【マスクの肌トラブル】ニキビや乾燥でお悩みの人に!化粧下地など肌荒れ対策を美容ライターが解説!
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マスクをする時間が長くなると気になる、肌トラブル

マスク着用がデフォルトになってしまった昨今、多くの女性が「マスク肌荒れ」に頭を抱えるようになっている。マスクを外すとニキビや乾燥肌が気になって仕方ない……そんな人もいるのでは?
そこで今回は「マスクで肌が荒れる理由」と「マスク肌荒れ予防法」を美容ライターでヨガインストラクターのayaさんが解説する。
マスク肌荒れ、マスクによる肌トラブルが急増!その症状や原因とは?
マスク肌荒れに悩む人たちの話を聞いてみると、3月頃はマスクで肌荒れなんてしなかったのに、気温や湿度が高くなってきたあたりからマスク肌荒れてしてしまった、という人がダントツで多い。
そして、4月以降毎日マスクをしている人たちからも「長期間使用していることが原因で最近マスク肌荒れを起こしている」という声が上がっている。
マスク肌荒れで起こる症状として多く報告されているのは以下のとおりだ。
- 乾燥
- 唇の荒れ
- ニキビ
- 赤み
- かゆみ など
ではなぜマスク肌荒れが起こるのだろうか。
マスク肌荒れが起こる原因には大きく2つあると考えられている。
マスク肌荒れが起きてしまう原因①:肌への摩擦や接触
まず、マスクと肌が触れている部分は摩擦が起こりやすくなっている。
例えば、メガネをしている人が鼻のところにシミができやすいのと同じで、わずかな力の摩擦でも繰り返すことで肌はダメージを受け、シミやニキビ、肌荒れの原因になるのだ。
マスクの素材にもよるが、不織布マスクの場合、耳にかける紐の部分とマスク部分は糊でくっついていたり、鼻の部分に金属のワイヤーが入っていたりする。これらの触れている部分にかゆみや赤みが生じているという人も多い。
これも放っておくとシミにまで発展する可能性がある。
また、繰り返し使えるタイプのマスクの場合は、どんな素材のマスクであっても頻繁に洗っているうちに目に見えない毛羽立ちが必ず起こる。その毛羽と肌が触れあうことも摩擦になり、肌荒れの原因となってしまう。
肌は「桃の皮」のようなもので、非常に薄くデリケート。摩擦というと「それなりの力で擦ること」がイメージされるが、ちょっとした接触でも目に見えないわずかな傷がつき、そこから肌荒れやさまざまなトラブルが起こるのだ。

マスク肌荒れが起きてしまう原因②:バリア機能の乱れ
また、マスク内はどうしても気温や湿度の調整が難しい状態になる。
肌表面にはバリア機能というものが存在しているが、このバリア機能は気温や湿度の変化に非常に弱い。
気温や湿度の急激な変化は、マスクをつけている間だけでなく外している時にも起こる。
多くの女性が、季節の変わり目に肌荒れを起こすが、これと同様のことだと考えて良い。
寒暖差が肌荒れを起こす原因についてはこれまで自律神経の乱れと考えられてきたが、資生堂の研究では「寒暖差によって肌のバリア機能・保湿機能に重要な酵素が減少してしまう」というメカニズムを解明している。
皮膚に寒暖差が起こると、バリア機能を維持促進するのに欠かせいな酵素が減少してしまうので、バリア機能が壊れやすく、肌荒れしやすいということだ。

