実は快適?アパートやマンションの1階に住むメリット・デメリットを紹介

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アパートやマンションの1階って実際のところどうなの?

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マンションやアパートに住むときのお部屋の階数。みなさんは「○階に住みたい」のような希望はあるだろうか? 1階のお部屋は通りから見えやすかったり、防犯面での懸念があったりと、できれば避けたいなと思っている人もいるはず…。

でも実は、高層階や2階以上のお部屋よりも秀でたところも多い1階のお部屋。今回は、そんな1階のお部屋のメリットを解説。また、気になる1階のデメリットの解消法も紹介するので、チェックしてみて!

マンションやアパートは、何階が人気?

住みたいお部屋の階数について、アンケートを実施。

※全国にいる20代~30代の男女330名に調査。(2017年12月16日CHINTAI調べ)
※全国にいる20代~30代の男女330名に調査。(2017年12月16日CHINTAI調べ)

アンケートを見ると、全体の約70%の方が2階以上を希望している。一方で、1階を希望する方は約7%と、2階以上と比べて圧倒的に少ない。だが、マンションやアパートで1階の部屋は、本当にメリットが少ないのだろうか?

アパートやマンションの1階の部屋のメリット

ここでは、アパートやマンションの1階の部屋に住むメリットを紹介します。

①物件数が多い

東京都で人気の池袋駅にて「2階以上のお部屋」と「お部屋の階数にこだわらない」場合の物件数を比較しました。※1

▼2階以上のお部屋の物件数:1303件

▼お部屋の階数にこだわらない場合の物件数:1577件

上記を比較すると、マンションやアパートの部屋階数にこだわらない方が、200件近くも物件数が多くなった。逆に言えば、1階のお部屋は200件以上あるということ。2階以上のお部屋を希望していた人でも、部屋の階数にこだわらなければ、家賃など他の希望条件が叶う部屋が見つかるかも。

②2階以上より料金が安くなりやすい

1階の物件は、上の階の部屋よりも家賃が安い傾向がある。物件を探すときに、2階以上を必須条件に挙げるケースも多いので、同じ造りの部屋なのに1階というだけで安く借りられるのだ。また、気に入った物件を見つけた際に、2階以上の部屋は予算オーバーになるけれど、1階なら予算内に収まる場合があるかもしれない。

とくに階数にこだわりがなく料金重視の人にとって、1階は狙い目といえる。家賃を抑えたい人は、物件探しのときに1階を候補に入れるだけで、希望の部屋に出会える可能性があるのでチェックしてみよう。

③行き来が楽

高層マンションでは、よくあるエレベータ待ち。これがあると、通勤時のストレスになることも。

また、引越しをする際に大きい物はベランダから搬入できるなど、2階以上ではできない荷物の搬入方法が可能! 引越し時にかかる費用を抑えられることもあるのだ。

④庭つきの物件も多い

庭1

マンションやアパートは、2階以上の部屋だとベランダやバルコニーが付いている物件も多いが、1階の物件は庭が付いていることも!

お気に入りの椅子やテーブルを置いてカフェのようにしたり、ガーデニングをしたりと使い方は自由。マンションやアパートの1階に住む人の特権なのだ。

⑤ご近所騒音トラブルが少ない

ご近所トラブルの様子

同じマンションの下の階に人が住んでいない分、足音に気を使わなくてもOK。小さいお子さんがいるファミリーも、子どもの足音などを気にして1階を選ぶ方も多いそう。

マンションの同じ1階に住んでいる方が、ファミリーだったらなんだか安心かも!

⑥2階以上より夏は涼しめ

1階の部屋は日が当たりにくく、地面に近いため、その分夏は涼しい。マンションの上の階に住むと灼熱の暑さに苦しむこともあるが、1階だと少し暑さを和らげてくれる。

夏場の暑さから逃れたい人は、温度が高くなりやすい上階を避けて1階を選ぶ方が快適に過ごせる。冬の寒さが心配であれば、断熱シートなどを活用して部屋を暖めよう。

次のページでは、マンションやアパートのお部屋が1階のデメリットと解消法を紹介!

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