【1〜3月放送分】まだ間に合う! NHK大河ドラマ『麒麟がくる』あらすじ・イラストまとめ

最終更新日:

『麒麟がくる』第1回〜第11回の放送をまとめておさらい

2020年の1月から放送がはじまったNHK大河ドラマ『麒麟がくる』。
メインキャラクターとなるのは1973年の『国盗り物語』以来となる、明智光秀の人生を描く物語だ。

イラストレポート連載「麒麟がきても、こなくても」では渡辺裕子さんによるイラストと感想と共に、毎週放送のあらすじをしっかりご紹介。

年末の最終回まで、まだまだ五分の一。
1月から3月の11回放送をおさらいして、最新話に追いつこう!

若かりし日の光秀を描く『麒麟がくる』第1回〜第11回

謎につつまれた明智光秀の若かりし日を描く美濃編では、青年・十兵衛(のちの光秀)がさまざまなできごとに触れながらも、自らの思い描く「麒麟がくる国」を模索していく。
舞台は斎藤道三が実権を握る美濃、織田信秀の尾張、今川義元に実権を奪われた三河、将軍が家臣たちに翻弄される京。
十兵衛は故郷である美濃のため、平和な世のためにそれぞれの国を渡り歩きながら、たくさんの仲間をつくっていく。
時には権力者に強く意見し、時には市井の困りごとを助ける。正義感が強く物怖じしない性格の十兵衛が、紐解かれていない歴史を縦横無尽に駆け回っていく。

『麒麟がくる』スタッフ・キャスト

作/池端俊策 前川洋一 岩本真耶
音楽/ジョン・グラム
語り/市川海老蔵

美濃

明智光秀(十兵衛)/長谷川博己……美濃明智荘の青年。斎藤道三の娘・帰蝶とは幼馴染。女性には鈍感だが気骨のある若者。
帰蝶/川口春奈……斎藤道三の娘。はじめの夫である土岐頼純の死後、尾張の織田信長へ嫁ぐ。
煕子/木村文乃……のちに十兵衛の妻となる。
斎藤道三/本木雅弘……美濃の大名であり、守護である土岐家、尾張の織田と争っている。
深芳野/南果歩……道三の側室で高政の母。元は土岐頼芸の愛妾だったといわれる。
斎藤高政/伊藤英明……斎藤道三の一人息子。父との関係に悩み反目する。
土岐頼芸/尾美としのり……美濃の守護。高政に自分が父であることを匂わせ、道三との反目を焚きつける。
明智光安/西村まさ彦……十兵衛の叔父。甥の行く末を心配しつつ、その大胆さを一目置いている。
/石川さゆり……十兵衛の母。早くに夫を亡くしながらも、明智荘を守っている。

尾張

織田信秀/高橋博己……尾張の大名。織田信長の父。道三と長く争っている。
土田御前/檀れい……信秀の正室で、信長・信勝の母。弟の信勝の方を可愛がっている。
織田信長/染谷将太……織田の後継ぎ。うつけといわれる底の見えない人物。

/門脇麦……京の東庵のもとで学ぶ。十兵衛に思いを寄せる。
望月東庵/堺正章……京の名医。様々な大名や公家に重用される。博打好き。
足利義輝/向井理……室町幕府13代将軍。三吉長慶と細川晴元の争いなど、戦国にもまれる悲劇の将軍。
三淵藤英/谷原章介……将軍に仕える奉公衆。細川藤孝の異母兄。
細川藤孝(幽斎)/眞島秀和……将軍に仕える奉公衆。三淵藤英の異母弟。十兵衛と意気投合する。
松永久秀/吉田鋼太郎……三吉長慶に仕える。十兵衛とは京の刀屋で出会い、その後友好を結ぶ。

そのほか

今川義元/片岡愛之助……駿河の戦国大名。三河へと手をのばす。
菊丸/岡村隆史……謎の農民。
伊呂波太夫/尾野真千子……旅一座を営む。駒の育ての恩人。

『麒麟がくる』放送時間

本放送

日曜日
【総合】夜8時
【BSプレミアム】午後6時
【BS4K】午前9時・夜8時

再放送

土曜日【総合】午後1時5分
日曜日【BS4K】午前8時

『麒麟がくる』第一回「光秀、西へ」

【麒麟がきても、こなくても】大河ドラマ追っかけレポート

あらすじ

美濃の明智荘に住む青年・明智十兵衛(長谷川博己、のちの光秀)はある日、領地を荒らす野盗と戦う。戦いで助けた男・菊丸(岡村隆史)から大阪の堺で鉄砲が手に入ることを聞いた十兵衛は、美濃守護代・斎藤道三(本木雅弘)の許しをえて、鉄砲と医者を探しに旅に出る。