つまり、どんなに肌が丈夫な人であっても、マスクをしていることは肌にとって非常にストレスフルな状態といえる。
今はトラブルが起こっていない人でも、マスクの使用が今後も続けばいつかは肌荒れが起こってしまう可能性は十分あるといえる。
つまりマスクをすることとマスク用のスキンケアをすることはセットと考えた方が良いだろう。
マスクの肌荒れ対策①:自分の肌にあった肌にやさしいマスクを選ぶ
それでは、マスクによる肌荒れを軽減するために、どんな対策をすれば良いのだろうか。
肌トラブルを防ぐためにまずするべき対策は、肌に合ったマスクを選ぶこと。
感染症予防の観点からマスクを選ぶ方法とは異なってしまうが、やはり肌に直接長時間触れるものである以上、肌触りが良く天然素材のものがおすすめだ。
例えばショーツなどもナイロンのショーツによって摩擦が生じ、お尻と太腿の境に黒ずみが生じたりすることがある。それをシルクやオーガニックコットン製品に変えることで解消することがあるが、マスクも同じだ。
マスクも肌に優しい天然素材のものを使用した方が肌にはベターといえる。個人的には、シルクのマスクに変えてから、だいぶ肌トラブルが落ち着いてきたと感じる。

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一方、これも筆者の体感にすぎないが、冷感素材のマスクは肌のコンディションにはあまり良くなかった。
おそらく冷感素材のマスクにはマスク内の汗や湿気を蒸発させ、それを冷たいと感じるようなメカニズムが備わっているが、そのせいなのか唇の水分がとにかく奪われ、冷感素材のマスクをつけている時のリップクリームの減りは著しいものがあった。
マスクの肌荒れ対策②:美容効果のある下地を使う
これは女性に向けた内容になるが、化粧下地を使うこともマスクの肌荒れ対策になる。
マスクをしているからという理由でノーメイクの人も増えているようだが、肌の表面をマスクの刺激から守るために、最低限でも下地は使用すべきだろう。清潔な素肌に十分な保湿をしたらクリーム類で蓋をし、さらにその上にバリアを張るイメージで下地を塗布してほしい。
UV効果があって肌の補正効果がある下地は、塗っておくことで肌をマスク荒れから守ってくれるのだ。
ちなみにファンデーションなど油分の多すぎるものは、むしろ雑菌繁殖の温床になる。マスクによる肌荒れ対策という意味では、ファンデーションは塗らなくても良い。
例えばSNSなどで話題なのは下地売上No.1として不動の人気を誇る「プリマヴィスタ」の皮脂くずれ防止 化粧下地。
「この下地を塗ればファンデーションをつけてマスクをしても一日マスクにファンデーションがつかない」という声が多数あるほどで、マスクの汚れや臭い対策にもなる。
男性も、もしマスクで肌荒れしているのであれば、クリームや保湿剤を使ってスキンケアを十分に行ってからマスクをするとよいだろう。

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マスクの肌荒れ対策③:寝ている間に肌を回復させる
マスクをしている日は、肌には相当なストレスがかかっていると自覚しよう。ダメージを受けた肌をしっかり休ませ回復させることが大切だ。
先にあげた肌トラブル以外にも表情筋がいつも以上に使われなくなることで皮膚がたるんだり、顔の筋肉の動きが減ることで、顔の血流が悪くなり肌色がくすんだりすることも考えられる。
いつもよりSPFの高い日焼け止めを使う夏、メイクオフを丁寧に行うのと同様に、「マスク期間は保湿が必須」と頭に入れて、夜のメイクオフ、洗顔、基礎化粧品はいつも以上に丁寧にたっぷり、時間をかけて行おう。
そして必ず保湿をしてよく寝ること。
また自宅で過ごす時間や土日など家で過ごす日は「マスク断ち」をして、肌を開放してあげてほしい。
すでに荒れてしまっているのなら、肌のコンディションを整えるのに欠かせないビタミンA、C、Eなどをサプリメントでプラスするのもおすすめだ。

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長いマスク生活も肌に優しいケアで乗り切ろう!
マスクをしないわけにはいかないが、マスクをしているということは常にマスク肌荒れや肌ダメージのリスクと隣り合わせということ。
この期間が長引けば長引くほど肌にとっては負担となる。今のところトラブルがないという人も油断せず、スキンケアにいつも以上に念入りに丁寧に行っていこう。

※この記事は2020年9月25日現在の情報をもとに制作しております
※記事内で紹介する内容は効果を保証するものではありません
※状況に応じて医師の指示に従ってください
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