玄関に網戸を後付けする方法。マンション・賃貸でも設置できる商品を紹介!
玄関に網戸を後付けすることはできる?

新型コロナの感染防止の観点から、家でも換気が推奨されている。家の中の空気を循環させるには、空気の通路を作ることがポイントになる。
賃貸では開口部が少ないため効率よく換気するためには玄関を開けておくのが理想的だが、虫の侵入や通行人からの視線などが気になるという人も多いだろう。
そこでおすすめしたいのが、玄関に網戸を取り付けることだ。網戸の種類によっては後付けや賃貸物件への設置も可能なので、ぜひ検討してみてもらいたい。
このページの目次
玄関に網戸を後付けするメリット
ここでは、玄関に網戸を後付けするメリットを紹介しよう。
玄関に網戸を付けるメリット①:家全体の換気ができる
玄関は、出入りするときにしかドアを開けないことが多いため、どうしてもニオイや湿気が溜まってしまいカビが生えやすい。しかし、網戸を付けておけば玄関のドアを気軽に開けておくことができ、カビや臭い予防になる。
また、家全体を効率よく換気するには窓などの開口部を2ヵ所以上開けて行うのが理想的だが、マンションや賃貸住宅では窓が少ないため換気がしづらい。玄関を開けて換気をすることで効果的に換気ができる。
玄関に網戸を付けるメリット②:虫が部屋に侵入しない
換気の際、どうしても気になるのが部屋に虫が入ってくるという点。
窓には網戸がついていることが多いが、玄関に網戸がついていることは少ないため、玄関を開けて換気を行うと虫の侵入は避けられないように思える。そんな場合も、玄関に網戸をつけておけば、虫の侵入を防ぐことができる。
玄関に網戸を付けるメリット③:埃よけになる
玄関を毎日掃除をしているのに、たたきに埃が溜まってしまう……ということはないだろうか?
玄関のドアを開けている時に砂埃などが入ってくるからだ。
網戸を付けると、細かい編み目が埃の侵入も防いでくれる。玄関はもちろん、室内に溜まる埃を軽減するというメリットもある。
玄関に網戸を付けるメリット④:部屋の中を目隠しできる
玄関が通りに面していたり、人通りが多かったりすると、玄関を開けて換気をしたい場合に人目が気になるだろう。また、防犯の点から考えても、部屋の中を他人に見られるのは避けたい。
網戸のデザインによっては、部屋の中を見づらくしてくれるものもあり、目隠しの役割を果たしてくれる。
賃貸・集合住宅で玄関に網戸を後付する場合の注意点とは

賃貸や集合住宅では、壁に穴を開けてはいけない。また勝手に何かを取り付けるのを禁止としている物件もあるので、注意点を踏まえたうえで取り付けよう。
玄関に網戸を設置する際の注意点①:壁に穴を開けてはいけない
賃貸物件では、基本的に壁に穴を開けてはいけない。画鋲やピンの穴であればOKとしている物件もあるが、釘やネジの穴となると、退去時に原状回復のための修繕費を請求されることとなる。
網戸の種類によっては、釘やネジなどで壁に穴を開けて固定させるものもあるので、必ず取り付け方を確認しておこう。
玄関に網戸を設置する際の注意点②:必ず規約を確認する
玄関ドアは防火戸としての役割をもっているため、集合住宅では玄関ドアを開けっぱなしにすることを禁止しているところがある。火事が起こった際は、当然だが網戸だけでは延焼を防げない。
玄関のドアを常時開けておいても問題がないか、規約をしっかり確認することを忘れないで欲しい。
玄関に網戸を設置する際の注意点③:就寝時は玄関扉を閉め施錠をする
網戸を設置すると、就寝時に玄関扉を閉め忘れやすくなるので要注意だ。商品によっては鍵が付いているものもあるが、いくら施錠できても網戸は簡単に破られてしまう。就寝時は防犯上、玄関扉をきちんと閉めて施錠しよう。
賃貸でも後付けできるおすすめ玄関用網戸5選
後付できる玄関用網戸はいろいろなメーカーから発売されている。どれを購入すればいいか迷ってしまう人も多いだろう。
ここでは、賃貸でも後付できるおすすめの玄関用網戸を紹介する。購入の際の参考にしてもらいたい。
おすすめ玄関用網戸①:マグネットで開閉も楽チンな「網戸カーテン」