にぎやかな堺の街につくと、刀や鉄砲を扱う「辻屋」にて三好長慶の家臣・松永久秀(吉田鋼太郎)と出会う。運命的な出会いによって銃を手にした十兵衛は医者を求めて京へ。

戦の爪痕を残す京で名医・望月東庵(堺正章)を探し出す。「城へは行かない」と言い放つ東庵の思いを立てて、その場を去ろうとした矢先、争いで火事が起きてしまう。燃える建屋から子どもを助けだした十兵衛に、東庵は弟子の駒(門脇麦)とともに美濃へ向かうと伝えたのであった。

第一回の詳しい感想レポートはこちらから!
大河ドラマ『麒麟がくる』第一回あらすじ&イラストレポート【麒麟がきても、こなくても】

『麒麟がくる』第二回「道三の罠」

大河ドラマ「麒麟がくる」追っかけレポートのイラスト

あらすじ

十兵衛(長谷川博己)は約束どおり、鉄砲と名医・望月東庵(堺正章)を連れて美濃へと戻った。美濃には、織田信秀(高橋克典)の2万の軍勢が迫っていた。斎藤道三(本木雅弘)から旅の代金を「侍大将の首2つ」で返せといわれた十兵衛は、焦りながら戦へと繰り出す。美濃側の各所が落とされてしまう中、籠城を決めた道三。しかし、籠城は織田をあざむく策略だった。

城に背を向けた織田軍を一気に攻めあげ、大勝利をおさめる斎藤軍。信秀は命からがら城へ逃げ帰る。
一方十兵衛は、目当ての侍大将を斬ろうと追いすがる。殺そうとする刹那、兜の中から見えた侍の顔は叔父である明智光安(西村まさ彦)に瓜二つだった。大将首という手柄をあげたにも関わらず、戦の意味や自らの戸惑いに悩む十兵衛。

道三は、娘・帰蝶(川口春奈)の夫である美濃の守護・土岐頼純(矢野聖人)の来訪を受ける。実はこの戦は、道三の支配を快く思わぬ頼純と信秀の密約が始まりだった。道三に詰め寄られた頼純は、道三による土岐への仕打ちを糾弾するが、道三が茶に仕込んだ毒により死んでしまった。

第二回の詳しい感想レポートはこちらから!
大河ドラマ『麒麟がくる』第二回あらすじ&イラストレポート【麒麟がきても、こなくても】

『麒麟がくる』第三回「美濃の国」

NHK大河ドラマ『麒麟がくる』第三回追っかけレポート

あらすじ

父・道三(本木雅弘)によって夫が殺された帰蝶(川口春奈)。幼少期をすごした明智荘を訪れ、十兵衛(長谷川博己)と十兵衛の母・牧(石川さゆり)、駒(門脇 麦)とすごす。道三が守護である頼純を殺害したことは十兵衛も知っていたが、みな帰蝶への同情の思いが強いことを告げる。

土岐頼芸(尾美としのり)を次の守護にと考える道三。甥が毒殺され道三を警戒する頼芸は手を打とうとする。道三の嫡男・高政(伊藤英明)には、自分が実の父親であるかのようにほのめかし揺さぶりをかけた。高政の母・深芳野は過去に頼芸の愛妾であったことから、母に真実を問い詰める高政。

しかし頼芸と高政、深芳野のやりとりは、すでに道三の知るところであった。

鉄砲の仕組みを解き明かすことを命じられた十兵衛は、高政とともに銃の試し打ちに出掛ける。「父・道三には先がない」と話す高政に、共に国をまとめたいと請われ、「どうすれば麒麟がくる国になるかを語り合いたい」と答える十兵衛だった。

第三回の詳しい感想レポートはこちらから!
大河ドラマ『麒麟がくる』第三回あらすじ&イラストレポート【麒麟がきても、こなくても】

『麒麟がくる』第四回「尾張潜入命令」

NHK大河ドラマ『麒麟がくる』第四回追っかけレポート

あらすじ

今川義元(片岡愛之助)との小豆坂の戦いで織田信秀(高橋克典)が重傷を負ったとの知らせが美濃に届く。正室である小見の方(片岡京子)の治療を終えて城を離れる東庵(堺 正章)に、次の行き先を問い詰める道三(本木雅弘)。
過去にすごろくで負けた借金を返すため尾張へ向かう予定だと答える東庵に、道三は信秀の容態を探るように命じる。何も知らない駒を人質にとられ、東庵は織田信秀のもとへと向かう。

