一人暮らしの公共料金はいくら?電気、ガス、水道代を抑える方法を紹介

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一人暮らしの引越し時に行う電気・ガス・水道の手続き

公共料金2
計画的に手続きを進めよう

ここまで公共料金の相場や支払いについて解説してきた。ここからは引越し等で新しく住み始める場合の手続きについて解説する。

引越し先でライフラインが使えないという事態を避けるため、引越しの前から準備を進めていくことが重要だ。

一人暮らしの引越し時の手続き:電気

電気の開通には立ち会いが不要であり、インターネット・申込用紙の郵送・電話のいずれかの方法で簡単に申し込みができる。

電気は電力会社を自分で決められるため、引越し1週間以上前から準備を始めよう。申し込みに必要な情報は申込みに必要な情報は以下の通りである。

  • 氏名
  • 新しい住所
  • 使用開始日
  • 契約種別
  • 支払い方法

それでは引越しまでの流れを見ていこう。

以前は住んでいる場所や賃貸物件によって電力会社は決められていたが、2016年以降は電力会社や料金メニューを自由に選択できるようになった。よって、まずは電力会社から選んでいく必要がある。電力会社や普段どれくらい電気を使うかによって、電気料金を安くできる可能性があるため、さまざまな会社のメニューを比較検討することをおすすめする。

引越し3日〜1週間前

電力会社が決まれば、インターネット・申込用紙の郵送・電話のいずれかの方法で申込みを行う。電力会社によって申込方法が限られていることもあるため、事前に確認しておくと良いだろう。なお、申込用紙は新居のポストや玄関口、ブレーカーの近くに備え付けられていることが多い。

引越し当日

申込みが完了していれば、ブレーカーの電源を入れるだけで電気を使うことができる。ブレーカーの使い方がわからなかったり、ブレーカーの電源を入れても電気がつかなかったりする場合は電力会社へ連絡しよう。

電気会社にこだわりがなければ、前もって申込みをしていなくても引越し当日から電気を使うことができる。しかし、使用開始の手続きを忘れて突然電気が止まる可能性も考えられるため、できれば事前に申込みをしておくことをおすすめする。

一人暮らしの引越し時の手続き:ガス

電気や水道は申込みを忘れていても当日に対応してもらえる場合もあるが、ガスは当日すぐに開栓してもらうのが非常に難しい。なぜなら、ガスの開栓には基本的にガス会社の立会いが必要になるからだ。そのため、早めに手続きをしておくことが重要である。

ガスの使用開始手続きを行うには、インターネットか電話で申込みを行う必要がある。申込みの際には以下の情報が必要だ。

  • 氏名
  • 新しい住所
  • 使用開始日
  • 立ち会い希望時間
  • 利用するガスの種類
  • 支払い方法

また、ガスの使用には以下の流れで手続きを行う必要がある。

引越し1ヶ月以上前

電気同様、ガスも会社や料金メニューを自由に選択できる。ただし賃貸物件の場合、大家さんとの交渉が必要になり、ガス会社の変更ができないことも多いので注意が必要だ。

引越し1週間〜1ヶ月前

ガス会社が決まれば、インターネット・電話のいずれかの方法で申し込みを行う。ガス会社によって申し込み方法が異なる場合があるため、事前に確認しておこう。

引越し当日

ガス開栓の立ち会いをする必要がある。所要時間は15〜20分ほどで、作業にお金は掛からない。

ガスの使用方法やガスメーターが停止した場合の復旧方法を説明された後、ガスがきちんと通っているかを確認したら、サインをして作業終了となる。

一人暮らしの引越し時の手続き:水道

水道の開通工事には立ち会いは不要である。インターネット・郵送・電話のいずれかの方法で簡単に申し込みができる。申し込みには以下の内容が必要となるため、事前に用意をしておこう。

  • 氏名
  • 新しい住所
  • 使用開始日
  • 支払い方法

引越しまでの流れは以下のとおり。

引越し3〜4日前

住んでいる地域の各水道局へ、インターネット・水道使用開始申込書の郵送・電話のいずれかの方法で申し込みを行う。

引越し当日

申し込みが完了していれば、引越してすぐに水が使えるようになる。

一人暮らしの公共料金を把握して、余裕を持った生活を送ろう!

一人暮らしを始めるには、電気・ガス・水道の手続きを速やかに行うほか、毎月の公共料金がどれくらいかかるかを把握しておく必要がある。公共料金の相場を理解していないと、予想外の出費が生活の負担となる可能性がある。

また、毎月の固定費を減らすには、公共料金を節約する意識を持たなくてはならない。家電のプラグを抜いたりお湯の温度を下げたりと、それぞれ細かい作業にはなるものの、続けていけば大きな節約になるはずだ。

光熱費の無駄を減らし、公共料金を抑えられれば生活にも余裕が生まれてくるようになるだろう。

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