【賃貸DIY】貼るだけで部屋の雰囲気がガラリと変わる! マスキングテープで壁の模様替え
マスキングテープで部屋の壁をカスタマイズ!
部屋の雰囲気をガラッと変えるには壁紙を変えるのが一番。でも、賃貸では貼り替えはできないし、できたとしてもすごい重労働だし……。
そんな方に朗報! マスキングテープを使えば手軽に部屋の雰囲気を変えることができるのだ。貼ってはがせるから飽きたらいつでも変えられるし、退去時の原状回復の心配もナシ。利用しない手はないかも。
今回は、マスキングテープを使った基本テクニックと、気軽にできるデコレーションアイデアをご紹介。好みの色やサイズのマスキングテープを使って、個性ある部屋づくりをしてみよう。

■ 制作時間 15分
■ 制作費 216円~(使用色数やサイズによって異なる)
■ 難易度 ★☆☆
材料
マスキングテープ|文具店・雑貨店・100円ショップなど
価格:1巻108円~
ひとくちにマスキングテープといっても、3mm〜40cmとさまざまなサイズがあるので、用途に合わせてサイズを選ぼう。
ちなみに最もポピュラーなのは15mm幅。100円ショップのものは小巻のものが多いので、少しだけ使いたい時は100円ショップ、たくさん使いたい時は文具店や雑貨店で購入すると◎。

あると便利な道具
マスキングテープカッター|文具店・雑貨店・100円ショップなど
価格:108円〜
マスキングテープに装着できるカッター。テープを切るたびに、はさみやカッターを持つのは結構煩わしい。
マスキングテープカッターを装着すれば、作業も快適ラクラク! 標準的な15mm幅対応なら100円ショップでも入手できる。15mm幅以上に対応するマスキングテープカッターは文具店をチェック。

【基本テクニック1】ドアをストライプ柄にしてみよう!
曲がったり間隔がバラバラになって、意外と難しいストライプ柄。貼ってはがせるマスキングテープなら簡単に修正できるのでラクラク! まずはドアや収納扉など小さな面でチャレンジしてみよう。
①.ドアにマスキングテープを貼る
手で押さえながらテープを貼っていく。テープを貼る間隔はテープ幅と同じくらい空けると、きれいな仕上がりになる。なお、ドアノブ部分は最後に処理するので、ひとまず長めに切っておこう。

②.ドアノブ部分の処理をする
全面貼れたら曲がりなどをチェックし、最後にドアノブの処理をする。ドアノブの淵に沿って爪でマスキングテープにスジをつけ、余分な部分をはさみで切る。

【基本テクニック2】コンセント部分の処理テクニック
ドアでストライプ柄の貼り方のコツを覚えたら、壁面にもチャレンジしてみよう。
壁面を貼る時のポイントは「コンセント部分の処理」。覚えておくと、はじめからその柄の壁紙だったような美しさに!
①.カバーを外してテープを貼る
コンセントカバーは簡単に外すことができる。コンセントにかかる部分のテープは少し長めに切っておき、カバーを外し、コンセントのフレームにかかるくらいの長さに切って貼る。

②.カバーを元に戻す
曲がりなどをチェックし、問題なければカバーを元どおりに戻す。

カバーが外れない時は……
カバーが硬い、カバーが外せないタイプなどの場合は無理に外さないこと! 外せない場合は、ドアノブ部分の処理と同じ要領で貼ろう。
もっと自由にマスキングテープを楽しんでみよう!
さまざまな色や柄のあるマスキングテープ。季節やイベントに合わせて壁面をテコレーションするのも楽しい。切り方もはさみで真っすぐに切るだけでなく、手で切ったりちぎったりして貼ると、また違った楽しい表現ができる。

スケジュール忘れを防げるかも!? マスキングテープカレンダー
マスキングテープを使って壁面に大型カレンダーを展開するのもGood! 一目でわかるから「約束を忘れた〜」なんてことも防げるかも。貼ってはがせるマスキングテープだからこそできる、壁面をノート感覚で使えるアイデアだ。

「マスキングテープで壁紙模様替え」のポイント
いくら手軽に貼れるといっても、部屋の壁全面にマスキングテープを貼ると、ちょっとうるさいイメージになってしまう。ドアだけ、壁の一部分だけ、ボーダー壁紙的になど、ポイントで貼るのがスッキリ見せるコツだ。
監修・写真=木村遥
文=プー・新井
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