同棲中の恋人と喧嘩しても安心! すぐ仲直りできるコツを紹介
楽しい同棲生活! でも、たまに喧嘩も……

現在、恋人と一緒に家事を手分けしながら、幸せな同棲生活を満喫しているカップルもいるだろう。しかし、同棲していると楽しい半面、当たり前だが同じ物件に住んでいるので喧嘩したときに困る。特にプライベートスペースがない物件の場合、一人になって頭を冷やすことも難しい。
同棲カップルが喧嘩したとき、仲直りするにはどうすれば良いのか? 心理学を参考にしたコツをお伝えしよう。
喧嘩が始まりそうなときは6秒待つ

まず仲直りの前に大切なのは、当たり前に感じるかもしれないが喧嘩にならないことである。喧嘩になった後に仲直りするのは、やはり簡単ではない。そのうえ、喧嘩で悩んでいる期間はストレスが溜まるし、イライラは健康にも良くない。
しかし、元は他人同士の2人が一緒に暮らすのだから、何も問題が起こらない方がめずらしい。時には、喧嘩になりそうな出来事が起こってしまうのも無理はない。
そんなときにおすすめなのが、「喧嘩が始まりそうなときは6秒待つ」という方法だ。
心理学的に、人間の怒りの頂点は、6秒以上は続かないといわれている。つまり、この6秒をやり過ごすことさえできれば、喧嘩にならずに済む可能性がぐんと高まるのだ。
そうは言っても、怒りの感情を抑え込みながらの6秒というのは意外と長い。そこで、この6秒をやり過ごすコツを以下に紹介しよう。
- 6秒間、何も考えない
- 6秒数える(数字だけに集中する)
- 足踏みをする、手を握ったり開いたりする
- 一旦その場から離れる
このポイントを実践して6秒間、怒りの感情を表に出さないようにコントロールすることで、喧嘩の危険は大幅に回避できるはずだ。ぜひ試してみてほしい。
同棲生活ではこまめに自分の気持ちを伝えること

喧嘩というのは、相手との感情や価値観の食い違いから起こることが多い。そのため、普段から相手とのズレを解消しておくことで、喧嘩になりづらい関係性を作ることができる。もし喧嘩になったとしても、仲直りがスムーズに出来るようになるのでおすすめだ。
しかし、「こまめに相手に自分の気持ちを伝えろと言われても……」と戸惑う人も多いだろう。心理学的に見ても、「自分の気持ち」を理解している人は少ない。では、どうすれば良いのだろうか?
自分の気持ちを伝える最適な方法は、相手に感謝を伝えること。
ずっと一緒にいると、色々なことが当たり前になり、感謝の気持ちは薄れていく。しかし、「いつも食事を作ってくれてありがとう」「優しくしてくれてありがとう」などときちんと感謝を伝えるだけで、人間関係は格段に良くなる。
相手と自分は違う生き物だ。思っていることは言葉にしないと伝わらない。それを普段から意識しておくことが、大切なのである。
仲直りのキーワードは命令ではなく依頼をしよう
仲直りするときに大切なのは、相手に命令をしないということ、そして自分を主語にしてお願いをすることだ。
例えば、自分が悪いときには「謝っているんだから許してよ」ではなく、「許してくれたら私(俺)は嬉しいな」と言うほうが良い。相手が悪いときでも、「ちゃんと片付けてよ」より「片付けてくれたら私(俺)助かるんだけどな」のほうが良い。
同じ内容でも、言い方ひとつで相手が受ける印象はガラリと変わるのだ。親しき仲にも礼儀あり。この言葉を常に意識して、相手への希望や願望を伝えるようにしよう。