仮面女子・陽向こはるがDIYに挑戦!文庫本収納に便利なミニブックスタンドを作ってみた

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人気地下アイドルグループ「仮面女子」の陽向こはるがDIYに挑戦!

人気地下アイドルグループ「仮面女子」のメンバーが毎回登場し、賃貸物件でも楽しめるDIYにガチンコで挑戦する本企画。無事完成させることができるのか!?

今回は、文庫本がちょうど収まるサイズのミニブックスタンド作りに挑戦。コンパクトで、会社のデスクに置いても邪魔にならないくらいのサイズなのがうれしい。

陽向こはるさんが所属するアイドルグループ「仮面女子」
陽向こはるさんが所属する仮面女子

ホッケーマスクをかぶったアイドル集団。インディーズ女性アイドルとして日本初のオリコン1位、さいたまスーパーアリーナ単独ライブ15,000人動員を達成。名実ともに「最強の地下アイドル」として注目を集めている。
web:http://www.alice-project.biz/kamenjoshi/jp

陽向こはるがミニブックスタンド作りにチャレンジ!

棚受けを斜めに取り付けているので、本の安定感抜群。アンティークワックスでオシャレに仕上げよう。ちなみに所要時間は180分くらいだ。

仮面女子・陽向こはるが挑戦するDIY作品「ミニブックスタンド」
アンティークな風合いがかわいらしいミニブックスタンド

材料

・SPF材(幅:89mm×厚さ:19mm×長さ:910mm)=1枚
・SPF材(幅:140mm×厚さ:19mm×長さ:910mm)=1枚

【材料選びのポイント】
木材は、正面・横から見てまっすぐなものを選ぶと仕上がりがよりきれいになる。

道具

・のこぎり
・電動ドライバー
・電動やすり
・バークランプ 2本
・とんかち
・木ダボ 11本
・ダボマーカー
・アンティークワックス
・木工用ボンド
・軍手
・シート(養生用)
・鉛筆
・定規

ミニブックスタンドを作るために必要な材料はSPF材、道具として使用するのはのこぎり、電動ドライバー、電動やすり、バークランプ、とんかち、木ダボ、ダボマーカー、アンティークワックス、木工用ボンド、軍手、シート(養生用)、鉛筆、定規
のこぎりや電動ドライバー、木ダボを使ってミニブックスタンドを作ろう

ミニブックスタンドの作り方

DIY工具を両手に持って意気込む仮面女子・陽向こはるさん
本格的なDIYは初めてで緊張するけど、頑張ります!と陽向こはるさん

STEP.1 木材の切り出し

下記の【SPF材の切り出しサイズ】を参考に木材に印を付ける。印の上からのこぎりの先を使って跡を付けたら、一気に切ろう。引いた時に木材が切れることを意識して、のこぎりを動かそう。

【SPF材の切り出しサイズ】
棚受け用:SPF材(幅:89mm×厚さ:19mm×長さ:910mm)1枚を260mm×2枚
側板用:SPF材(幅:140mm×厚さ:19mm×長さ:910mm)1枚を138mm×2枚

仮面女子・陽向こはるが挑戦するDIY作品「ミニブックスタンド」の作り方:幅89mmの木材は、長さ260mm×2本にカット。幅140mmの木材は、長さ138mm×2本にカットしよう
SPF材の切り出し図面。棚受け用、側板用それぞれ目印をつけてカットしていこう
仮面女子・陽向こはるが挑戦するDIY作品「ミニブックスタンド」の作り方:のこぎりで順調に木を切る陽向こはるさん
のこぎりを使うのは中学生ぶりという陽向さんだが、順調にサクサク切っていく

切った木材のパーツ名

●は穴開けの箇所。同じ色の●同士を接合し組み立てよう。

仮面女子・陽向こはるが挑戦するDIY作品「ミニブックスタンド」の作り方:切った木材のパーツ名の図
各木材が完成図のどの部分にあたるのかを確認し、作業を進めていこう

STEP.2 木材に電動やすりをかける

木材の表面と角に電動やすりをかけ、滑らかにしていこう。

仮面女子・陽向こはるが挑戦するDIY作品「ミニブックスタンド」の作り方:木材に電動やすりをかける時は、やすりを回しながら動かすのがコツ!
やすりを回しながら動かすのがコツ!

STEP.3 ダボ継ぎするための穴を開ける

貫通しないように注意しながら、木材にダボ穴を開けていく。電動ドライバーの先にガムテープなどを貼り、穴の深さの目安となる印を付けておくと失敗しにくい。

仮面女子・陽向こはるが挑戦するDIY作品「ミニブックスタンド」の作り方:木材に、ダボ継ぎするための穴を開ける
木材に、ダボ継ぎするための穴を開ける

ダボ継ぎとは?

