対し、東京都は13.68万円とその差は約2.5倍。東京都を除いた関東でも6.62万円と約2倍の差があるので、職場などの理由で都内に住みたいけれど家賃は抑えたいという場合は、東京都を避けて千葉や埼玉など周辺の県に住むのも一つの手だ。

1LDKの地域別平均家賃

地域平均家賃
北海道4.88万円
東北5.66万円
関東(東京都除く)6.18万円
東京都11.11万円
中部5.81万円
近畿6.32万円
中国5.81万円
四国5.23万円
九州5.26万円

(2020年2月26日時点)

2LDK同様、最も安い北海道の4.88万円に対し、東京とは11.11万円と約2倍ほどの開きがある。やはり家賃のことを考えると、特別な事情がない限り、都内ではなく周辺都道府県に住むのを検討しても良いかもしれない。

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1LDK?2LDK?同棲する物件の間取りはどう決める?

部屋を決めるときには家賃に気をとられがちだが、実は同棲を開始してからもっとも気になるのは間取り。
間取りによっては関係がぎくしゃくしてしまうこともあるので、以下をチェックして自分たちに合った間取りを選ぶようにしよう。

【アンケート実施内容】
調査名:同棲に関するアンケート
調査方法:インターネット調査
調査時期:2019年8月
調査対象:同棲を経験したことのある男女(20~30代)
調査人数:446人(男223人/女223人)

間取りは生活を大きく左右する重要なポイント

初めて恋人と暮らすときに気になるのが、お互いの生活スタイル。お互いの生活スタイルを考慮して、間取りを選択していこう。実際に二人で生活していくうえでも、家賃をこれから支払っていくうえでも重要なポイントとなる。

同棲する物件の間取り。アンケートの結果からは、実際の同棲カップルにもっとも人気なのは2LDK、次いで1LDKという結果に。|同棲カップルの家賃相場とは?二人の負担割合はどれくらい?

アンケートの結果からは、先輩の同棲カップルにもっとも人気なのは2LDK、次いで1LDKということがわかる。
2LDKのイメージ画像
2LDK以上の広々とした間取りは、共有のスペースの他に個々のスペースも確保できるので生活しやすい。また、ゆくゆく赤ちゃんができた時には、遊び場などを置くことで、家事をしながら面倒を見ることも可能。家族が集まって一家団欒という生活を楽しみやすいのだ。

一方で2LDKでは、家賃が高くなってしまうデメリットが。特に都心だと高額になってしまいがちのため、少し都心から離れた場所にしたり、築年数をゆるめてみると、2LDKでも条件に合うお部屋が見つかるかもしれない。

1LDK
しかし、家賃を抑えるために1LDKのように間取りを小さくすると、個人の空間がなくなるので、生活リズムが異なるカップルにとっては暮らしにくくなってしまうことも。それぞれの間取りメリット・デメリットを把握しておくのがおすすめだ。

まずは希望の同棲物件をぶつけあってみよう

話し合う男女

同棲を始めるときには、間取りなど部屋の条件はもちろん家事の配分や家賃の負担割合など、たくさんのことを決める必要がある。

「あまり言うと相手に嫌われてしまうかも…」と遠慮して言わないでおくと、後々に大きな問題となってしまうことがあるので、本音で条件を伝えるようにしよう。

自分が本音を伝えることはもちろん、相手の本音を聞くことも大事なので、まずは自分の希望条件を考えたうえでパートナーの意見を聞き出すようにするのがおすすめ。同棲をスタートさせるときには、お互いのわだかまりや我慢が一切ない状態が理想だ。

同棲カップルは家賃よりも先に間取りを決めよう

話し合う男女
部屋探しでは一番に家賃の予算を決める人が多いが、おすすめは間取りを先に決めておくこと。家賃は築年数や駅からの距離などで抑えることがでるが、間取りは工夫しようがないためだ。

自分達がどんな同棲生活を送りたいのかをイメージすると、おのずと間取りは決まる。二人の暮らし方に直結する間取りを決めてから家賃を設定すれば、二人が暮らしやすい部屋をスムーズに選べるはずだ。

「ぺやさがし」で二人の条件に合う部屋を見つけよう

二人の希望に合った間取りや家賃を見つけるのは意外と大変なもの。

そんなときは「ぺやさがし」を使って見るのも一つの手だ。
「ぺやさがし」ではお互いのスマートフォンどうしをメールやLINEでペアリングし、2人の条件でお部屋を探すことができる。

「2人の条件」を入力したら、二人の希望条件にマッチした物件が表示される
条件によってはマッチする物件がないことも。そんな時は自動で条件を緩めて検索してくれる
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同棲の家賃金額は手取り額のどれくらいに抑えるべき?負担の相場は?

