【一人暮らし風水】狭い部屋でも開運できる!プラスの運気を呼び込む方法を中国命理学研究家・林秀靜さんに聞いた
狭い部屋でも風水で開運できる!
一人暮らしの人は、ワンルームや1K、1DKなどのコンパクトな部屋に住んでいることが多いのではないだろうか。
風水の本を見ると、「ベッドルーム」「リビング」「キッチン」など、部屋ごとにポイントが解説されているものがほとんどだ。すべての部屋がギュッとまとまった狭い部屋でも、風水で開運することはできるのだろうか。
中国命理学研究家の林 秀靜(りん しゅうせい)先生によると「ワンルームや1Kなどの一人暮らしの部屋でも、風水を実践することは可能です!」とのこと。
物を増やせない、家具の配置も制限されてしまう狭い部屋ではどうしたらいいのか、その方法を聞いてみた。
このページの目次
まずはイメージすることから始めてみよう

本当はもっと広い部屋や、築年数の浅い部屋、日当たりの良い部屋に住みたかったけど、予算の都合で仕方なく……など、今住んでいる部屋が理想とは少し違うという人も多いだろう。
おまけに、仕事が忙しくて片付けられなかったり、収納が少なくて物があふれていたりと、生活そのものも理想と違っている……。
そんな人は、今の状況にとらわれずに、理想の部屋や理想の生活を思い描くことから始めてみよう。
「まずはこんな部屋に住みたい、こんな生活がしたいという理想を思い浮かべてみましょう。想像できないことは実現しないため、できるだけ具体的に思い描くことが大切です」(林先生)
- 日当たりのいい大きな窓がある部屋に住みたい
- いつも花を飾るような生活がしたい
- 落ち着いたインテリアの部屋でゆったりとコーヒーを飲みたい
- 収納がたっぷりあり、生活感を感じさせないホテルのような部屋がいい
- 家にいながらハワイにいるようなリゾート部屋にしたい
などなど、思いつくことを紙にメモしたり、絵に描いたりするとよりイメージしやすいだろう。
部屋の中の良くない形「形殺」をチェックしよう!
理想の部屋や生活を思い描けたら、できることから少しずつ、実践あるのみだ。まずは部屋を風水的視点で見てみよう。
「風水には『形殺(けいさつ)』という考え方があり、これは、良くない影響を及ぼす気(殺気)を生み出す状況のうち、物の形が原因となっているものを指します。住んでいる部屋が周りの建物から受ける形殺ももちろん影響していますが、簡単に引越すことはできないと思いますので、部屋の中の形殺をチェックしましょう」(林先生)
以下の項目で当てはまるものはないだろうか。もし当てはまっていれば、すぐにでも改善することをおすすめする。

部屋の中の形殺1.ベッドに他の家具の角が向いている
ベッドに向かってテーブルや棚など他の家具の角が向いているのは風水的に良くない。「隔角殺(かっかくさつ)」と呼ばれ、人間関係のトラブルに見舞われてしまうという。家具かベッドの向きを変えよう。
部屋の中の形殺2.ドアとドアが向き合っている
狭い部屋にありがちなのが、ドアとドアが向かい合っている間取り。これは、人間関係に良くない影響を与えてしまう。ドアにのれんやすだれをかけると改善できる。
部屋の中の形殺3.梁の下にベッドや机がある
梁の下は風水的に、何をするにも良くない場所だ。とくにその下で寝たり、勉強・仕事をしたりしていると心にも体にも悪影響があるという。ベッドや机を移動させよう。
部屋の中の形殺4.ペンダントライトの下で寝ている
ペンダントライトの下は、梁の下同様、風水的に良くない場所だ。寝ているときにお腹の真上にあると、胃腸にダメージを受けてしまうという。寝る場所を変えるか、ペンダントライトを移動させよう。
次は、狭い部屋の運気を上げるポイントをご紹介する。
狭い部屋の運気を上げるポイントは「明るさ」と「気の流れ」!
この記事では中国命理学研究家の林 秀靜(りん しゅうせい)先生にお話を伺い、一人暮らしのコンパクトな部屋でもできる風水術を紹介している。
部屋の方位を考えたり、ベッドルーム、リビングなど各部屋を分けて考えたりすることは、狭い部屋の場合難しい。そのような細かいことをせずに、運気を上げる方法はないのだろうか。
「狭い部屋に住んでいる方でも、簡単に風水的に良い部屋をつくる方法があります。それは、明るさと気の流れを良くすることです。この2つに気をつけるだけで、心も体もいい状態になり、周りでいいことが起こりはじめます」(林先生)
心も体も元気になり、いいことも起こりはじめるなんて、これはやってみない手はない。
明るさを整えるポイント

「明るいほうが陽の気が満ちるため、風水的には部屋は明るいほうが良いとされています。しかし、すべての場所が明るければいいというわけではありません。明るくするべき場所、暗くするべき場所、そしてバランスが必要な場所があります」(林先生)
明るくするべき場所(陽のエリア)
玄関、キッチン、トイレ、バスルーム
部屋の入り口である玄関が明るいと、良い気が入ってくる。また、トイレやバスルームは、陰の気が強い場所。暗いとより陰の気が溜まってしまうため、明るくしたほうが良い。
暗くするべき場所(陰のエリア)
寝る場所
ベッドや寝室などの寝る場所は、暗くしたほうが良い場所。光を抑えて、安眠できるスペースを作るのがポイント。
明るさと陰影が必要な場所
リビングなどくつろぎのスペース
ソファーなど、くつろぐ際に過ごすスペースは、明るすぎると些細なことで興奮したり、イライラしたりしてしまう。また、暗すぎるとゆううつな気持ちになりやすい。白熱灯や蛍光灯ではなく、温かみのあるオレンジ系の間接照明などがおすすめ。
このように、スペースによって明るさを変えることが大切だが、狭い部屋だとスペースが一緒になっていることも多い。その場合は、時間によって明るさをコントロールしよう。
例えば、メインの照明は明るいものにして活動している間は明るめに照らし、くつろぎの時間は間接照明にするとか、遮光カーテンにして寝る時間は暗くし、朝起きたらカーテンを開けるといったことができるだろう。
気の流れを整えるポイント
「風水では、人や環境は『気』の影響を受けていると考えます。気は目に見えないエネルギーのことですが、難しく考える必要はありません。気=空気と考え、空気がどのように流れるかを考えてみましょう」(林先生)
気が部屋の中を巡るようにする

一人暮らしの部屋で多いのが、玄関から入った気が、そのまま真っすぐ窓から出てしまう間取り。これは「洩財宅(ろうざいたく)」といい、せっかく入った良い運気やお金が、そのまま出ていってしまうもの。ついたてや観葉植物を置き、気がまっすぐ出ていってしまうのを防ごう。
玄関を広く保つ

玄関は気の入り口。狭い部屋だと玄関もせまいケースが多いが、そこに物をたくさん置いてしまうと、さらにせまくなり良い気が入ってこなくなる。履かない靴は下駄箱にしまうなど、なるべく物を置かないようにしよう。
できることから実践してプラスの運気を呼び込もう!
引越さなくても、部屋を大きく変えなくても、風水を取り入れられることがわかった。せまい部屋だからこそ、少し変えるだけで部屋全体の運気が変えられるのも魅力。手をつけやすいところから、さっそく実践してみてほしい。
教えてくれたのは?
イラスト=今井夏子
文=明道聡子
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