【インテリアコーディネート術】整理収納アドバイザーのモノトーン&シンプルな部屋づくり
モノトーンでシンプルな部屋づくりのポイントは?
こだわりの部屋づくりを学ぶため、今回は東京都あきる市の3LDKの賃貸物件に住むM.Mさんの部屋を訪問。インテリアコーディネートのアイデアを教えてもらった。
片付けのプロフェッショナルである整理収納アドバイザー2級の資格を持つM.Mさん。片付かない原因を見つけ、物との関わり方から見直すことで問題を根本から解決している。
出産を機に整理収納に目覚めたという彼女の部屋づくりのこだわりポイントはモノトーンでシンプルであること。大きい家具は圧迫感が出ないよう白いものをセレクト。グレーとウッドをアクセントにして柔らかい印象づくりを心掛けているそう。

このページの目次
プロフィール
名前:M.Mさん
職業:専業主婦
居住地:東京都あきる野市 秋川駅より徒歩15分
居住年数:3年3ヵ月
物件データ
間取り:3LDK
築年数:10年

①.飾り棚は100均グッズで製作
100均グッズを駆使して作られた飾り棚は、植物を飾ることで柔らかな雰囲気に。全体的に白っぽい色を用いて統一感を出している。
細いフレームと板を使用したのは、シンプルな小物も埋もれることなくディスプレイするためだ。

②.カレンダーもモノトーンのデザインをチョイス
モノトーンのカレンダーを白いカーテン横に設置。モノトーンのカレンダーは視認性も高く、シンプルな空間でのアクセントになる。
また、カーテンをまとめているのは手づくりのタッセル。素材を活かした温かみと柔らかな存在感で、白いカーテンと上手く調和している。

③.ごちゃつきがちな配線も100均グッズで解決
テレビの裏側と壁側に100均グッズのワイヤーを取り付け、コード類やWi-Fiモデムなどごちゃつきがちな配線を結束バンドで固定している。すっきり見えるだけでなく、掃除もしやすい!

④.収納上手になるにはラベリングが大切
引き出しの仕切りとして小物入れを使用することで、ジャンルごとにまとまった使いやすい収納スペースに。それぞれの箱にラベリングしているので片付けが苦手な人でも整理しやすいとのこと。

⑤.収納ボックスですっきり見せる
乱雑に物を置きがちなラックは、おそろいの収納ボックスをサイズ違いで設置してきれいに整理。収納ボックスの中身がまちまちでもスッキリ見せられる。

⑥.洗剤などの中身を統一のボトルに詰め替えて清潔感アップ
洗面所は清潔感を出すため、色を白で統一している。カラフルなボトルの洗剤や柔軟剤などは、白いボトルへ詰め替え。生活感が出やすい場所はなるべく色を少なくするのが、スッキリ見せるコツだという。

スッキリとした空間を演出するにはシンプルに保つことが大切
スッキリとした部屋の秘密は、色数を減らすことと、収納のアイデアにあった。
全体的に白色を用い、小物でグリーンやブラックを入れることで自然な空間になる。居心地のよい空間にすべく、スッキリ片付いた生活をしたい人はぜひ参考にしてみて。
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※「CHINTAI2017年9月号」の記事をWEB用に再編集し掲載しています
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