家事はゲーム感覚で!同棲&結婚生活の先輩に学ぶ「二人暮らしを楽しむ工夫」
真似したいポイント盛りだくさん!「二人暮らしを楽しむ工夫」で円満な夫婦生活
宮城県に住むむくりさん夫妻。付き合い始めた当初から結婚を意識し、現在のお部屋で同棲生活、そして新婚生活を送ってきた。
「結婚前に同棲をしたことで、お互いの生活リズムを知ることができたり、家事分担や家計管理、働き方等、価値観のすり合わせができたので、同棲して本当によかったなと思っています」と語るむくりさんに、二人暮らしを快適&円満にする秘訣を伺った。

このページの目次
プロフィール
名前・年齢:むくりさん(27歳)/夫さん(25歳)
職業:会社員
二人暮らし年数:2年10ヶ月
ルームデータ
所在地:宮城県
間取り:1LDK(約41.15㎡)
家賃:7.2万円(管理費込み)
築年数:5年
結婚を見据えて同棲スタート。二人暮らしをするうえでの部屋探しのポイントは?
大学時代の先輩・後輩だったというむくりさんとご主人。交際当初から結婚を前提としていて、付き合って3年目に同棲、5年目に結婚と決めていたそう。それだけ先を見据えて計画的にスタートさせた二人暮らしであれば、順調に二人の時間を重ねてきたのだろう、と思いきや……。
「同棲を始めたばかりの頃は、実はケンカが絶えなくて……。たくさんの話し合いや工夫を重ねて、ようやく安定した日々を手に入れることができました(笑)」(むくりさん)
と、意外にいろいろあった様子。乗り越えるまでの工夫の数々はあとで詳しくご紹介するとして、まずお部屋探しのポイントを伺ってみた。
二人暮らしの部屋探しのポイントは、「1LDKで光熱費削減!」
むくりさん夫妻が暮らすお部屋の間取りは1LDK。二人暮らしには人気の高い間取りだが、その選択の背景にはとっても合理的な理由が。
「1LDKは二人暮らし向けの間取りの中では部屋数が少ないので、冷暖房が1台でまかなえて光熱費が安く済むと考えました」(むくりさん)

生活リズムの違いや何となくの好みで間取りを決めるカップルも多い中、“光熱費削減”が理由とはかなり現実的。お互いに一人暮らし経験があったむくりさん夫妻は、「前の部屋が築年数が古くて喘息を発症したから、今回は築浅物件で」など、過去の経験を活かして部屋を探すことができたようだ。
そのほか、「最寄り駅・バス停まで徒歩10分以内」「築浅」「収納が多いこと」「ハザードマップで確認して安全そうなところ(津波避難エリア外、洪水浸水想定区域外)」などのこだわり条件で探し、現在の部屋にたどり着いた。
家具はお互いに一人暮らし時代の物を持ち寄り!テーマを決めてインテリアに統一性を持たせる
家具は基本的に一人暮らし時代の家具を持ち寄り。お互いの手持ちアイテムを持ち寄ると家具購入費用を節約できる一方、デザインや方向性がバラバラになりそうだが、もともと色の好みが同じだったことから奇跡的にバランスの取れたインテリアに。


多趣味のむくりさんは必然的に趣味用品が増えがち。カラーボックスを活用し、かつ中身を隠すことでゴチャつきを防止している。
「趣味のアイテムはカラーボックスに収まる量しか買わないと決めてるんです。多趣味な私とは対照的に夫は無趣味なので、私の持ち物で部屋を侵食しないように工夫しています」(むくりさん)
同棲→結婚への移行に合わせて家電やインテリアをチェンジ。新婚気分を味わう!
同棲時代と同じ部屋で結婚生活を送っているむくりさん夫妻。入籍後に生活家電などを一人暮らし時代のものから新調した。そうすることで、部屋は同じでも新婚気分を味わうことができたという。

家電の性能がアップしたことで、気分転換になっただけではなく家事ストレスも軽減されたそう。

次ページでは、いよいよむくりさん夫妻の「家事分担の極意」をご紹介。ゲーム感覚で家事を楽しむその姿勢は、全てのカップル・夫婦に真似していただきたい!