彼氏と同棲したら生活費用はいくらかかる? リアルなお金事情を聞いてみた!

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同棲カップルの生活費を節約するための5つのコツ

お互いが節約を意識し、お金に少しでも余裕が生まれれば大きな金銭トラブルにはならないだろう。ここからは具体的な節約方法について解説していくので、結婚を前提に同棲しているカップルはぜひ参考にしてほしい。

生活費を節約するコツ①:家計簿をつけて収支を管理する

お互いが自己管理していると自分だけが多く払っている気になったり、自分だけが節約していると思ってしまったりと、不満に繋がる可能性がある。このようなトラブルを避けるために、家計簿をつけてお金の使い方を可視化しよう。家計簿で支出管理をすれば、将来に向けた貯金の計画も立てやすいだろう。

紙のノートで家計簿をつける方もいるが、家計簿アプリを使えばお互いの支出がすぐに反映され、簡単に共有できるためおすすめだ。家計簿初心者でも管理しやすいほか、レシートを写真で取れば即反映されるアプリもある。

生活費を節約するコツ②:自炊を心がける

同棲をきっかけに、自炊を習慣化するのも良いだろう。外食が多いと必然的に出費が増えるため、食費を抑えるためにも極力自炊を心がけるのがおすすめである。

たとえば、近くのスーパーの特売日や安売り日を把握し、まとめて買い物をするほか、残り物の活用術を身につけるのも良いだろう。また、週ごとに上限金額を決めるのもおすすめである。支出の管理がしやすくなるうえ、残った分は貯金やご褒美の外食に回せるので、無理なく節約を楽しめる。

生活費を節約するコツ③:ポイントカードや割引をうまく活用する

ポイントカードや割引をうまく活用するのも節約に繋がる。2人分の支出があるため、ポイントも貯まりやすいだろう。

食費など不定期で買う必要のあるものは、電子決済やクレジットカードを利用してポイントを貯めるのもおすすめ。店舗のポイントや割引と合わせて利用することで、よりお得に購入することができる。

また、固定費など金額が高いものはクレジット払いにすると、ポイントも貯まるうえ、明細も互いのアプリから確認できる。固定費のクレジットカード払いは管理がしやすくなるのが特徴だ。

生活費を節約するコツ④:電気・ガス・水道の使い方を見直す

毎日使う光熱費の見直しも大切であり、自由気ままに使っていると請求金額に驚くことになるだろう。おすすめの節約方法は以下のとおりである。

  • エアコンの設定温度を調整する
  • 洗濯はまとめて行う
  • 水は出しっぱなしにしない
  • 冷蔵庫を開ける回数を少なくする
  • 電力会社とガス会社を変更する

光熱費の節約は年間にすると大きな節約になる。日頃の行動も大切だが、比較的楽に節約できるのは電気やガスの基本料金を見直すことだ。スマホで簡単に電力会社を比較検討できるので、低料金の会社があるかどうかぜひ探してみてほしい。

ただし、賃貸では大家さんが電力会社を指定していて自由に変更できない場合もある。変更前に、事前に大家さんや不動産会社に問い合わせておくと安心だ。

生活費を節約するコツ⑤:キャリアのスマホを格安SIMに乗り換える

毎月かかる通信費も、格安SIMに乗り換えれば簡単に節約できる。大手の携帯会社の利用料金は6,000〜10,000円ほどかかるが、格安SIMでは2,000円を下回るプランもある。毎月2人で1万円円近く、年間で10万円近く節約することも可能だ。ぜひ検討しよう。

同棲カップルが生活費で揉めないために!押さえておきたい3つのポイント

仲良しなカップル
同棲を始めようと思っているのであれば、同棲してから揉めないように以下の3つのポイントに注意してほしい。

①お互いの交際費を把握する

お互いの金銭感覚を把握することが、生活費で揉めないための第一歩。交際費を優先させる人、ファッションにお金をかける人、貯金が趣味という人というようにお金の使い道や金銭感覚は人によってそれぞれだからだ。

②生活費の支払いルールを決める

生活費の支払いルールを決めておくのも重要だ。片方がすべての生活費を支払うのは、不公平感が生じてトラブルになりやすいため避けた方が無難だろう。

前述した通り、たとえば水道光熱費は彼の口座から引き落とす、食材や日用品は彼女が買うなど、お互いが納得するルールを同棲前に話し合っておくのがよいだろう。

同棲前にしっかりと話し合う

実際に同棲を開始してみると、事前に考えていたイメージとは違うというのはよくある話だ。お金の話をするのは気が引けるという人も多いと思うが、同棲前に話し合っているか否かでお金で揉める頻度が変わってくる。

お互いを思いやりながら、将来のためにもしっかりと話し合うことをおすすめする。

同棲カップルの間取りは、2DKと1LDKどっちがいい?

お互いのプライベートな時間がほしい、出勤・帰宅時間などにズレがある場合は、2DKなどの居室が2部屋あるタイプの間取りがおすすめだ。

それぞれの持ち物が多い場合、1LDKでは収納スペースが足りず揉めてしまう可能性がある。

1LDKは寝室や食事をするのも同じ場所になるため、お互いの仲をさらに深めたい、一緒の時間を大切にしたいカップルに適している。リビングダイニングがあるため、お互いの友達を呼んでホームパーティーもしやすい。

同棲カップルが賃貸物件を契約するときの注意点

通常、2人以上で暮らす物件を借りるとき、契約者は代表者1人のみだが、同棲の場合は2人連名での契約が必要となる場合がある。貸主側としては、同棲するカップルが破局して家賃を支払ってもらえないというトラブルを危惧しており、それを避けるためのルールともいわれている。

なお、2人とも契約者となる場合、連帯保証人も2人必要になる場合があるので注意が必要だ。

また、もともとどちらかが住んでいた家で同棲することになった場合も要注意。最初の入居時に提示される賃貸借契約書には「入居する人数」が記載されている。この人数を変更することになるため、必ず大家さんや管理会社に連絡し「許可」を得よう。

勝手に同居を始めてしまうと、最悪の場合は契約違反で退去を余儀なくされることもある。

同棲カップルの生活費を把握して、無理なく楽しい生活を送ろう!

同棲の際、どこかのタイミングで悩むのが生活費の問題だろう。金銭的トラブルで同棲解消になってしまうカップルは少なくない。

毎月の生活費を把握し、お互いの支出管理ができれば無理なく楽しい生活が送れる。生活費について話すことは、将来のビジョンを見直すきっかけにもなるためぜひ一度試してほしい。

▽同棲についてのリアルなアンケート記事はこちら!
【同棲経験者400人に聞いた!】家賃、間取り、広さは? 二人暮らしの部屋探し、みんなの選択大公開

(ミノシマタカコ+ノオト)

2022年3月加筆=CHINTAI情報局編集部

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