一人暮らしの部屋を模様替え!費用をかけず手軽に模様替えをするコツ
一人暮らしの部屋の、簡単にできる模様替えが知りたい!

一人暮らしの部屋を模様替えするなら!まずやるべき3つのこと
模様替えをすると決めたら手あたりしだいに始めるのではなく、まずは全体のイメージをつかんでから始めるのが成功の秘訣だ。
最初にやるべきこと3つをまとめたので参考にしてほしい。
模様替え前にやるべきこと①:インテリアや部屋の配色イメージを固める
それほど多くの物を置いていないのに、なんだか部屋がごちゃごちゃして見える……という場合は、インテリアに色をたくさん使いすぎている可能性がある。部屋のメインカラーを決めて、インテリアの色を揃えるとすると、統一感が増しぐっとオシャレに見える。
ただし、模様替えのために家具を再度購入するのは出費もかかってしまう。そこで、まずは部屋の中でも大きな面積を占め、比較的手頃な値段で購入できるベッドカバーやカーテン、ラグを替えてみるのが効果的だ。
また、部屋のアクセントカラーになる小物などを変更するだけでも部屋の雰囲気は大きく変わってくる。夏はさわやかなブルーを基調に、冬は暖色系にするなど季節に合わせて選ぶのもおすすめだ。
部屋のイメージに合ったカラーコーディネートを検討してみよう。

模様替え前にやるべきこと②:生活動線を考えて、レイアウトを決める
上手に模様替えをするポイントは、生活動線と家事動線を短くするよう意識すること。
生活動線とは食事をしたり、風呂に入ったり、着替えたりといった人の動きを表す線のこと。家事動線は料理をする、掃除をする、洗濯をするなどの家事をするための動線だ。
動きにくい配置にしてしまうと生活動線や家事動線がながくなり、ストレスを感じたり、居心地が悪くなったりする。キッチンや扉、クローゼット、コンセントの位置などから、暮らしやすい配置を考えてみると良いだろう。
また、模様替えをするために、わざわざチェストや収納家具などの大型家具を買い足す必要はない。必要以上に家具を増やしてしまうと部屋が狭くなるし、費用もかかる。
机の向きを変える、ベッドの頭の向きを変えるなど、少し配置を変えるだけでもガラリと印象が変わったり、劇的に使いやすくなったりするものだ。

模様替え前にやるべきこと➂:家具の脚に傷防止グッズを付ける
1人で家具を移動するのは大変だ。無理に重い家具を引きずると床が傷ついてしまう。
こんなときにおすすめなのが家具の脚や土台の裏に傷防止グッズを付ける方法だ。100円ショップでも売っている傷防止グッズを利用すれば、床に傷がつくのを防ぐだけでなく、摩擦が減って家具の移動もしやすくなる。
一人暮らしの部屋の模様替えアイデア

オシャレな部屋を目指し、いざ模様替えをしたものの、どうもしっくりこず元の位置に戻してしまったという経験はないだろうか?
ここからは、簡単にオシャレに模様替えができるアイデアを5つ紹介していこう。
一人暮らしの部屋の模様替え➀:鏡を活用して空間を広く見せる
部屋に鏡を置くと、鏡の奥に空間があるかのように見せることで、部屋を広く見せられる。
大きめの鏡に天井や照明、または外の景色が映りこむように配置すると、奥行きが感じられる部屋を作ることができる。
一人暮らしの部屋の模様替え②:観葉植物を置く
部屋の余白部分に観葉植物を置くと、殺風景な部屋に温もりを与え、居心地の良い空間を作ることができる。コンセント周りのごちゃごちゃしたところを隠すのにも最適だ。
また、観葉植物には、目の疲れを和らげたり、気持ちを落ち着かせリラックスさせてくれたりする効果があるといわれている。さらに、自然の植物には空気清浄や加湿調整効果もあり、部屋の空気をきれいにしてくれるのでおすすめだ。
一人暮らしの部屋の模様替え③:照明器具を替えてみる
無機質な丸いシーリングライトから、オシャレな照明器具に取り替えるだけでも部屋の雰囲気をぐっとオシャレに変えられる。特に、賃貸物件に備え付けの照明器具が付いていた場合、勝手に照明器具を取り替えることはできないと考えている人も多い。しかし、最初に備え付けられていた器具をきちんと保管し、退去のとき、元に戻せば問題はない。
ラタンのペンダントライトならアジアンリゾート風の部屋に、アイアン調の無骨なライトならブルックリンスタイルに、小さなシャンデリアを下げればアンティーク調に……など、目指したい部屋のテイストに合わせた照明器具を選んでみよう。また、あわせて間接照明やフロアライトなどを取り入れるのも良いだろう。

一人暮らしの模様替え法④:収納を工夫してみる
一人暮らしの限られた収納スペースでは容量が足りず、しまいきれない物も出てくるだろう。机の上に無造作に置いたり、適当にしまったりしているだけではスッキリとした部屋になりにくい。
ごちゃごちゃしがちな小物類や文房具、書類などはおそろいのボックスに入れて、収納を工夫してみると部屋の印象は大きく変わる。また、すっきり機能的に整理されていれば日々の片付けも楽になり、きれいな部屋をキープすることもできるだろう。

一人暮らしの部屋の模様替え⑤:壁や床を替えてみる
思い切って壁や床の模様替えをしてみるのも良いだろう。部屋の大部分を占める壁や床を変えるとかなり印象が変わる。
最近では、ホームセンターなどで貼って剥がせてのり残りしないタイプのアクセントクロスや、置くだけのフロアタイルが販売されているので賃貸でも気軽に活用できる。
壁や床の広い面積を模様替えすることで部屋の印象をガラリと変えることができる一方、金額が高くなりがちなので、購入するときは色や材質を確認してから購入しよう。できれば、テスターを取り寄せてイメージと合っているか確認してから購入するのがおすすめだ。
手軽に挑戦でき、印象を大きく変えられる壁や床の模様替えを試してみるのも良いだろう。
模様替えに向いているタイミングはいつ?
模様替えを行うタイミングは季節の変わり目が良いだろう。ファブリックの色や素材を季節に合わせることで、季節感が出て過ごしやすい空間になる。
年に4回模様替えをするとなると大変だが、夏と冬の2回替えるだけでもかなり気分は違うものだ。
一人暮らしの部屋を模様替えして、気分をリフレッシュさせよう

今回は、一人暮らしの模様替えの方法やアイデアについて紹介させてもらった。
模様替えは部屋の印象を気軽にチェンジできるので、気分転換にぜひ行ってみてほしい。
また、模様替えの際には大型家具を動かしたり、新しい物を購入したりする。この機会に「本当に必要な物」の見直しを行い、不要な物を手放してはいかがだろう。本当に必要な物を選別するようにするとすっきりとした部屋を保てるはずだ。
毎日オシャレな気持ち良い部屋で過ごせば、きっと明るく前向きな日々を送れるだろう。思い立った今からさっそく始めてみよう。
文=miyako
2020年10月加筆=CHINTAI情報局編集部
2022年2月加筆=CHINTAI情報局編集部