モッチリ、つるん!やみつき必至の台湾のスイーツ「芋圓」のレシピ

最終更新日:

お芋で作るモチモチ台湾スイーツ!「芋圓」を作ってみよう

台湾スイーツ「芋圓」を作ってみよう
日本人なら必ずハマる! 台湾スイーツ「芋圓」を作ってみよう

タピオカブームを皮切りに、人気の高まる台湾スイーツ。
豆花や台湾カステラなどはすっかり定番人気となったが、これから注目したいのは「芋圓(ユーユェン、いもえん)」という台湾スイーツ!

芋圓とは「芋の団子」という意味で、台湾の伝統的なスイーツ。台湾ではポピュラーなイモ類・タロイモを練って作る、モッチモチのお団子なのだ。
やみつきになる極上食感と素朴な味わいで、日本でも人気急上昇中!

台湾の人気屋台スイーツ「芋圓」(Instagramより)
台湾の人気屋台スイーツ「芋圓」(Instagramより)

「芋圓」のレシピ

「芋圓」の材料(4杯分)

  • さつまいも(皮をむいた状態)=200g(中1本)
  • 白玉粉=50g
  • 片栗粉=20g
  • 砂糖=大さじ1と1/2
  • 塩=ひとつまみ

<シロップ>

  • 水=300ml
  • 黒砂糖または砂糖=大さじ2
  • 塩=ふたつまみ
芋圓の材料
芋圓の材料はこちら

「芋圓」の作り方

①. さつまいもは皮を厚めにむいて1.5cmほどの輪切りにし、10分ほど水にさらしてアクを抜く。ラップをかけ、電子レンジで2分半ほど中心がやわらかくなるまで加熱する。

台湾スイーツ「芋圓」レシピ|さつまいもは輪切りにし、水にさらす
さつまいもは火が通りやすいよう輪切りにし、水にさらす
台湾スイーツ「芋圓」レシピ|濡れたまま電子レンジへ
乾燥すると固くなるので、濡れたまま皿に並べ、ラップをして電子レンジへ
台湾スイーツ「芋圓」レシピ|中心までやわらかくなったらOK
中心までやわらかくなっていればOK!

②. ボウルに入れ、砂糖を加えてフォークやマッシャーでしっかりとつぶす。

台湾スイーツ「芋圓」レシピ|多少粒が残ってもOK
このあとまたつぶすので、粒が多少残っていてもOK

③. 別のボウルに白玉粉、片栗粉、水大さじ4~5を入れ、指で混ぜながらこねる。

台湾スイーツ「芋圓」レシピ|手に入りやすい白玉粉を使用
台湾ではサツマイモ粉を使うが、手に入りやすい白玉粉でアレンジ
台湾スイーツ「芋圓」レシピ|粉をつぶしながら混ぜる
水が全体に行き渡るように、粉をつぶしながら混ぜる

耳たぶほどのかたさになればOK。ポロポロと崩れるようだったら、水を小さじ1ずつ足してこね直す。

台湾スイーツ「芋圓」レシピ|水の量は微調整を
つるんとまとまればOK。湿度や気温によって水の量が変わるので、微調整しよう

④. ②と③を合わせ、手でしっかりとこね合わせる。

台湾スイーツ「芋圓」レシピ|ちぎりながら混ぜる
白玉生地をちぎって混ぜると、まんべんなく混ざりやすい
台湾スイーツ「芋圓」レシピ|指でつぶす
混ぜながら、さつまいものかたまりが残っていれば指でつぶす

耳たぶほどのかたさになればOK。ポロポロと崩れるようだったら、水を大さじ1ずつ足してこね直す。

台湾スイーツ「芋圓」レシピ|再びつるんとまとまればOK
再びつるんとまとまればOK。生地がひび割れたり、ボウルに粉が残るようだったら水を足そう

⑤. 生地を半分に分け、手でにぎるように細長くのばす。棒状になったら台の上でころがし、表面をなめらかにする。

台湾スイーツ「芋圓」レシピ|まずは握るようにのばす
いきなりころがしてのばすと生地が崩れやすいので、まずは握るようにのばしていく
台湾スイーツ「芋圓」レシピ|転がして表面をなめらかに
ある程度細長くなったら、転がして表面をなめらかにする。
このとき生地が崩れるようだったら、水分が足りないので水を加えてこね直そう

⑥. 直径2cmほどの棒状になったら、包丁やスケッパーで約1.5cm幅に切る。

台湾スイーツ「芋圓」レシピ|食べやすい大きさにカット
食べやすい大きさにカットしよう
台湾スイーツ「芋圓」レシピ|生地が完成
生地の完成!

