賃貸でも取り付け可能な「ワイヤレスドアモニター」とは?
ワイヤレスドアモニターで来客を確認して、セキュリティー強化!

女性や子供のいる家庭にとって、物件選びの際に気になるのが防犯設備の有無。特に、来客時に顔を見て応対ができる「モニター付きインターホン」はセキュリティーを守るうえで大切な設備だ。
しかし、賃貸物件の中には備え付けのTVモニターがないものも多い。取り付け工事をすると手間もお金もかかるし、そもそも賃貸物件では勝手に工事することができない。
そんなとき、活躍するのが後付け可能な「ワイヤレスドアモニター」だ。
今回はワイヤレスドアモニターとは何か、そのメリットやおすすめ商品などを紹介する。
このページの目次
ワイヤレスドアモニターとは

ワイヤレスドアモニターとは、その名の通り配線なしで設置できる防犯用ドアモニターのこと。業者の設置工事なしで、賃貸物件でも簡単に後付けできるタイプのものが人気を集めている。
元々モニター付きのインターホンが物件に備え付けてある場合はよいが、設置されていない場合には後付けできるワイヤレスドアモニターが非常に便利だろう。
また、最近ではモニターの代わりにスマホで玄関の様子を確認できるタイプもある。
ワイヤレスドアモニターを設置するメリット

ワイヤレスドアモニターのメリットとしては、「防犯性アップ」と「利便性の高さ」の2つが挙げられる。どちらも購入を検討するときの大事な要素となるので、この2つの項目について詳しく解説していく
ワイヤレスドアモニターのメリット①:防犯性アップ!
ワイヤレスドアモニターがあれば、物件に備え付けのモニター付きインターホンと同様の防犯効果が見込める。
特に一人暮らしの場合や夜間の来客などの場合、対応する必要のない来客に不用意にドアを開けるのは、セキュリティー上の問題がある。ドアを開けなくても来客者を確認しながら応対することができるのは大きなメリットだろう。
ワイヤレスドアモニターのメリット②:賃貸でもOK

ネジで壁などに穴を空けたり、面倒な配線工事なしで設置できたりするタイプが多く売られており、賃貸物件でも気軽に後付けできるのがメリットだ。
ワイヤレスドアモニターを設置する際の注意点
ワイヤレスドアモニターは住まいの防犯性を高めるアイテムの1つ。一戸建て住宅はもちろん、賃貸マンションやアパートに後付けすることもできる便利なものだ。しかしその反面、いくつかの注意点も押さえておかなければならない。ここからは、2つの注意点を具体的に解説する。
ワイヤレスドアモニターの注意点①:自宅のドアに取り付けられるか確認する

ワイヤレスドアモニターは外開きのドアの上部にはめこんだり、ドアスコープ(のぞき穴)に取り付けるなどの方法で設置する。タイプによっては、自宅のドアに取り付けられない場合がある。たとえば引き戸式の玄関ドアの場合、ドアモニターを取り付けることが非常に難しくなる。
周囲に設置するスペースがあったとしても、訪問者を確認できない場所では設置の意味がなくなってしまう。ワイヤレスドアモニターを購入する前に、効果的に設置できる場所があるかどうかの確認が必須だ。
ワイヤレスドアモニターの注意点②:コストについても確認を
ワイヤレスドアモニターを購入するためには数千円~数万円の費用がかかる。高性能のものになるとさらに値段が高くなり、これに加えて工事の費用も発生する。これらのコストがかかることも、ワイヤレスドアモニターの注意点と言えるだろう。
しかし、安心・安全を買うためだと考えれば、決して無駄な出費ではないだろう。ワイヤレスドアモニターを後付けすることにより、犯罪被害を防いだり、トラブルを予防したりできる可能性が上がることは事実だ。大事な家族や財産を守るためにも、購入を検討してみてほしい。
おすすめのワイヤレスドアモニター
おすすめのワイヤレスドアモニター①:パナソニック ドアモニ
ワイヤレスドアモニター ドアモニ ホワイト ワイヤレスドアカメラ+モニター親機 各1台セット VL-SDM310-W
パナソニック ¥13,800
玄関ドアに設置するカメラと、モニター親機のセット。
カメラは玄関ドアの上部に固定して使う。外開きのドアであれば、賃貸でも簡単に設置が可能だ。
元々物件に付いている玄関チャイムが鳴ると、センサーが反応し室内モニターが起動し、外の様子が確認できるという仕組みになっている。
無線LAN機能を搭載しており、自宅のWi-fi回線を通じてスマートフォン上で来客の確認をすることが可能。また、留守中に来客があった場合、メールで画像を受け取ることもできる。
おすすめのワイヤレスドアモニター②:パナソニック ワイヤレステレビドアホン
ドアスコープカメラ
Eboxer ¥6,399
ドアスコープ(ドアののぞき窓)部分に装着するタイプのカメラ。ドアスコープの外径15mm以上あれば設置できる。
こちらもドアベルが鳴るとカメラが起動し、モニターが映る仕組みだ。
microSDカードに対応している。安価だが機能は十分だ。
物件にモニター付きインターホンがなくても、「ワイヤレスドアモニター」で防犯レベルを上げられる

もともとモニター付きインターホンが設置されていない賃貸物件でも、ワイヤレスドアモニターを設置するだけで防犯性能をアップできる。設置を検討してみてはいかがだろうか。
※本記事の商品情報は2021年6月16日現在のものです。
2021年6月加筆=CHINTAI情報局編集部