東庵の後を追うことになった十兵衛(長谷川博己)と菊丸(岡村隆史)。兄弟の薬草売りに身をやつし、尾張に潜入した。
信秀に迎え入れられた東庵は、「美濃で道三に何をいわれた」と尋ねる信秀に「尾張の様子を探ってこいと言われた」と答える。

手筈どおりに東庵からの伝言を受け取るべく城を訪ねた十兵衛と菊丸には、人質として迎えられていた三河の若君・竹千代(後の徳川家康)との思わぬ出会いが。
追手を退けて戻った十兵衛から「信秀はもう手の施しようがない重傷である」という東庵の見立てを聞いた道三は喜ぶ。
一方、将軍家によって種子島で鉄砲がつくられていると聞かされ、十兵衛は鉄砲の研究に邁進する。

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大河ドラマ『麒麟がくる』第四回あらすじ&イラストレポート【麒麟がきても、こなくても】

『麒麟がくる』第五回「伊平次を探せ」

あらすじ

将軍家が本能寺を通じて大量の鉄砲をつくらせていると情報を得た道三(本木雅弘)。
鉄砲の作り方、ひいては将軍家の思惑を調べよと十兵衛(のちの光秀・長谷川博己)に命じる。十兵衛は鉄砲鍛冶の名人といわれる「美濃・国友村の伊平次」を探して京へ向かう。

細川家と争っていた将軍・足利義輝(向井 理)が休戦によって帰還し、京には緊張感が漂っていた。
伊平次を探して訪れた本能寺で、以前堺で出会った将軍家の奉公衆・三淵藤英(谷原章介)と再会する十兵衛。将軍家も鉄砲を作らせるために伊平次を探していることを知る。

三淵と共に松永久秀(吉田鋼太郎)の陣所を訪ねた十兵衛。松永は自分の仕える三好長慶含め、どの勢力も鉄砲を求めていること、将軍は細川晴元との戦いに備えて鉄砲を準備していることを指摘する。
そんな不安定な情勢で、互いに同等の武力を持っておくことは「戦を減らす”抑止力”」だと語る松永。

松永が突き止めていた伊平次の居どころは、色街だった。松永の依頼を一度は拒んだ伊平次だったが、十兵衛に気づくと途端に感嘆の声をあげる。子どもの頃、井戸に落ちた自分を救ったのが十兵衛だったのだ。
十兵衛に頼まれた鉄砲の組み分け(分解)を引き受ける伊平次。大名や将軍家が求める男に、思わぬ縁で近づくことに成功した十兵衛であった。

第五回の詳しい感想レポートはこちらから!
大河ドラマ『麒麟がくる』第五回あらすじ&イラストレポート【麒麟がきても、こなくても】

『麒麟がくる』第六回「三好長慶襲撃計画」

NHK大河ドラマ『麒麟がくる』第六回追っかけレポート

あらすじ

井平次(玉置玲央)から、三好長慶(山路和弘)と側近・松永久秀(吉田鋼太郎)の襲撃計画があることをきいた十兵衛(長谷川博己)。
助太刀を頼むべく、将軍を招いて会を催していた三淵藤英(谷原章介)と細川藤孝(眞島秀和)のもとを訪れた。

じつはその計画は、家臣である三好の力が強まることを恐れる細川晴元(国広富之)が陰で画策したものであった。
内輪もめともいえる計画を邪魔して三好・松永を助けることは将軍の命令だと誤解される、と話す藤英に対し「将軍こそが争いをやめろというべき」と一喝する十兵衛。その会話を裏で聞いていた将軍・足利義輝(向井理)は、助太刀を命じる。

襲撃に応戦する三好・松永のもとに、駆けつけた十兵衛・藤孝・藤英。激しい斬り合いの末ふたりを逃がすことに成功する。

傷を負った十兵衛は、東庵(堺正章)の診療所に向かうところで意識を失い、駒(門脇麦)のつきっきりの看病によって回復する。
松永からの御礼である水飴をもって見舞いに訪れた藤孝。京に引き留められる十兵衛だったが、またも美濃で織田方との戦がはじまったことを聞く。傷の手当も早々に郷里へと急ぐ十兵衛に、付きそう駒。
ふたりは小屋で夜を明かすこととなり、駒の歌を聴きながら焚き火を見つめてすごすのであった。

