引越しで不要になった家具の処分方法は?ゴミ捨ての費用を抑えるポイントを紹介

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引越しで必ず出る不要品。要らない家具を処分するにはどうしたらいいの?

家具を運ぶ引越しトラックとお金のイメージ写真
引越しで不要な家具がある場合の処分方法を知っているだろうか?

引越しをする際に必ず出てくるのが不要品。特に家具は、新しい家の間取りに合わなかったり、引越しを期に家具を買い替えたりすることも多い。また、引越し後に不要と気付くこともあり、不要な家具の処分方法がわからなくて、戸惑ってしまう人も多いのではないだろうか。

そこで今回は、引越しで不要になった家具の処分費用やゴミ捨ての費用を抑えるポイントなどを紹介しよう。これから引越しする、家具の買い替えの予定がある人などは参考にしてほしい。

不要な家具処分の方法にはどんなものがある?

引越しで家具などの不用品を処分する人
引越しの時には不要な家具を処分する必要がある

引越し準備で大事なのが、不用品の処分。あらかじめ段取りしておかなければ、引越し日に間に合わず不要なものを新居に持って行かなきゃならないことも。引越し先が遠方の場合はなおさら段取り良く処分したいものだ。

そこで、不要な家具の処分方法には、どのような方法があるのか紹介していこう。

不要な家具の処分方法①:粗大ゴミとして出す

粗大ゴミの処分で真っ先に思い浮かぶのは、自治体の粗大ゴミ回収ではないだろうか。自治体によって料金や回収してくれるゴミの範囲が違うので、事前に自治体のホームページで確認する必要がある。ここでは自治体に粗大ゴミを回収してもらうまでの大まかな流れと、料金や回収物の範囲をご紹介しよう。

粗大ゴミ回収の流れ

  1. 粗大ゴミ収集センター(受付)へ連絡する ※自治体によって受付時間は異なる。
  2. どのようなものを回収してほしいのか、サイズや数量などを伝える。
  3. 手数料シールを購入して、粗大ゴミに貼り付けて指定の日にちに回収してもらう。 ※手数料は自治体によって異なり、指定された金額のシールをコンビニなどで購入する。

回収物

  • 台所用品…ガスコンロ、食器洗い乾燥機など
  • 家具…机、いす、サイドボード、タンスなど
  • 寝具…ベッド、布団など
  • 家電製品…電子レンジ、照明器具、ステレオなど
  • スポーツ・レジャー用品…ゴルフ用品、スキー用品、ゴムボート
  • 楽器…オルガン、ドラム、ギターなど
  • 自転車、ストーブなど

大型ゴミの定義として、指定のゴミ袋に入らないものと考えると良い。ただし、テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン・パソコンなどは回収できないなどの決まりがある。回収できるサイズなども自治体によって異なるので、お住まいの自治体のホームページで調べるか、受付のときに問合せてみると良いだろう。

また、直接ゴミ処理場に持って行けば、家具個別の料金ではなく、ゴミ全体の重さで料金が計算されるため、いろいろなゴミも同時に処分できて便利。価格もかなり抑えられるので、自分で運べるなら利用してみると良い。

不要な家具の処分方法②:小さく解体して通常のゴミとして捨てる

小さく解体できる場合は、普段使っている有料のゴミ袋に入れて捨てるという方法もある。ノコギリなどで細かくする手間はかかるが、費用を安く抑えられるのでおすすめ。

不要な家具の処分方法③:業者に引き取ってもらう

引越しの際に、引越し業者や不用品回収業者に引き取ってもらう方法もある。引越し業者に引き取ってもらう際は、引越しの見積もりの際に引き取ってほしい不要な家具なども一緒に見積もってもらえば手間が省ける。

引越し当日に不要なものが出てきても、追加で回収してくれることもあるので便利だ。ただし、回収費用が高くなりがちなので、引越し費用に余裕があればおすすめ。

不要な家具の処分方法④:リサイクルショップ等に売る

処分にお金をかけたくない場合におすすめなのが、不要な家具などをリサイクルショップ等に売るという方法だ。お金を払って処分するはずの家具をお金に変えることができる可能性がある。

