シンプルライフに少しの遊び心を。kozueさん流「持ちすぎない暮らし」の色の沿え方
「持ちすぎない暮らし」がコンセプト。日々の生活がカラフルに彩るシンプルライフ
今回お邪魔したのは千葉県のとある賃貸マンション。玄関を上がると白と木目を基調としたシンプルな空間が広がっていた。
どうぞ、と今回お部屋を紹介してくれるkozueさんに通されたのは、大きなリビング。なんと約8畳ほどあるリビングにあるのはテレビボードに置かれた大型テレビとダイニングテーブルとソファのみ。まるでモデルルームのようだ。
「持ちすぎない暮らし」をコンセプトにお部屋を作られているkozueさん。「持たない暮らし」とはよく聞くけれど、「持ちすぎない暮らし」とは一体どのような生活なのだろう。
「日々の生活は必要なものだけで暮らし、ちょっとしたところに遊び心を加えるようにしています。「持たない暮らし」も素敵ですが生活面では少し不便に感じてしまうな、と。そこでわたしは「持ちすぎない暮らし」をしようと思っているんです」(kosueさん)
「持ちすぎない暮らし」はkozueさん流の日々の暮らしへのこだわり。そんな「持ちすぎない暮らし」のこだわりの部分を伺った。
このページの目次
プロフィール
名前:kozueさん
Instagram:@kozue_pic
ルームデータ
居住地:千葉県木更津市
居住形態:3人
間取り:3LDK
築年数:25年
家賃:非公開
「持ちすぎない暮らし」を始めたきっかけ
「もともとわたしはとても物を持っていたんです。特に服は流行のものを買っていたり、衝動買いもあったりして衣装ケースに入りきらずに上に無造作に乗っているような状態でした」(kozueさん)
現在のお部屋のきれいさからはとてもそんな風には見えないが、「きっかけは主人と結婚して二人で住み始めたときだったんです。主人は転勤の多い会社に勤めているので、引越しに困らない部屋づくりを目標に「持ちすぎない暮らし」を始めました」とkozueさん。
ご主人とご結婚されて「持ちすぎない暮らし」を始められたという彼女だが、もともと大好きだった洋服などを簡単に手放せたのだろうか。
「二人で住むために実家から荷物を整理したんです。そのときに思い切って服を捨てたんですが、いらない服が大きなゴミ袋3袋くらいになって。それを見たときに『もったいないことをしたな』という思いをとても感じたんです。これからは家族との時間や経験とかもっと価値のあるものにお金を使おうと思いました。それが転機でしたね」(kozueさん)
なるほど。過去の生活の様子が全くイメージできないほど整頓されたお部屋で聞くkozueさんのエピソードは、私たちも普段のお金の使い方について学ぶところがあった。
本当に必要なものだけを持つ、「持ちすぎない暮らし」をつづけるためのルール
「持ちすぎない暮らし」は一念発起してものを片付けることはできても、その状態を続けることはなかなか難しい。そこでkozueさんが「持ちすぎない暮らし」を続ける上で大切にしている生活のルールを伺った。
「あたらしいものを買うときは本当に必要?と主人と確認をしてからお互いに必要だと思ったら購入するようにしています」(kozueさん)
一時の欲しいという気持ちに流されてモノを買いたくなってしまうことは誰にでもあること。そこでまた改めてお互いに確認しあうことで本当に必要なのかを再確認できるそう。
「また、1部屋に一つの用途を決めるということもしています。例えば、今ここのリビングはご飯をたべるところ、向かいのお部屋は娘があそんだりお世話をするところ、寝室は寝るところなど用途ごとに分けています」(kozueさん)
もともと意図的に区切ったわけではなく、モノを少なくした結果、一つの部屋に一つの用途というメリハリのついた生活ができているそう。だからこそ必要なものが必要なところにあって無駄のない生活になるのかもしれない。
次ページでは、kozueさんの「持ちすぎない暮らし」を支える便利アイテムたちをご紹介!