面ファスナーを使って設置する玄関用網戸。
のれんタイプで、綴じ目にはマグネットが内蔵されているので出入りの際にもピタッと閉じて便利。ロングサイズなので床との隙間もなく虫の侵入をシャットアウトしてくれる。自宅玄関の高さに合わせて長さ調整も可能。
サイズ | 約100×240cm |
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素材 | ポリエステル |
付属品 | 面ファスナーテープ6cm/粘着面ファスナーセット10セット |
取り付け方法 | 玄関ドアの枠に付属の面ファスナーを取り付け、 網戸カーテンを貼りつける。 |
※面ファスナーを壁に貼る際は、塗装や壁紙へのダメージを防ぐためマスキングテープなどで壁を保護するようにしよう
おすすめ玄関用網戸②:両面テープで設置ができる「網戸カーテン」

高強度ポリエステルを採用し、より丈夫で耐久性の高い網戸カーテン。2年保証付きで、初期不良や使用中の故障があった場合いつでも返品交換可能とのこと。
こちらものれんタイプで、綴じ目にはマグネットが内蔵されている。
サイズ | 高さ約210cm 幅 80cm/90cm/100cm |
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素材 | 高強度ポリエステル |
付属品 | 面ファスナー |
取り付け方法 | 玄関ドアのフレームに付属の面ファスナーを取り付け、 網戸カーテンを貼り付ける。 |
※面ファスナーを壁に貼る際は、塗装や壁紙へのダメージを防ぐためマスキングテープなどで壁を保護するようにしよう
おすすめ玄関用網戸③:突っ張り棒で設置ができる「蚊帳カーテン」

画鋲や両面テープ、突っ張り棒の3つの取り付け方が選べる蚊帳カーテン。
強力なマグネット付きなので、出入りの際にピタッと閉じてストレスフリー。
サイズ | 高さ約200cm 幅90cm |
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素材 | ポリエステル |
付属品 | 画鋲 |
取り付け方法 | 方法1:付属の画鋲で玄関ドアの枠に貼り付ける 方法2:手持ちの両面テープ等で玄関ドアの枠に貼り付ける 方法3:突っ張り棒に通して、玄関に設置する |
※両面テープを壁に貼る際は、塗装や壁紙へのダメージを防ぐためマスキングテープなどで壁を保護するようにしよう
おすすめ玄関用網戸④:突っ張り棒で設置ができる「スライド式網戸」

スライド式で風に強く、めくれにくい玄関網戸。
引き戸や左右どちらの開きドアでも取り付け可能。外から見えにくい模様入りでのぞき見対策にも。
サイズ | 幅 68~94cm(フックかけの場合53~94cm) 高さ 165~205cm |
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素材 | ポリエステル |
付属品 | 突っ張りレール、フック、隙間ふさぎ板 |
取り付け方法 | ・ドア枠が68cmから94cmの場合: 突っ張りレールに網戸カーテンを通しドア枠に設置する ・68cm以下の場合: 付属のフックに突っ張り棒をかけて網戸カーテンをつるす |
※フックを壁に貼る際は、塗装や壁紙へのダメージを防ぐためマスキングテープなどで壁を保護するようにしよう
おすすめ玄関用網戸⑤:マグネット開閉式でサイズも調整できる「網戸カーテン」

玄関はもちろん、勝手口やベランダなど幅広い用途に利用できる網戸カーテン。
強力なマグネットにより開閉時にピタッと閉じる。
サイズ調整可能・1年保証付き。
サイズ | 高さ 約210~220cm 幅 80~100cm |
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素材 | ポリエステル |
付属品 | 面ファスナー、押しピン |
取り付け方法 | ①ドア枠の汚れや埃を取り除く ②サイズ調整をする。 ③付属のファスナーテープを網戸裏面に貼り付ける ④ドア枠に貼り付けて固定する。 |
※面ファスナーを壁に貼る際は、塗装や壁紙へのダメージを防ぐためマスキングテープなどで壁を保護するようにしよう
玄関に網戸を付けて家の空気を快適に!
家全体を効率的に換気するには、2ヵ所以上の窓を開けることで空気の流れを作るのがポイントだが、賃貸の場合はの窓が少ない場合もあるだろう。網戸を付ければ玄関から新鮮な空気を取り込めるので、ぜひ取り付けを検討してもらいたい。
賃貸物件の場合、玄関に網戸を取り付ける際には必ず管理規約を確認し、物件に傷をつけない方法をとるようにしよう。
※商品の情報は、2021年12月22日時点のものです