【漫画】なか憲人の「明日今日よりよく暮らしたい」第2話 部屋を保つには…客観性!!!

リアリティ溢れる暮らしの様子を描いた作品が人気の漫画家兼ライター・なか憲人さん。
実家を出て約20年、生活の「崩壊」から「成立」までさまざまな経験をされてきたというなかさんに、「より快適に、自分らしく一人暮らしする方法」を教えてもらった。
「一人暮らしの致命的な失敗を防ぐ方法」を紹介する、第一話はこちら
なか憲人の「明日今日よりよく暮らしたい」第2話 部屋を保つには…客観性!!!




というわけで改めまして、なか憲人と申します。

暮らしに関する自己紹介をしたいのですが、上記のシェアハウスは私が29歳から33歳までの4年半続きました。他のメンバーも同じくらいの年齢だったのでシェアハウスを始める年齢としては遅めだったと思います。
年齢や人それぞれの状況、環境などの面も考えると、やはりシェアハウスの難易度は高いと思うので他の方法を考えていきましょう。
客観性をもたせる方法1:ホームパーティを開こう
デメリット

ホームパーティって全然開きません。そもそもホームパーティを開ける人は、元から部屋がそんなに終わってないような気もします。次にいきましょう。
客観性をもたせる方法2:友達を部屋に呼ぼう
友達を呼ぶ、これは最もポピュラーな部屋に対する客観性のもち方です。ホームパーティーよりは気軽に開催できますし、飲み会の後にじゃあ続きは家で飲み直そう…というのも可能かもしれません。
デメリット

上記のことが通じたのは20代までで、30代になると本当に家に誰も来なくなってきます。それぞれに人生や家庭があり、家で飲むことやなりゆきで急に家に行くことは本当になくなってしまいました。
家に友達を呼ぶのも難易度が高いとなれば、部屋を客観的に見ることは無理なのでしょうか…?
いえ、誰でも確実にできる方法があります。
それは…
客観性をもたせる方法3:自分の部屋を定期的に写真に撮る
自分の部屋を定期的に写真に撮る、です。人間って自分の目だと見たいものしか見ないので部屋が終わっていくことに気付きにくいんですが、写真って全体を俯瞰して見ることができるので、部屋の崩壊に気付きやすいんです。
目で見える範囲を直接記録することはできないため、写真のピントの違いでイメージを伝えることになってしまうのですが

こちらが普段目で見たいものだけ見ているイメージです。一方

特定のものにピントを合わせず、俯瞰して撮ったイメージはこんな感じです。一気に部屋のごちゃつきが目に入るようになりますね。このように写真を定期的に撮ることで客観的に部屋を見ることができるようになり、自分の部屋の本来の姿に気付けるはずです。
部屋の何でもない時の写真、何でもない時なので基本的には全然撮らないと思います。そこを…撮ります。
なんなら今撮って見てください。
思ってるより自分の部屋って汚くないですか?
まだある、部屋を撮ることのメリット

記録が残って比較ができる、これも部屋を撮ることのメリットです。ずっと部屋が汚い人って自信を喪失してると思うんです。経験上、部屋の秩序が崩壊してから大掃除するのでは、自信はつきません。本当にちょっとずつ維持できてるなぁという実感がある時、自信がつくと思っています。

編集部よりひと言
人を招いたり、定期的に写真を撮ったりして、客観性を持ち込むことで、綺麗な状態で部屋を維持しやすくなる。また、部屋が少しずつ良くなっていく様子を写真で記録し、振り返ることが自信にもつながる!
暮らしにもレコーディングダイエットのような視点を取り入れると、変化を実感しやすく、モチベーションが保てることがわかった。
次回は、綺麗な部屋や生活を保てるようになった、なか憲人さんの「生活を楽に回していく方法」をご紹介。更新をお楽しみに!
「一人暮らしの致命的な失敗を防ぐ方法」を紹介する、第一話はこちら
整理収納アドバイザー・渡辺ひさのさんによる「一人暮らしの部屋の片付けのコツ」を紹介する記事はこちら