木材と木材を、ねじや釘ではなく木ダボで接合する方法。木材の接合面に穴を開け、木ダボを打ち込んで2つの木材を強力にくっつけ木材と木材を、ねじや釘ではなく木ダボで接合する方法。木材の接合面に穴を開け、木ダボを打ち込んで2つの木材を強力にくっつける。見た目がきれいになるというメリットもある。

木ダボの画像
これが木ダボ。太さは手持ちのドリルの直径に合わせて選ぼう

STEP.4 STEP3で開けたダボ穴に木ダボを埋める

STEP3で開けたダボ穴に木工用ボンドを入れて木ダボを仮留め。その後とんかちで叩いて埋め込む。

仮面女子・陽向こはるが挑戦するDIY作品「ミニブックスタンド」の作り方:STEP3で開けたダボ穴を指差す陽向こはるさん
この穴に木ダボを埋めていくよ~!
仮面女子・陽向こはるが挑戦するDIY作品「ミニブックスタンド」の作り方:ボンドをダボ穴に塗布し、木ダボを入れる
ボンドをダボ穴に塗布し、木ダボを入れる
仮面女子・陽向こはるが挑戦するDIY作品「ミニブックスタンド」の作り方:とんかちで木ダボをしっかりと叩いて埋め込む
とんかちで木ダボをしっかりと叩いて埋め込む

STEP.5 棚受けを組み立てる

STEP.4で作ったパーツ同士を圧着し、棚受けにあたる部分を組み立てる。

仮面女子・陽向こはるが挑戦するDIY作品「ミニブックスタンド」の作り方:木ダボをダボ穴にはめ込み、しっかりと圧着する
木ダボをダボ穴にはめ込み、しっかりと圧着する
棚受けの位置を示す図
棚受けは上図のオレンジ部分

STEP.6 側板のダボ継ぎ位置を決める

STEP5.で作った棚受けと側板を組み立てていく。まずは木材同士を固定するための工具、「バークランプ」で仮留めして棚受けの角度を決め、ダボ穴を開ける位置を決める。

仮面女子・陽向こはるが挑戦するDIY作品「ミニブックスタンド」の作り方:バークランプで棚受けと側板を仮留めした状態で、棚受けの角度をとんかちで叩いて微調整
バークランプで棚受けと側板を仮留めした状態で、棚受けの角度をとんかちで叩いて微調整
仮面女子・陽向こはるが挑戦するDIY作品「ミニブックスタンド」の作り方:ダボ継ぎの位置を決めたら鉛筆で目印を付ける"
ダボ継ぎの位置を決めたら鉛筆で目印を付けよう
STEP3と同じ方法で、側板にダボ穴を開ける
STEP3と同じ方法で、側板にダボ穴を開ける

便利グッズ紹介 バークランプ

木材同士を固定するための工具。ハンドル部分を握り、木材の幅に合わせてスライドさせれば片手でも簡単に固定できる。

便利グッズ紹介:木材同士をズレなく組み合わせる必要がある際に活躍するバークランプ
棚や箱など、木材同士をズレなく組み合わせる必要がある際に活躍するバークランプ

STEP.7 側板と棚受けをダボ継ぎする

まずは棚受けの両サイドにダボ穴を開け、そこに木ダボを埋めたら、STEP5と同じ要領で側板と棚受けをダボ継ぎしよう。

側板の位置を示す図
側板は上図のオレンジ部分
STEP6で開けた側板のダボ穴に「ダボマーカー」をはめ、上から棚受けの両サイドを押し付けて跡を付ける
側板と棚受けをズレなく接合すべく、STEP6で開けた側板のダボ穴に「ダボマーカー」をはめ、上から棚受けの両サイドを押し付けて跡を付ける。跡を目印にダボ穴を開けよう

便利グッズ紹介 ダボマーカー

2つの木材の同じ位置にダボ穴を開けるのは至難の業。そんな時は「ダボマーカー」を使おう。一方の木材のダボ穴にダボマーカーをはめ、もう片方に押し付けて跡を付ければ、2つの木材のダボ穴の位置がぴったりと合う。

DIY便利グッズ・ダボマーカー
2つの木材の同じ位置にダボ穴を開けたい場面で大活躍!ダボマーカー
仮面女子・陽向こはるが挑戦するDIY作品「ミニブックスタンド」の作り方:側板との接合面に木ダボを埋める
側板との接合面に木ダボを埋める
仮面女子・陽向こはるが挑戦するDIY作品「ミニブックスタンド」の作り方:側板をはめこみ、とんかちで叩いてしっかりと固定する
側板をはめこみ、とんかちで叩いてしっかりと固定しよう

STEP.8 アンティークワックスを塗る

短い乾燥時間で手軽にアンティークな風合いを出せるアンティークワックスを塗ろう。乾いたタオルにワックスを取り、木材に塗りつけていく。

仮面女子・陽向こはるが挑戦するDIY作品「ミニブックスタンド」の作り方:アンティークワックスを塗る陽向こはるさん
「どんどん色がついていって楽しい!」(陽向こはるさん)

完成!

無事完成したミニブックスタンドを手に持つ仮面女子・陽向こはるさん
「完成しました~! ちゃんと形になってる!」(陽向こはるさん)
完成したミニブックスタンドに文庫本を並べた様子
こんな風に、お気に入りの文庫本を並べてね!

挑戦してみた陽向こはるさんの感想

どんどん形になっていくので、ワクワクしながら取り組めました。ライブ並みにいい汗をかいたなぁ~!
DIY未経験でしたが、電動ドライバーさばきをほめられてうれしかったです! 今夏紹介したように、DIYを簡単にしてくれる便利なアイテムもたくさんあるので、みなさん気軽にチャンレンジしてみてくださいね!

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文=編集部
写真=阿部昌也
監修=みさとぴシイノキ

※「CHINTAI2018年7月号」の記事をWEB用に再編集し掲載しています

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