【二人暮らしをスタートする前に!】同棲に向けてしっかり準備しよう!部屋探しのコツや二人の決めることリストもご紹介!

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同棲を検討する男女

「恋人と同棲を考えているけれど、具体的にはどんな準備が必要なのかわからない」というカップルは多いのではないでしょうか?実は、幸せな同棲生活のスタート準備には、部屋を探して引越しするだけではNG!

本記事では、同棲に向けてしておくべき準備について詳しく解説します。実際のカップルに聞いた「悩んだこと・困ったこと」のアンケートもご紹介するので、これから同棲をしたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

同棲の準備ってどんなことが必要?

二人暮らしのインテリア

そもそも、同棲の準備は部屋探しから始まると考えている方もいるのではないでしょうか?実はこれはNG。周囲の人に祝福される同棲生活を始めたいのであれば、以下の順で準備を進めましょう。

同棲準備~段取り編~①ご両親へ挨拶

親へ同棲の挨拶に行くカップル

まずしておいたほうが良いのが、お互いの両親への挨拶。昔であれば「同棲する=将来結婚するのが当たり前」という風潮があったため両親への挨拶はマストでしたが、今では同棲後に別れてしまうことも珍しくないので、挨拶をしない人も多くいます。

もしパートナーのご両親が「自分の大事な息子(娘)がどんな人と暮らすのか心配」という不安を抱いている場合は、挨拶をしたほうが良いでしょう。また、何かあったときにご両親に連絡を取れるようにしておくと安心です。

同棲準備~段取り編②~お金に関することを決めておく

同棲についての費用をためる

同棲してからもめがちなのが、金銭面。普通の人だと思っていたけれど、同棲を始めたらすごく浪費の激しい人だった……なんてケースはよくあります。そこで、生活費などお金に関する管理や、どちらがどれくらい負担するかなどは事前にすり合わせしておくことが重要です。

そのためには、お互いの1ヵ月の収支をオープンにして話し合うのがおすすめ。お互いの金銭感覚もわかりますし、自分たちに最適な家賃の目安も見えてきます。

将来結婚することを考えているのであれば、毎月決まった額を貯金していくのもおすすめ。結婚式の資金を貯めるため、などの目標を掲げて貯金に対する考え方も二人ですり合わせておいたほうが良いでしょう。

同棲準備~段取り編③~お互いの生活スタイルを確認しておく

生活習慣をあわせる

起床・就寝時間や土日の過ごし方など、基本的な生活スタイルが異なると、ちょっとしたことでもストレスやトラブルの原因となります。そこで、お互いがどんな生活スタイルなのかを事前に確認しておきましょう。

あまりにも差がある場合は、2LDK等の個人の部屋がある間取りでないと一緒に生活するのが難しいかもしれません。二人の生活スタイルは間取りに直結するので、これからどんな生活スタイルにしたいのかを含めて話し合うとよいでしょう。

同棲における二人のルールを決めておく

同棲に関するルール

お互いが気持ちよく生活するためには、事前にルールを決めておくのも有効な手段。そこで、ここでは実際の同棲カップルに聞いた「同棲時にあった約束ごとやルールについて教えてください」というアンケートから、いくつかご紹介致します。

【アンケート実施内容】
調査名:同棲に関するアンケート
調査方法:インターネット調査
調査時期:2019年8月
調査対象:同棲を経験したことのある男女(20~30代)
調査人数:446人(男223人/女223人)

多かったのは、以下のような家事の配分に関するルール。共働きのケースが多いので、家事も当番を決めて取り組む人が多いようです。

  • 皿洗いは食事の準備をしていないほうがやる
  • 掃除は当番制

それ以外には、以下のようにお互いの関係性を上手に保ち続けるためのルールも多く聞かれました。

  • ・ありがとう、ごめんなさいをきちんと言う
  • ・お互いの自由時間は確保する
  • ・なにか買うときは相談する
  • ・帰宅時間を連絡する

幸せな同棲生活を続けるために、上記を参考にしてルールを作ってみましょう。

同棲までに準備しておいたほうがいいもの

素敵な同棲用の部屋が見つかったら、同棲生活が始まるまでに準備しておきたいのが大きく分けて以下の3つ。それぞれの項目をチェックしておいて、同棲生活が不便にならないようにしましょう。

同棲準備~必要なもの編~①生活用品

同棲生活で使う食器

同棲生活に必要な生活用品は、以下の通り。すべて初日から必要になるものなので、引越しの荷物に入れておく際に段ボールの側面に中身を記載しておくなど、工夫して取り出しやすくするのがおすすめです。

必要となる場所必要なもの
リビング、寝室カーテン、布団
キッチン食器類、台ふき、タオル
洗面台・お風呂バスタオル、フェイスタオル、トイレットペーパー、サニタリーボックス、ハンガー