第六回の詳しい感想レポートはこちらから!
大河ドラマ『麒麟がくる』第六回あらすじ&イラストレポート【麒麟がきても、こなくても】

『麒麟がくる』第七回「帰蝶の願い」

NHK大河ドラマ『麒麟がくる』第七回追っかけレポート

あらすじ

大柿城での斎藤道三(本木雅弘)との戦いで、後ろから身内の侵攻を受け、撤退を余儀なくされた織田信秀(高橋克典)。
今川・斎藤だけでなく、身内も敵という手詰まりな状況を打破するため、美濃との和議を画策する。

美濃へ戻った十兵衛(長谷川博己)は、帰蝶(川口春奈)が明智荘を訪れたことを疑問に思う。
織田からの和議の条件は、帰蝶を織田家の三男に嫁がせること。道三と叔父の明智光安から帰蝶の説得を頼まれる十兵衛だったが、帰蝶からは「嫁がずにすむよう協力してほしい」と言われてしまう。
さらには高政(伊藤英明)や国衆からも帰蝶を守るよう頼まれ、板挟みになる十兵衛。

「海のない美濃には、海を持つ尾張が必要」と語る道三と、「一番の身内だ」と語る帰蝶の言葉を聞き、十兵衛は再び尾張へ向かう。
帰蝶の頼みで、嫁ぎ先の男・”うつけ者”の織田信長を一目見ようと出かけたのだ。
偶然出会った菊丸から話を聞き、明け方の浜辺で待つことにした十兵衛。朝日が登るとともに、一艘の船が現れた。

第七回の詳しい感想レポートはこちらから!
大河ドラマ『麒麟がくる』第七回あらすじ&イラストレポート【麒麟がきても、こなくても】

『麒麟がくる』第八回「「同盟のゆくえ」」

NHK大河ドラマ『麒麟がくる』第八回追っかけレポート

あらすじ

熱田の浜辺で織田信長(染谷将太)を観察する十兵衛(長谷川博己)。若殿は釣った魚をひと切れ一文で売りさばくと、預けていた刀を持って帰っていった。
美濃へもどった十兵衛は、母・牧(石川さゆり)に悩みを打ち明ける。母の「大事なのは、この国ぞ」という言葉を聞き、帰蝶(川口春奈)のもとへ向かう十兵衛。十兵衛の説得で、帰蝶は嫁いで行くことを決める。

喜ぶ道三(本木雅弘)とは逆に、同盟に反対していた高政(伊藤英明)は十兵衛を糾弾する。
高政たちによって土岐頼芸(尾美としのり)のもとへ連れて行かれた十兵衛は、この同盟によって、血を流さずして海という大きな経済圏を得るのだと力説する。
はぐらかす形でその場を立つ頼芸だったが、道三がこれ以上力を持つことに危機を感じていた。

翌日、京へ戻る駒(門脇麦)を途中まで送る十兵衛。駒は「本当は帰蝶を手放したくなかったのでは」と問いかける。
「そうかもしれない」と答える十兵衛を背に、駒は京へと帰っていく。

帰蝶は尾張へと嫁いで行った。
その知らせは今川義元(片岡愛之助)の耳にも届く。尾張が力をつけることを恐れる義元は、三河の松平広忠(浅利陽介)を焚きつけ、織田との戦をはじめようと目論む。
一方、祝言の夜に姿を消す信長。嫁入り初日より、一人待ちぼうけをくう帰蝶であった。

第八回の詳しい感想レポートはこちらから!
大河ドラマ『麒麟がくる』第八回あらすじ&イラストレポート【麒麟がきても、こなくても】

『麒麟がくる』第九回「信長の失敗」

NHK大河ドラマ『麒麟がくる』第九回追っかけレポート

あらすじ

今川義元(片岡愛之助)に織田との戦を指示された松平広忠(浅利陽介)は、山で何者かに襲われ命を落とす。駆け付けた菊丸(岡村隆史)が亡骸を確認し、竹千代(のちの徳川家康)の実母・於大の方(松本若菜)とその実兄・水野信元(横田栄司)に死を知らせる。菊丸は三河の間者だったのだ。