お金について話し合うイメージ

家賃相場などを知ったところで、「自分達の収入だとどれくらいの家賃が最適なのかわからない」と悩んでいるカップルも多いのではないでだろうか?そこでここでは、おすすめの家賃金額の計算方法をご紹介しよう。

家賃の目安は、カップルの手取り額の25~30%未満が無理なく暮らせる

一般的にいわれているのは、「二人の手取り額の25~30%未満」。例えば二人の手取り合計が35万円であれば8万円~9万円程度に家賃を抑えると、大きな節約をするなどの無理もなく暮らすことができるはずだ。

結婚を前提とした同棲なのであれば、マイホームの購入や結婚式、ハネムーンなどの為に家賃を抑えるのも1つの手。毎月の固定費を削ると貯金はしやすく、その中で大きな割合を占める家賃を抑えるのは、効率の良い貯金方法といえる。

家賃以外の固定費も計算に入れよう

費用

当然のことですが、同棲生活で毎月かかってくるのは家賃だけではない。家賃以外の固定費も計算して、家賃にあてられる額を決めていこう。一般的に家賃以外でかかる固定費は、以下の通りだ。

  • 車のローン
  • 携帯代(通信費)
  • 保険料
  • 水道光熱費
  • 貯金
  • 奨学金

など

人によっては、定期購読している雑誌の代金やジムの会員費なども固定費に含まれる。一度全ての固定費を書き出してみると、自分で把握していないものも出てくるかも?

固定費を差し引いて家賃の目安を決めたら、実際にどれくらいのお金が全体の出費としてかかってくるのか、その収支で望む生活ができるのかを計算してみよう。

彼氏(28歳)&彼女(28歳)都内在住の場合

手取り額(28歳の平均)彼氏(28歳)
290,000円
彼女(28歳)
245,000円
家賃支出(都内1LDK)110,000円0円
水道光熱費支出12,500円12,500円
日用品など生活費支出5,000円5,000円
食費支出40,000円40,000円
手元に残るお金122,500円187,500円

上記の表は、彼氏が家賃を負担し、それ以外に関しては2人で半々でシミュレーションした場合だ。二人ともに10万円以上手元に残るため、余裕を持った生活ができるかもしれない。

同棲カップルの家賃負担割合は?

同棲費用について話し合う男女

同棲カップルのトラブルの原因で多いのが、家賃負担割合などの金銭面。カップルの考え方や関係性、収入によって異なるので、「この負担割合が正解!」というものはない。二人で話し合ってお互いが納得いく割合にするのがベストなので、以下を参考に話し合ってみよう。

世間の家賃相場よりも二人の収入を重視

家賃の負担割合についてネットで調べてみると、相場として書かれているものや実際の負担割合を紹介しているサイトが数多くあるが、あくまでもそれはそのカップルに合った方法。

完全に折半すればトラブルが起きにくいのもたしかだが、これも二人とも同じほどの収入であればの話。
収入に差があるにも関わらず完全に折半にすると、二人の生活レベルに差が出てきてしまい、トラブルの原因になりかねない。
収入が多い方が多く負担するなど、お互いが気持ちよく暮らせるように話し合いをすることが重要だ。

あまり家賃の負担割合を偏らせるとトラブルのもとに…

もめる男女

収入が多い方が多く負担するのが解決法の1つと述べだたが、2:8のように、あまりにも負担割合を偏らせてしまうと、最初は良くても「なんで自分ばかり多く支払わなければいけないんだろう…」という不満がたまっていき、そのうちトラブルになってしまうことも。

そんな事態を引き起こさないためにも、「男だから」、「収入が多いから」といった理由で負担割合を決めるのはNG。お互いの経済状況などをオープンにしてしっかり話し合い、二人とも納得できる割合を決めるようにしよう。

また、負担割合を決めるのではなく、家賃・食費・光熱費などで項目を分けて支払いを決めるのも有効な手段。家賃を多く支払ってもらうかわりに家事を多めにするなど、金銭面以外のところで均衡を図るのもおすすめだ。

まとめ

大好きな恋人との同棲生活。幸せいっぱいの生活をスタートさせ、仲の良さを維持するためには自分たちに合った家賃の部屋で、無理のない負担割合にしておくことが重要。
適正家賃や間取り、家賃負担割合はカップルによって異なるので、今回ご紹介したポイントを参考にして二人で話し合おう。

同棲用の物件を探すのであれば、「ぺやさがし」を使うのがおすすめ。アプリをダウンロードするだけで二人の理想の部屋が簡単に検索できます。好みの物件をシェアできたりと、便利な機能もたくさんあるのでぜひ使ってみてほしい。

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CHINTAI編集部
CHINTAI編集部

1992年創業、お部屋探しや生活の情報を発信してきた株式会社CHINTAIが運営するWebメディア。引越しに関する情報はもちろん、家事や家計、季節の楽しみなど日々を豊かにする知識を調査・ご紹介。
不動産店舗での業務経験者、宅建試験合格者などお部屋探し分野のプロも活躍する編集部が、新生活に役立つ情報をお届けします。

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