結婚予定の同棲カップル必見!二人暮らしを円満にスタートさせるためのコツ
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結婚を前提に同棲をするカップルは、どういった点に気をつけて部屋を決めればいいのだろうか

異性の相手と同棲をすると考えるとそれはもう楽しいし幸せなものだ。ただ、「楽しみ!」「幸せ」という気持ちだけではそうならない厳しい現実があることをわかってほしい。
結婚へとつながる花道でもあるのだが、その一方では破局へとつながる茨の道でもあるのだ。 同棲をしてやっと性格を知れる場面なんて数多くある。男性から見ても女性から見ても「こんなはずでは…」と思うことも多々、あることであろう。
今まで別々の生活を送ってきていたもの同士、仕事以外は食事もお風呂も、就寝時にもずっと一緒の生活がストレスに感じるという人も少なからず耳にする。ではどうするべきか。
そこで今回は、筆者である私が過去に実際経験した話、同棲予定のカップルを数十件見てきた経験を踏まえ、結婚予定のカップルが二人暮らしを始める際に、「ここだけは注意するべき!」ポイントをいくつかまとめてみた。
同棲のポイント1、双方の親が了解しているのかどうかを確認する

さて、このことを文頭に持ってきたのだがこれほどまでに重要なことはない。カップルのお互いが実家住まいだったとし、急に親元を離れるのは今まで育ててきた親からすると悲しい成長というものである。もちろん年齢によって変わることは言うまでもないが。(40代独身男性独り身でやっと親元を離れるかと背中を押してくれるケースもある)
本題だが、どれだけカップル同士が「同棲したいね!」といっても両親が許可をしてくれないケースが多々あるのだ。本当にその人で大丈夫なのか?もう少し一人暮らしを経験してからでも遅くはないのか?料理もろくにできないくせに…などなど親からするといつまでも子供、色々な愚痴が出てくるのも当然である。
同棲生活をスタートさせる場合は、お互いの両親に必ず挨拶に行き、了承してもらうようにしよう。
同棲のポイント2、費用負担の割合を事前に決めておく

一番揉めやすいのは、何を言おう「お金」である。婚約予定であっても婚約していない上、別れる事もありうる。一番怖いのが家賃設定からなのだが、二人で折半して払うから高いところいけるよね!といって契約した後に分かれてしまうケースである。もちろん契約者が継続して支払っていく義務が発生するので容易に決めてしまうのは気をつけたいポイントだ。
背伸びをせずに、将来の家の為の貯金だと思って身の丈にあった生活をしよう。おすすめなのは家賃を彼氏が担当、光熱費を彼女が担当など一つを折半するという考えより、分類ごとに支払う担当を決めておこう。
同棲のポイント3、将来の子供のために部屋数が多いほうがいいという意識は一旦捨てる

結婚を前提とした同棲を始めるとなると子供が生まれる可能性もある。そんなときに部屋数をどう確保すべきか、どういう間取りが適しているかを考えよう。
1K・1Rであってももちろん住めないことはないのだが、そもそも大家さん的に二人入居がNGの場合がある。結論から言うと、そんなに広い部屋は必要ない。初めての同棲であればなおさらだ。なぜなら、子供を授かったとして生まれるのは約1年後、それから順調に子育ても進み一人部屋が必要なのは何年後?早くても小学生と考えても6年後。
さて、同じアパートに6年間住み続けるだろうか?私の経験則辛いってなかなかそのケースは少ない。年数とともにアパートも築年数を重ねて古くなり、周りのアパートのほうがもっと安く快適に過ごせるのではないかと必然的に探しはじめるからだ。
「もし子供を授かったらこの部屋」という考えは捨て、「もし授かったら数年後は引越し」として、未来の子供の部屋なんてことはまず考えなくていいだろう。
1LDK、広くても2DKの間取りで十分な広さは確保できる。2LDKよりも家賃が低いので浮いた分を食費やデート代に充てる方が楽しいのではないだろうか。
ここで一つ助言。狭い方がより相手の性格や行動を見る事ができるのでもちろん嫌な部分も垣間見えるがそれがまた面白いので参考程度に。
同棲をしたら惚れ直す?それとも幻滅する?

以上が結婚を前提として同棲をする時に注意すべきポイントの3つである。相手のことが大好きだからこそ同棲に踏み切る、しかし失敗を恐れていては何も始まらない。今回紹介した内容が、少しでも楽しい同棲生活の参考になれば幸いだ。
文=銀猫の末裔
高校卒業後、大手不動産会社入社し、賃貸管理物件の斡旋業務を行う。その後、別の不動産会社へ転職、2年目で店長へと昇格。月に数十件のお客様と接しながらご希望条件のお部屋探しのサポートを行う。以降大手ハウスメーカーへと転職し、現在に至る