また、事前に電話連絡してある程度の情報を伝えておくとスムーズだ。その際に、買取できないような家具でも、無料で引き取ってくれる場合もあるので聞いてみると良い。

不要な家具の処分方法⑤:フリマアプリやオークションに出品

スマホのアプリで、不要な家具の写真や簡単な説明をのせれば、簡単に出品できるので気軽。ただし、引越しの日までに売れるとは限らず、売れないまま引越し日を迎えてしまい、結局新居に持って行かなければいけないという可能性もある。

また、送料なども出品者が負担することが多く、マイナスになる可能性も考えられる。さらに、値段交渉に応じなければ早く売れない場合もある。フリマサイトでは、値段交渉や送料などの諸経費を計算した上で価格を決めると良いだろう。

不要な家具の処分方法⑥:知人に譲る

不要な家具の処分方法として、知人に譲るという方法もある。特に思い入れのある家具などは、粗大ゴミとして処分したり、知らない人に売ったりするよりは、知人に使ってもらえるとうれしいのではないだろうか。

不要な家具の処分方法⑦:新しい家具を買うときに下取りしてもらう

新しい家具を買うときに、不要な家具を引き取ってくれるサービスもある。新しい家具を配送してもらう際に引き取ってくれるのでとても便利。ただし、回収費用がかかるので、家具を購入した店のホームページなどであらかじめチェックしておこう。

家具引き取りサービスを行っている大手家具販売店の例

家具引き取りサービスの詳細は各店で異なるが、3,000円前後の引き取り費用を考えておくと良い。また、引き取りができない地域などがあるので注意が必要。必ず購入前に確認しておこう。

引越しで家具を処分するときのポイント

それでは実際に、引越しで不要になった家具を処分する際のポイントを紹介しよう。

自治体に家具の回収を依頼するときは自治体のルールを確認する

自治体によって回収してくれる家具の種類やサイズが異なるので、事前にホームページなどで確認することが必要となる。事前にしっかり確認して、受付のときにも再度確認しよう。

また、回収日は立ち会う必要がなく、指定の場所に置いておけば回収してくれる自治体がほとんど。そのため、回収日を間違えたり、何日も前から不用品を外に出したりして、周りの住民の迷惑にならないように注意が必要だ。

悪質な業者に注意

不用品の買取業者の中には、悪質な業者もいるので注意が必要だ。悪質業者を見極めるポイントとしては、ホームページで、古物商・産業廃棄物収集運搬業などの資格や免許を保有しているかチェックしてみよう。不用品回収にはこれらの資格や免許が必要だからだ。

悪質な業者の中には、低価格で回収して不法投棄している業者もあり、不法投棄によって身元が判明するようなことがあれば、責任をとって不法投棄された家具を引き取らなければならない場合もある。そうならないためにも、業者選びは慎重に行う必要がある。

早めに計画を立てよう

引越しが決まったら、まずは不要な家具などの整理から始めることをおすすめする。引越し日までには処分できていることが理想だ。また、どうしても生活に必要なものなどは、引越し当日や次の日に回収してもらえるように段取りを組むことも大事。

引越しシーズンなどは回収業者も忙しく、希望の日程に回収に来てくれるとは限らない。不要な家具の処分は早めに計画を立てることが重要だ。

引越しで家具を処分するときは計画的に!

今回は、引越しで不要になった家具の処分費用や、ゴミ捨ての費用を抑えるポイントなどを紹介した。引越し間際になって慌てないように、計画的にすすめるのがポイント。これから引越しする人は、本記事を参考にしてスムーズに引越ししよう!

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CHINTAI編集部
CHINTAI編集部

1992年創業、お部屋探しや生活の情報を発信してきた株式会社CHINTAIが運営するWebメディア。引越しに関する情報はもちろん、家事や家計、季節の楽しみなど日々を豊かにする知識を調査・ご紹介。
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