バナナスタンドの保存効果は?本当にバナナは長持ちするのか検証
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バナナスタンドって必要?保管する方法と比較してみた!
バナナを購入してしばらく保管している間に「あぁ、また黒ずんでしまった……」という経験はないだろうか? 食べごろサインの「シュガースポット(茶色い点々)」をはるかに超えて、黒ずませてしまう度に、「バナナスタンド」を購入した方がいいのでは? と悩んでしまう。

バナナスタンドに吊るしておけば、木に生えているのと近い状態で保管できるため、バナナがより日持ちするらしい。
では、どれぐらい違いがあるのだろうか? 今回は、バナナスタンドと通常に保管する方法で、どれほどの違いがあるのかを実験してみた。

バナナスタンドは、S字フックで代用。火元に近づけず、涼しい場所に吊るすと、より長持ちするそう。
1日目

一房4本のバナナを二つにちぎって、実験スタート。左が通常の保管方法(そのまま置いておくだけ)で、右側がバナナスタンドを使って保管したバナナだ。
2日目

やや黄色味が強くなったが、シュガースポットは、まだどちらも出ていない。
3日目

両方のバナナに、うっすらシュガースポットが出てきた。
4日目

バナナスタンド(右)の方が、シュガースポットがやや多く出ている気が……。
5日目

やはり、バナナスタンド(右)の方が、シュガースポットが多い?
6日目

相変わらず、バナナスタンド(右)の方がシュガースポットが多い。反対に通常の方法で保管していたバナナ(左)は、シュガースポットが出ないまま、黒ずみ始めてきた。
7日目

バナナスタンド(右)の方が、全体的に黒ずんできている。吊るす方が、本当に長持ちするのか!?
8日目

9日目

こちらが9日目のようす。右がバナナスタンドで左が通常の保管方法だが、外見にほとんど違いは見られない。
しかし、実験に使用したバナナを、取り急ぎ冷凍保存しようと皮をむいたときに、ふと気になることを発見。バナナスタンドは、中はキレイなままで、通常の保管方法は一部が軽く黒ずんでいたのだ。
調べてみたところ、バナナは置いておくと、その接地面から傷んでいくため、バナナスタンドを使用した方が、きれいに熟して傷みにくく長持ちするんだとか。今回、実験を行ったのは、10月中旬ごろ。1日の最高気温は、15度~20度前後と涼しい時期だ。夏場の気温が高い時期だと、二つの保管方法で、より違いが顕著に表れるらしいが、この時期は日持ちの面では、あまり違いが出ないよう。
では、おいしさの面では何か違いがあるのだろうか? 追加で、新しく購入してきたバナナを同じように、バナナスタンドと通常の保管方法で試したところ、購入翌日の段階で、明らかに違いが感じられた。バナナ自体の濃度が濃くなったような感じで、はっきりと甘みが増していたのだ。念のため筆者以外にも、目隠しで両者を食べ比べてもらったところ、「バナナの種類が違う?」というほど、甘みの違いははっきり感じたそうだ。
どうやらバナナスタンドの方が、「熟して美味しい期間」は、長続きしているのかも。「でも、バナナスタンドの置き場所がない……」というような人は、今回の実験に使用したS字フックなどで代用するのもオススメだ。いつも、そのまま置いて保管している人は、ぜひ試してみて!
(たままい。+ノオト)
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