同棲準備~必要なもの編~②家具・家電

二人暮らしの家具家電

家具や家電もあらかじめ用意しておくのがおすすめ。引越しの日か、その次の日には部屋に届くように手配しておきましょう。最低限用意しておくべきなのは、以下の7つ。

  • 照明器具
  • テーブル/椅子
  • テレビ
  • 洗濯機
  • 冷蔵庫
  • 炊飯器
  • 電子レンジ

特に照明器具は忘れやすいので要注意。初日から絶対に必要になるので、引越し前にどこに照明器具が必要となるのか確認しておくとよいでしょう。

また、ドライヤーやヘアアイロン、加湿器などの美容家電を用意しておくのもおすすめ。できるだけ不便のない生活を送れるようにしておくことで、無用なトラブルを防ぐことができます。

同棲準備~必要なもの編~③同棲用の資金

同棲するため必要なのは、家賃だけではありません。二人分の荷物を運び入れるための引越し費用や家具・家電の購入費用、契約の初期費用が、意外にかかってしまうのです。

実際の同棲カップルにかかった初期費用について聞くと、最も多かったのは10万円台で32.9%。次いで11〜15万円台と、最低でも10万円以上、多いと30万円ほどかかってしまうカップルもいたよう

実際の同棲カップルにかかった初期費用について聞くと、最も多かったのは10万円台で32.9%。次いで11〜15万円台と、最低でも10万円以上、多いと30万円ほどかかってしまうカップルもいたようです。
初期費用を抑えるためには、元々一人暮らしであればこれまで使っていた家具・家電を使うようにするなどの工夫をするとよいでしょう。

同棲するお部屋探しも重要!

同棲の部屋探しをする男女

ここまで同棲前の準備についてご説明してきましたが、もちろん同棲生活を送る部屋を探すことも重要です。そこで、同棲カップルが物件を探す際の注意点をご紹介。
先輩カップルの悩んだことや困ったことを生の声でお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。

二人で入居可の物件を探す

同棲について話し合う男女

物件によっては、単身者専用などの二人入居が不可になっているものもあります。「二人入居可」と記載されている物件を選ぶか、記載されていない物件に関しては不動産屋さんか大家さんに電話で確認するようにしましょう。

また、婚約している二人はOKでもただのカップルは不可になってしまう物件もあります。必ずチェックしておきましょう。

二人で希望の条件をまとめる

同棲について話し合う男女

同棲は二人で送る生活なので、どちらか一方が我慢して選んだ部屋ではうまくいきません。二人が仲良く暮らすためには、二人の希望の条件に合った部屋を選ぶことが重要です。そこで、最低限以下の3つについては話し合って、希望の条件をすり合わせておきましょう。

  • 家賃
  • 立地
  • 間取り

同棲物件は余裕をもって探す

同棲物件の探し方スケジュール

物件の中には「即日入居可」というものもありますが、それが二人の希望条件に合った物件であるとは限りません。
また、同棲を始めるにも家具や家電、生活用品の準備や引越し業者の手配など、さまざまな準備が必要です。二人の希望の条件にマッチした物件がすぐに見つかる可能性も低いので、2ヵ月程度は余裕をもって探し始めましょう。

先輩カップルに聞いた同棲するお部屋探しで悩んだことや困ったこと

同棲を考えるカップル

実際に同棲を経験したカップルは、お部屋探しにおいてどんなことで悩んだり困ったりしたのでしょうか?ここでは、アンケートに寄せられた悩みや困ったことをご紹介します。

意外と多く聞かれたのが、そもそも部屋の選び方がわからなかったという声。「どのくらいの広さや間取りが必要なのかイメージが湧かなかった。」というように、これまでしたことのない同棲生活だからこそ進め方がわからない方が多かったようです。

また、部屋選びで難航したカップルも多くいました。二人の希望条件にぴったり合った理想の部屋を見つけるのは、とても難しいと感じたカップルが多かったようです。

  • どこか良くても、どこか微妙なとこが必ずあった
  • すぐに前の家を出なければいけなかったため探す時間がほとんどなかった
  • 条件が良く、それでいて家賃が安いところを探すのが大変でした

近距離で勤務の時間帯が同じであれば問題ありませんが、遠距離で生活リズムが異なるパートナーとの部屋探しでは「遠距離だったので別々で探し、共有するのが面倒くさかった」というように、話し合いの難しさに悩んだ声も聞かれました。
ひとえに「同棲を始める」と言っても、さまざまな準備やハードルがあることがわかるでしょう。

まとめ

愛を深めるために始める同棲。しかし準備段階で手間取ってしまうと、その手際の悪さから二人の関係がぎくしゃくしてしまうこともあります。また、挨拶をしなかったばかりにパートナーのご両親から交際を反対されてしまうことも。幸せな同棲生活をスタートさせるためにも、「同棲したい!」と思ったら、本記事で紹介したことを参考に準備を進めましょう。

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