祝言をすっぽかされた帰蝶(川口春奈)のもとに、「化け物退治をしていた」と早朝になって信長(染谷将太)がやってくる。信秀(高橋克典)と土田御前(檀れい)に挨拶へ向かう二人だったが、信長が持参した記念の品は「松平広忠の首」であった。広忠を殺したことで今川を刺激した、と叱責する信秀に「誉められると思った」とふてくされる信長。
そんなやり取りを知らぬ帰蝶は、同じく人質として尾張に住まう竹千代(岩田琉聖)と出会う。予定外の父の怒りを受け、不機嫌になって城へ戻った信長は、帰蝶と共に鉄砲に興じる。父親との関係性に共通のものを感じた帰蝶と信長は、意気投合する。

十兵衛(長谷川博己)は、叔父の光安(西村まさ彦)の策略で、年頃の娘がいるという妻木の城への使いを頼まれていた。かくれんぼをしていた熙子(木村文乃)と偶然の再会を果たし、過去の約束を聞かされる。

第九回の詳しい感想レポートはこちらから!
大河ドラマ『麒麟がくる』第九回あらすじ&イラストレポート【麒麟がきても、こなくても】

『麒麟がくる』第十回「ひとりぼっちの若君」

NHK大河ドラマ『麒麟がくる』第十回追っかけレポート

あらすじ

今川義元(片岡愛之助)によって側室の子・織田信広を人質にとられた信秀(高橋克典)は、竹千代(岩田琉聖)との人質交換に応じようとしていた。
今川の勢力が力をつけることを危惧した斎藤道三(本木雅弘)は、明智十兵衛(長谷川博己)に尾張の帰蝶(川口春奈)のもとを訪れ、成り行きを偵察してくるよう命じる。

熱田で味噌を売っていた菊丸(岡村隆史)に味噌をもたせ、贈りものを口実に城を訪れる十兵衛。折しも城に戻ってきた信長(染谷将太)に鉄砲について問われ、正しい答えを返し気に入られる。中へ通されたところにやってきたのは、渦中の竹千代であった。
竹千代から「父(広忠)を殺したことを気にしないでほしい」と言われた信長は、竹千代と将棋を指すことにする。天井裏から菊丸が見守る中、竹千代は「敵である今川の顔を知りたい」と語り、人質交換には前向きでいることを伝える。

5年ぶりに京へ戻った旅の一座は、駒を育てた伊呂波太夫(尾野真千子)のものだった。思い出ばなしの中で、自分を助け、一座に預けた侍の家紋が「桔梗」だと聞かされる駒(門脇麦)。恩人が明智家の人間だと知る。

第十回の詳しい感想レポートはこちらから!
大河ドラマ『麒麟がくる』第十回あらすじ&イラストレポート【麒麟がきても、こなくても】

『麒麟がくる』第十一回「将軍の涙」

NHK大河ドラマ『麒麟がくる』第十回追っかけレポート

あらすじ

今川義元(片岡愛之助)に捕らえられた織田信広(佐野泰臣)と、信秀が城に迎えていた三河の若君・竹千代(岩田琉聖)とが交換された。
勢いづいた今川は尾張に攻め入り、織田の領地を制圧していく。織田への加勢を国衆たちに反対された道三(本木雅弘)は、明智十兵衛(長谷川博己)を呼び、尾張におもむき「兵は出せない」と伝えてこいと命じる。
人質として嫁いだ帰蝶(川口春奈)によって結ばれた同盟に危機感を持った十兵衛は、信長(染谷将太)の言葉を受け、将軍へ仲裁を求めることを思い立つ。斎藤高政(伊藤英明)の取次ぎで土岐頼芸(尾美としのり)をなんとか説得し、将軍へ和議のとりなしを頼む文と金を用立てさせた。
細川に追われ京を離れていた将軍・足利義輝(向井理)の元を訪れた十兵衛は、無事将軍に文を渡す。
義輝は今日の幕府の力のなさを嘆きつつ、この世の平穏のために「将軍は武士の棟梁だ」と信じる十兵衛に礼を言い、和議を約束する。

第十一回の詳しい感想レポートはこちらから!
大河ドラマ『麒麟がくる』第十一回あらすじ&イラストレポート【麒麟がきても、こなくても】

イラスト・文=渡辺 裕子

テレビ大好きイラストレーター+ライター。ローチケHMV/きょうの健康/リアルサウンドなどで、イラストコラムや挿絵を担当中。
ツイッター:@satohi11
note:https://note.com/satohi11

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