打放しコンクリートが映える！madokaさんの〝ホテルライク〟な一人暮らし部屋

デザイナーズマンションで暮らすインスタ女子にインタビュー

インスタグラムで見かける一人暮らし女子のおしゃれ部屋。どんなテクニックを駆使してるの？ そのアイテムはどこで入手できるの？ 本人から根掘り葉掘り聞いてみたい！

今回お部屋を見せてくれたのは名古屋市在住のmadokaさん。打放しコンクリートのアクセントウォールがあるデザイナーズ賃貸で、ホテルライクなルームコーディネートを満喫している。

スタイリッシュに演出するコツや快適に過ごすために心がけていることなどを教えていただいた。

モノトーンでまとめたインテリアが打放しコンクリートにマッチ！

プロフィール

名前：madokaさん
職業：会社員
instagram：@_____m.d.k_____

ルームデータ

所在地：愛知県名古屋市
居住形態：1人
間取り：1K
家賃：5.8万円（管理費込み）
築年数：15年

〝打放しコンクリート〟にこだわった部屋探し

社会人2年目のmadokaさん。実家は名古屋市内で、勤務地にも無理なく通える環境で暮らしていたが、親元を離れて生活してみたいと、2019年3月より一人暮らしを始めた。

「25歳の姉と22歳の妹がいる3姉妹の真ん中で、実家では一つの部屋を3人で使ってました。今は3人とも独立して暮らしています」（madokaさん）

部屋探しを始めたのは新社会人になったばかりの2018年3月。一番こだわったのは打放しのコンクリート壁がある部屋。そのほか、家賃6万円以下、職場まで満員電車に乗らなくて済むエリアなどの条件も課したため、現在の部屋にたどり着くまでは一年かかった。

「最初はデザイナーズマンション専門の物件を取り扱うサイトでチェックしてたんです。でも、どこも家賃が高くて……。途中から一般的な賃貸情報サイトに切り替えました。ホームページに今の部屋の画像が出てきた時は〝ココだ！〟 と。職場から徒歩5分で立地も文句なし。内見してみたら、築年数が結構経っているのにとてもきれいで、天井も高くて。白で統一された内装も気に入ったので、即決しました」（madokaさん）

アクセントウォールとして施された打放しコンクリートがスタイリッシュ！

名古屋中心地にも関わらず、madokaさんが暮らすマンション周辺は閑静で落ち着いた雰囲気。念願かなって手に入れた打放しコンクリート壁のある部屋だが、その住み心地はいかがだろう。

「建築系企業に勤めている姉からは『打放しコンクリートは熱伝導率が高いから、夏は暑いし、冬は寒いよ』って言われてたんですけど。今のところ我慢できる範囲です（笑）」（madokaさん）

その他、お姉さんからは「9階以上は万が一の時に避難しにくいから避けたほうが良い」「ロフト付き物件は物置になるだけだからおすすめしない」などのアドバイスをもらったとか。

物を置かずにシンプルで清潔感ある部屋を追求

生活感のないホテルライクな雰囲気漂う、madokaさんの部屋。ファッションブランド・THOM BROWNEの〝グレーにこだわる〟デザイン哲学に魅了され、一人暮らしをするならグレイッシュな部屋にしようと決めていたそうだ。

「本当はピンクとか甘い色も大好きなんですけど、大人っぽい部屋にしたいのでインテリアは白、グレイ、シルバーで統一しています」（madokaさん）

まるでホテルの一室のようにシンプルで洗練された部屋

部屋の片隅にはTHOM BROWNEのスケートボード

すっきりと無駄のないシンプルなコーディネートが印象的。ガラス張りのローテーブルにはアクセサリーなどがディスプレイされ、デパートの化粧品フロアのようだ。

「物はごちゃごちゃ置かず、お気に入りのブランドとか、自分のモチベーションを上げられるアイテムだけを厳選して飾っています」（madokaさん）

シャネルのフレグランスがお気に入り

シンガポールで購入したフレグランスボトル

ボタニカルレースのランチョンマットはニトリで購入

床も白、テーブルもテレビボードもドレッサーも全て〝白〟。あえてホコリやゴミが目立つ色にして、常に掃除をするよう心がけているそうだ。

「掃除が日課になってて、暇さえあればコロコロしてます」（madokaさん）

リーズナブルな家具も空間を整えれば高見せできる

「IKEA、ニトリ、無印良品などでリーズナブルに揃えています。おすすめはLOWYAという通販ショップ。1万円台で買えるおしゃれなインテリアが多いんです」（madokaさん）

インテリアは実家にいた時から少しずつ買い集めていたとのこと。リーズナブルな家具も、無駄のない非日常的な空間では驚くほど高見えするから不思議だ。

ベッド脇にはIKEAのサイドテーブルを置き、無印良品のディフューザーでアロマを楽しんでいる

IKEAのオープンラックとコンクリート壁のコンビネーションはセレクトショップさながら

LOWYAのスリムドレッサーは立ったままでも使える高さが◎

ドレッサーのガラス天板にはメイク道具などを飾れる

テレビボードもLOWYAで購入

エミリオロバのフェイクグリーンも水に生け込めば本物そっくりに

〝帰ってきたくなる部屋〟は身も心も健康にする

自炊派のmadokaさんは毎朝6時に起きて、しっかり朝食を作っている。お母さん直伝の特製スムージー（小松菜、バナナ、人参、りんご、アップルビネガー）を飲まないと一日が始まらないそうだ。

なんともスタイリッシュで健康的な朝習慣だが、その光景が似合う部屋だから素晴らしい。「実はお昼休みも部屋に帰ってきています」とmadokaさん。それほどまでに心安らぐ部屋ということだろう。

〝帰ってきたくなる部屋〟はストレスフリーな部屋に違いない。心も体も健康で過ごしたいなら、ストレスフリーな部屋を目指して、模様替え、はたまた引越してみるのもアリかも！

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文＝野中かおり
写真＝北原千恵美