ワンポイント・紫いもパウダーで色違いを作る

こね上がった生地を半分に分け、片方に「紫いもパウダー」を加えて2色の芋圓を作るのもおすすめ!

台湾スイーツ「芋圓」レシピ|紫いもパウダー(Amazon、製菓材料店で購入可能)
紫いもパウダー(Amazon、製菓材料店で購入可能)

もちろん、紫いも自体が手に入れば、さつまいもに置き換えて作ることもできる。
かぼちゃでも同様。紫いももかぼちゃも水分量が異なるので、水加減は調整しよう。

台湾スイーツ「芋圓」レシピ|生地を2色に!
2色の生地でおしゃれ感UP!

⑦. 鍋に湯をたっぷり沸かし、生地を入れる。生地が浮いてきたらもう2分ゆで、ザルにとって冷水にさらす。

台湾スイーツ「芋圓」レシピ|生地を入れると温度が下がるので、お湯はたっぷり
生地を入れると温度が下がるので、お湯はたっぷり、グツグツと沸かそう
台湾スイーツ「芋圓」レシピ|しっかり冷やすことで生地にコシが出る
しっかり冷やすことで生地にコシが出る

⑧. シロップを作る。鍋に<シロップ>の材料を入れ、砂糖が溶けるまで温める。電子レンジでもOK。
※冷たくして食べる場合は冷やす必要があるので、①の前に作っておく。

台湾スイーツ「芋圓」レシピ|コクのある黒糖やきび砂糖がおすすめ
コクのある黒糖やきび砂糖がおすすめ!
台湾スイーツ「芋圓」レシピ|シロップは冷やしても温かいままでもおいしい
シロップは冷やしても、温かいままでもおいしい

⑨. 器に生地をとり、シロップをかけてできあがり。

もちもち生地にシロップをかけて、完成!

素朴な甘さ! モッチリふわふわのお団子に感激

台湾の伝統スイーツ「芋圓」のできあがり!

できたての芋圓は、見るからにつやつや、モッチリ!
スプーンですくって食べてみると……モチモチ、ふわふわ、モチモチ……!!!
噛んでいるうちにさつまいもの素朴な甘さが口の中に広がっていく。
シンプルなシロップとも相性抜群。心地の良い食感に、永遠にほおばっていたくなるほど……!

台湾スイーツ「芋圓」の完成
甘さひかえめだから、いくらでも食べられそう!

台湾では、芋圓にタピオカや豆花、煮た小豆や緑豆など、さまざまな具材をトッピングして食べるのも一般的。
豆花は絹ごし豆腐で手軽に代用できる。缶詰のゆで小豆やタピオカをトッピングすれば、見た目も味もグッと台湾風に近づくので試してみて!

台湾スイーツ「芋圓」レシピ|具材いろいろ
具材のハーモニーが楽しい!

台湾人気スイーツを手作りしよう!

日本でもじわじわ人気が集まっている、台湾の伝統スイーツ「芋圓」。
極上のモチモチ食感を、白玉粉を使っておうちで手軽に再現してみよう!
素朴なおいしさに、やみつきになること間違いなし。これからの季節にイチオシのスイーツだ。

台湾スイーツ「芋圓」を作ってみよう!
モッチリ、つるん!「芋圓」をおうちで再現しよう!
文・写真・レシピ=よしもとこゆき

フードコーディネーター、ライター。世界にもっと、「美味しい」魔法を広めるため、レシピ開発やスタイリング、飲食店プロデュースなど食に携わる仕事を中心に、デザインやイラスト、コラムの執筆などを幅広く手がける。学研プラスより小説『3ツ星シェフ部!』が発売中。スイーツコンシェルジュとしても活動。

web:TABLE411

全国の人気市区町村から賃貸物件を探す
長野市 名古屋市港区 長崎市 大分市 高知市 那覇市 松山市 青森市 いわき市 秋田市

全国の人気沿線から賃貸物件を探す
東急多摩川線 阪急京都線 京成本線 小田急江ノ島線 阪急千里線 小田急多摩線 総武本線 外房線 高崎線 京成押上線

リンクをコピー
関連記事関連記事